こんにちは 

算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。

いつもお読み頂きありがとうございます。


もし、あなたが、なんとなく分かるけど、しっくりこないと思っているなら、…


もし、あなたが、なんとなく分かるけど、イメージできないと思っているなら、…


もし、あなたが、なんとなく分かるけど、うまく説明できないと思っているなら、…


〇〇〇〇を使うと、イメージできて、説明しやすいんです。


それを使うのをすっかり忘れていました。


早速問題を解いていきましょう。


(問) 時速75kmで走っている電車があります。この電車に8分間乗ると、何km進むでしょう。


昨日は、時速75kmの意味から、
8分間に何km進むのか求めました。

すると、
読者から、分かるけど、見えないというメールを頂きましたので、
可視化することにしました。

どうするかというと、
いつも読んでくださる読者の方ならわかりますよね。
そう、あなたの思ってるものです

それは、…
〇〇〇〇です。


もったいぶらないで、

そう、数直線図を使います。

登場人物
しょうた君、ゆいさん

しょうた:「今日は、数直線図を使うんだって」

ゆい:「私に説明させてよ」

しょうた:「いいよ。ゆいさんどうぞ」

ゆい:「やったー」

〈 数直線図をつかう 〉

(問) 時速75kmで走っている電車があります。この電車に8分間乗ると、何km進むでしょう。


ゆい:「時速は、1時間に75km進む速さ。
これでは、8分間 に進む道のりは、求められない」
だから、時速を直します」

しょうた:「時速を何に直すの?」

ゆい:「うっかりしてました。分速に直します」

しょうた:「数直線図の説明をお願いします」

ゆい:「では、数直線図1をご覧ください。
下の数直線には、時間を書きます。単位は、分です」

しょうた:「なかなか上手な説明ですね」

ゆい:「次に、上の数直線には、道のり、単位はkmを書きます」

しょうた:「書き方の説明がうまいね」

数直線図1

{B6AFF026-CE89-4A35-B1D5-5954AB821E1F}


ゆい:「それから、矢印を書きます」

しょうた:「なるほど、上も下も両方とも、60でわるんだ」

ゆい:「1分あたりの道のりなので、60でわります。
つまり、割り算を使います」


しょうた:「60 分 → 1 分  。つまり、1分あたりの道のりを求るんだ」

るい:「だから、式は、

□ = 75km ÷ 60分
= 1.25km 

分速、つまり、1分あたり1.25km進むとなります」

しょうた:「今回は、数直線図を2回使うんだね」

るい:「その通り。一つの数直線図にまとめてもよかったのですが、
みんなにわかりやすく説明するために、2つにしました」

しょうた:「2つ目の説明お願いします」

るい:「1分間あたりの 道のりが求められたので、後は、楽勝です」



数直線図2

{A8742167-DB98-4BCD-B7C3-1D8E5075A725}


るい:「1分間に1.25km進む。

よって、8分間乗っているから、8倍。

式は、  1.25 × 8 = 10 

そして、答えは、10kmとなります」


答え  10km


しょうた:「数直線図があったおかげで、よーくわかりました。るいさん、ありがとう」

るい:「説明が、うまくいったので、少し自信がつきました」


《ワンポイントアドバイス》
⑴  単位のちがう道のりの求め方は、
単位をそろえて計算する。
つまり、
時間が分のときは、分速に直す。

⑵ また、数直線図で、可視化すると、相手に伝わりやすい。


これで、今日の算数タイムは終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。