私のしくじりエピソード

 

 

 

 

 

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ボクはADHDという
発達障害の特性を持ち、



 

 

お仕事での失敗エピソードは
両手の指では到底足りません。




特に




「製造業」「医療」




関係のお仕事には
絶対に就かないと決めています。





なぜか?





「触れたもの全て
壊してしまうから。」




もちろん、意図して
壊してるわけではありません。




むしろ、誰よりも
気を付けてる「つもり」です。

 

 

 

信じられないかもしれませんが、
当時のボクは職場の同僚や上司から





「破壊神」




の異名で恐れられ、




「重要な商品や納期の近いものに
アイツを近づかせるな!」





と言うお触れが出てたほどです。


 

 

何故かボクが触ったり、
担当した機械類などは、




ほぼ高確率で故障・トラブルが頻発し、
その度に製造ラインを混乱させたり




莫大な損害を与えたりなど
枚挙にいとまがありません。




いつだったか、ボクが余りにも
ミスやトラブルを引き起こしたため、




ブチ切れた社長に





「かかってこい!」



と、決闘を申し込まれた
珍事もあります。




「生き残るのは我が社か
お前か勝負じゃ!」





って、
意味わかりません(笑)。




何の因果でボクは社長と
社の命運を掛けて
生き死にの勝負をせにゃ
ならんのですか(*_*;。




万が一ボクが勝ってしまったら
会社をどうするつもりだったんだろ?。




ですが余りにも、

 




「こんなミス
幼稚園児だってやらないだろう?。」





と思えるようなミスを
何度も繰り返したため、




「我が社を陥れるために
送り込まれた産業スパイではないか?。」





とでも思われたのかもしれません。




まぁ、そうだとしても、
ライバル企業だって、




もう少し賢そうな人を
送り込みそうなものですが・・・(笑)、

 




そんなわけでボクは
他人様のお仕事には




手を出さない、関わらない




と心に決め、就職ではなく
起業という道を選択したわけですが、




そんなある職場で
勤め先の社長の車を
洗車したときの出来事。




そこの職場では月ごとに
当番で社長のベンツを
洗車することを決められており、




ボクにその当番が
回ってきた時のことでした。




洗車と言っても、近所のセルフ洗車場の
自動洗車機に入れるだけのことなんですが、




ボクのポンコツ振りは既に
社内の評判となっており、




しかも社長のベンツは
納車までにかなり時間が掛かり、




社長自身も大事に大事に乗ってる
最高級ベンツです。




「こんなヤツに社長の大事なベンツを
預けて大丈夫だろうか?。」




と先輩は物凄く心配で
別の人と交代させようと考えたらしいのですが、




その頃、当時の会社は繫忙期を迎え
猫の手も借りたい状態。




そのため、大した仕事を与えられていない
ボクに洗車を任せられたわけですが、




先輩の判断は甘かった・・・、




先輩は





「神の力を侮っていたのです。」




先輩は、




「洗車機に入れるだけなのだから
誰だって出来るだろう」




と判断し、ボクに社長の
大事な大事なベンツを託したわけですが、




先輩はもっと「神の力」を
恐れるべきだったのです。




その神の力は洗車機に入れてわずが1分で
発揮されることになります。





気が付くと後ろから




バキバキバキバキ!



 

 

と、轟音が聞こえてくるでは
ありませんか!。





慌てて緊急停止ボタンを押すも、
時すでに遅し、




社長の最高級クラスのSLベンツは
ドアミラーが無残にへし折れ、




リアワイパーはいずこへ
フライアウェイしてました(笑)。





ボクは何が起きたのか現実を
受け入れられないまま
ただ茫然とするしかありません。

(※社長のベンツが洗車機で
無残に破壊される姿を
茫然と見つめる著者。)




 

実は外車って国産車と比べて
少し厄介で、洗車機に入れるときは




ドアミラーとリアワイパーに
ブラシが当たらないように、
手動で避けるようにしなければならず、




当時のボクは一応
気を付けていたつもりだったんですが、

 




当時洗車場に掛かっていた




「小柳ゆきの『愛情』」




に気を取られており、




洗車場はボク一人だったので、
ベンツそっちのけで
ノリノリで大熱唱していたんです。



 


「こ~わ~れ~そ~な~
あ~す~に~むか~い~♪」

 



 

「なんて曲が掛かってたから
本当に壊れちゃったじゃないか!
どうしてくれるんだ!。」





などと、おおよそ
幼稚園児でも言わないような
言いがかりを曲に付け始めたボク。




こんなことでリスナーに恨まれたら

小柳ゆきはたまったもんじゃありません(笑)。




ボクはもう世界が
真っ白になりました。



 

社長がこのベンツを

とても大事にしていたことは
知っていましたし、




何より社長は
メチャクチャ怖いんです。





社長は身体がゴツイ上に、
まるでVシネマから
そのまま出てきたような




本職のヤーさんも
びっくりの風体なため、




絶対に粗相があってはいけないと
メチャクチャ気を付けていたつもりです。




なのに、なのに、
ボクの目の前には




ぶっ壊れたベンツと言う
否定しようのない現実が。





「し~んじ~あ~う
キ~セ~キを~♪。」





茫然自失のボクをよそに
小柳ゆきは歌い続けます。




信じることで奇跡が起きて
目の前のベンツが直るなら
いくらでも信じて祈りますが、




「今のボクに信じられるのは
コンクリ詰めの未来だけです。」





まぁ、結果的にコンクリ詰めの
未来を避けるという奇跡は起こしましたが、




死ぬほど怒られたあげく
解雇という結末となりました。

 

 


こうして頑丈で世界に名を馳せた
天下のベンツも

 


 


ボクの手に掛かれば
赤子の手を捻るも同然、





いとも簡単に破壊されてしまう
と言うことが証明されてしまったこの日。






ボクは絶対に




「他人の車と金と命」




を預かる職には絶対に絶対に




絶ーーーーー対に!



 

 

就かないように心に決めた
そんな日の思い出でした。


 

 

 

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