こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。


もし、あなたが、いつものようにやっているのに、おかしいなあと思ったとしたら、…

もし、いつもと同じようにやっているのに、できないんだよなあ…

それは、…


実は、昨日いつものように、買い物に行ったのです。近所のデパートに。


しかし、帰って来たのは、いつもより2時間遅れでした。


それは、なぜか?



昨日は、ちょうどクリスマスイブ。

ケーキを買う人、プレゼントを買う人、人、人、人、そんな中を買い物に行ってしまったのです。


もし、あなたが、いつものようにやっているのに、今日は、できない…


それは、成長するチャンス。

神様がくれたギフト。


そう思っては、どうですか?


なぜか?


目の前の敵が強くなったからです。


それをクリアするためには、新たな知識、または、スキルが必要になります。


では、知識やスキルとは、どうすれば見つけられるでしょうか?


それは、目の前の敵をよく見ることです。


そこに、ヒントは、隠れています。



では、ここから、具体的な問題を解きながら、考えることにしましょう。



(問) 3と4/7 - 1と6/7の計算のしかたを考えましょう。


(登場人物)
つばさ君、ゆいさん


(見通し)
つばさ:「帯分数 - 帯分数は、楽勝だよね。

整数部分と分数部分に分けてやればいいんだからね。

3-1=2

これは、楽勝」


しかし、


つばさ:「あれ、4/7 - 6/7 できないぞ」


4/7 < 6/7

小さい分数から、大きい分数は引けないからです。



では、どうするか?



ゆい「今日の分数は、帯分数。

真分数の前の整数を使わないとダメだよ」


つばさ:「そうか!」


ヒントは、真分数の前の整数にあったようです。



つばさ:「帯分数を仮分数に直してみるよ」


ゆい:「『3 = 2 + 1 』と考えてみるよ」



では、くわしくみていくことにしましょう。



つばさの考え〈帯分数を仮分数に直す〉

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ゆいの考え〈3から1繰り下げる〉

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つばさ:「ねえ、ゆいさんに質問していい?」


ゆい:「どうぞ、何でもOK!」


つばさ:「3と4/7が どうして2と11/7 になったわけ?


ゆい:「実は、1= 7/7 と考えたの。だから、4 + 7 = 11 になったの」


つばさ:「そうか! ありがとう」



ゼロ先生:「では、どちらが『はかせ』かな?」



つばさ:「ゆいさんのほうがはやくできるよ。なぜかというと、2 段でできているからだよ。

つばさ君は、仮分数から帯分数に直すのに、一手間かかっているからね」



(まとめ)
繰り下がりのある帯分数同士の引き算は、整数部分から1繰り下げて計算する。



これで、算数タイムは、終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。