ちゃんとした(解説込みの)デッキ紹介は半年ぶりになりますね

本日も作品はペルソナ
…まぁ私のメイン作品なんでね

デッキ構築での軸となるのは
P4ブースターパック発売記念大会辺りでのPRカードである
「聖夜のマーガレット&エリザベス」

ペルソナ作品最初の登場回復持ちLV3キャラなので
昔からペルソナを使っている人には思い出深いのではないでしょうか

…まぁ当時はそれこそ【ジュネス】やら【和服扇子】やらで
PRな事も含めて特別話題に上がるカードではありませんでしたが

ではレシピをどうぞ

聖夜の姉妹
ネオスタンダード
青緑タッチ赤
ペルソナ3&ペルソナ4
LV0 Character:20枚(色比率:緑10-赤6-青4)
4* 浴衣の千枝P4/BT-C
4* 新たな仲間 りせP4A/EX-R
2* 「全身凶器の心なき天使」アイギスP4U/EX-R
4* 荒垣 真次郎P3/BT-U
2* 仲間との約束 雪子P4U/EX-R
4* 「色欲の猛獣」クマP4U/EX-C
LV1 Character:6枚(色比率:青6)
4* 永い旅路の途中 エリザベスP4U/EX-C
2* “無限の可能性”主人公P3/PR
LV2 Character:3枚(色比率:緑1-赤2)
1* 女子高生アイドル りせP4A/TD.EX-C
2* ひどすぎる完二ちゃんP4/BT-C
LV2 Event:5枚(色比率:青5)
2* ジャックブラザーズP3/BT-U
2* すべての人の魂の詩P4/TD.BT-U
1* クマ登場!P4/BT-C
LV3 Character:8枚(色比率:緑4-青4)
4* 揺れる気持ち りせP4A/EX-R
4* 聖夜のマーガレット&エリザベスP4/PR
Climax:8枚(色比率:赤4-青4)
4* ニュクス・アバター(扉)P3/BT-CC
4* 最強なる者(本)P3/BT-CR
※「ニュクス・アバター」は他の扉CXでも代用可能

ガチめに組みつつ遊び要素がありますので
その点の改良は最後にでも

前述した「特別話題に上がらなかった」というのは
P4ブースター発売当時の配布でありながら
その連動CXがP3ブースター収録のもの
というのもある意味で理由の1つ


コンセプトは
「聖夜のマーガレット&エリザベス」(以降「聖夜の姉妹」)の
CX連動能力を使用した後に増やした手札で何をするか
という点

まず思いつくのは
通常のキャラ回収では握れないイベントを使っていく
というものですが
それだけではツマラナイので他に手札を要求するものを選出

結果選出されたのが信頼と安心の「揺れる気持ちりせ」の踏み倒しセット

「聖夜の姉妹」と色一致で被ダメージを抑制できるカウンターイベント
「ジャックブラザーズ」と相性も良く
仮に「ジャック」使用でストックを掃き切ってしまっても
回復が可能という利点がある

肝はいかに1週目で圧縮を図れるか

1週目での圧縮のかかり方で
集中のヒット率に大きく関わる

確定回収を今回積んでいないので
集中のヒット率で動きが大きく変わり
圧縮が決まれば低コスト高回転長耐久コース
逆に集中がヒットしなければ手札ストックもろもろの資源枯渇から
ダメージ素通りコースとなってしまう

良くも悪くも1週目に7割8割かかっている
…LV1帯に上がるまでに集中1枚握れて無いと
余程キャンセルが強くない限りはダメダコリャコース行き……


では一部個別でのカード紹介

まずは「“無限の可能性”主人公」

“無限の可能性”主人公
レベル:1コスト:1ソウル:1トリガー:0
パワー:7000特徴:《魔法》《武器》
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のスタンドしているキャラを2枚選び、レストする。
【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く]

ペルソナプールでは最新のPR

このレシピでの遊び要素の1つ

登場時デメリット持ちで
自身含め2枚レストしなければならない

自身の登場ターンに自身がアタックに参加し
且つ3アタックする為には5枚展開できてないといけない

ただ単に出すだけでいいのであれば盤面0の状態で最初に出し
「できる事をする」のルールにのっとり自身だけレスト状態に
…とする事で4枚展開で済むが
大抵LV0帯で集中が1枚出していたりするので上記の行動は稀

アタック枚数を抑えるのであれば話は別だが
5枚展開を強要する手札アンコール持ちと
真面目に考えれば噛み合わないメリットとデメリットで噛み合わないカード

構築上のフォローとして後列時身代わりとなる
「「色欲の猛獣」クマ」を採用しており
盤面に出ているアンコールコストと扱える

アンコールコストの件と同様に
同LV帯の「永い旅路の途中エリザベス」とも噛み合いは悪いのだが
パワーは下がるだけでアンコールはできるので
出したターンは辛くとも
その後(おそらく)は順調に手札は溜まっていくだろう

