つばさ君が、算数で、比べる問題を勉強しています。

自分の住んでいる岐阜県とおばあちゃんの住んでいる長野県の「混み具合」を調べることになりました。

あなたは、つばさ君の勉強に付き合って頂けますか?

つばさ:「混み具合を調べるんだけど、どうしよう?」

あなたなら、どちらを選びますか?


⑴ 面積あたりの人口
⑵ 人口あたりの面積


どちらの方がいいのかな?


つばさ:「そろえるのは、わかるけれど、2つあってわかりにくいよ」

あおい:「そうだね。混み具合を調べているので、
『人数の多い方が混んでいる』

という方が「混んでいる」と言いやすいね」


(問) 岐阜県と長野県の人口と面積は、次のようになっています。
岐阜県と長野県の混み具合を比べましょう。


岐阜県と長野県の人口と面積の表
{AF4E42DD-D926-4D5D-9022-27AD5C237E61}

簡単に言うと、
岐阜県と長野県、どちらが混んでいるの?


ゼロ先生:「見通しを立ててみましょう」


あおい:「そろっていることはあるかな?」
つばさ:「人口も面積もちがうよ。
どうしよう?」

ゼロ先生:「どうしたらいいんだろう?」

thinking time



つばさ:「どのようにそろえればいいの?」
 

あおい:「1㎢あたりの人口でそろえる
つまり、
1㎢あたりにどれ位の人がいるか計算すればいいんだよ」

つばさ:「なるほど、そう考えればいいのか。納得」


〈 1㎢あたりの人口 〉
計算方法は?

人口 ÷ 面積

[ 岐阜県 ]
2,060,000 人 ÷ 10,600 ㎢ = 194.3人

[ 長野県 ]
2,130,000 人 ÷ 13,600 = 156.6 人

岐阜県は194.3人、長野県は156.6人
だから、
 岐阜県の方が混んでいる

答え 岐阜県の方が混んでいる


あおい:「1㎢あたりの人口には、別の呼び方があるらしいよ」

つばさ:「どんな呼び方なの?」
あおい:「それは、人口密度。
つまり、混み具合は、人口密度を調べればいい」

ゼロ先生:「まとめるね」


(まとめ)
人口の混み具合は、
人口 ÷ 面積 を計算して
1㎢あたりの人口 = 人口密度を
求めます。

つばさ:「お付き合い頂いたあなたに、感謝します。ありがとうございます。これで、おばあちゃんに、勉強の成果を報告できます」


今日の算数タイムはこれで終わりです。
次回をお楽しみにしてください。