採用CXも全てトリガーする事で手札純増し
集中も純増ものなので
「登場させるその瞬間だけ色々と噛み合わない」だけで
「あふれる手札をアンコールに回せる」という点で
出してしまえば両立でき足りないパワーラインをカバーできるカードとなる


次は1枚投入しているイベントのこれ

クマ登場!
レベル:2コスト:2トリガー:0
あなたは自分のキャラを3枚選びレストする。3枚レストしたならば、あなたは3枚まで引く。

このデッキ最大の遊び要素

3レストしないと3枚ドローできないという使い辛いもので
3レスト=後列2枠ではまかなえないという事

つまりはドローしたカードも含めた手札で
3アタックする為にレストした内の1枚を圧殺登場させる必要がある
という事

結局のところこのカードの使用分+新規登場させる分の2枚消費なので
純増1枚と他のレスト能力(主に集中)を諦めてまで
使う必要があるかと聞かれれば本来無いわけで……

今回採用している理由は
「プレイ上必然的に圧殺(のようなもの)を行う為
1枚無駄に圧殺しなければならないデメリットを誤魔化せる」から

直接的に言えば3レストの内の1枚を「新たな仲間りせ」にし
「揺れる気持ちりせ」の踏み倒し登場で誤魔化すという事

無論これをやりたいが為に入れた遊び要素なので
カードの表記レベル(つまりはLV2帯)で使う事はまず無い

キャラ展開に余裕がないと使えないのも確かだが
新規3枚が手札に来るのでドローに賭けて動くのも最悪は有り
…まぁそれやってドロー3枚中2枚CXって乙った事もありますが


さて次はプレイングの話(主に「揺れる気持ちりせ」関連)

前述「クマ登場!」でも話したように
踏み倒し登場前に撃って手札を稼ぐ動きも該当するのだが
既に書いたのでここでは割合

踏み倒し登場なのだが
登場コストの肩代わりとして舞台から控え室へと
「新たな仲間りせ」(以降「LV0りせ」)を送るという解決なので
別に「LV0りせ」のいる(いた)枠に
「揺れる気持ちりせ」(以降「LV3りせ」)を出す必要は無い

…つまりは「LV0りせ」はコスト代用にされた場合でも
アンコール(「クマ」による身代わり)ができるという事

勿論同じ枠に出してしまうとアンコール(身代わり)した場合
「LV3りせ」の上に登場する事になるわけだが
違う枠に「LV3りせ」を出しておけば
2枚目の「LV3りせ」の踏み倒しコストにできるという事

「「色欲の猛獣」クマ」が「LV0りせ」の代用になれる状況がある
という事です

極端な(動きがややこしい)例として
・舞台に「LV0りせ」を含む「クマ登場!」コスト用3キャラがいる
・手札に「LV3りせ」1枚と「クマ登場!」がある
という状況で「登場!」を使用し
・「LV3りせ」と「色欲クマ」が引けた
場合
・前列に「LV0りせ」を配置し後列に「色欲クマ」を登場
・「LV0りせ」とは違う枠に「LV3りせ」を踏み倒し登場
・代用コストにされた「LV0りせ」を「色欲クマ」で身代わり
・2枚目の「LV3りせ」を踏み倒し登場
という動きができるわけです

これは「LV0りせ」「LV3りせ」「クマ登場!」の動きをした結果
ストック消費無く更に1点回復できた
という極端な例であって
「LV0りせ」1枚
「LV3りせ」2枚
「色欲クマ」1枚
という手札状況であってもノーコスト2点回復ができるよ
というお話

このデッキでは「色欲クマ」以外での使い回し法は無いが
「辰姫神社のキツネ」や「青ひげファーマシー」等でも
こういった動きは可能

特に「キツネ」に関しては手札のキャラ全てが
「LV0りせ」の代用になるようなもので
「キツネ」のアンコール付与条件となるストック数と
「LV3りせ」の自己強化条件のストック数が同じなので
踏み倒しセットがどちらも《メガネ》を持っていない事を除けば
色も一致しており噛み合いは良い方


という事で今回のデッキ解説は以上

「無限の可能性」や「クマ登場」を抜き
扉CXを「コノハナサクヤ発動」にし「自称特別捜査隊雪子」を採用する等で
よりガチなデッキに変えれるだろう

最もその場合はあちらの【テンプレペルソナ】の
「シャドウラビリス」を「聖夜の姉妹」に差し替えただけのものに
近づいてしまうわけだが……(それだけ汎用カードって無いんですよ)