「どうしても集団の中で働くというスタイルが自分に合わない」



そんな思いから「就職しないで生きる」というスタイルを探求し続けて今まできました。




でもふとしたとき、「OOさんは今度課長に昇進したんですってよ~」とか




「OOさんは一戸建てを両親に購入したんですって~」なんて自分と同世代の人たちが活躍してる話を耳にすると「はぁ~、未だに何一つ成し遂げてない自分は無価値だなぁ~」とか「やっぱり就職しないで生きるなんて考え方現実的じゃないのかな~?」って思うときがあるんです。





でも、そんなときの筆者は決まってFXで損失を出したときとか、とにかく気持ちが腐ってるときなんです。



そんなとき、一本の映画に出会いました。




そのタイトルが「チ・ン・ピ・ラ」



一応「ヤクザ映画」って分類に入ってるんですが、暴力シーンとかが全く無く、どちらかと言うと

「ヒューマンドラマ」のジャンルと思っていいと思います。




ストーリーは柴田恭兵、ジョニー大倉演じる主人公2人は大手ヤクザ組織に面倒を見てもらいながら競馬の「ノミ屋」や恐喝でその日暮らしの生計を立てながらも、「何者にも縛られない」という自由を謳歌するシーンが描かれています。




物語中盤で大物ヤクザから「お前たちもいい歳だから正式な組員になっておちつけよ」って言葉に主人公は迷います。



「そうだよな・・・いつまでもフラフラしてられないよな」ってなるんですけど、この時の柴田恭兵演じるもう一人の主人公のセリフに筆者はとっても感銘を受けたんです。





「プロのチンピラじゃだめなのかな・・・・・?」







正式な組員でもないし、カタギでもないいわゆる「チンピラ」という存在。でも、そんな黒でも白でもない”グレーな存在”だからこそ他人や偏った思想に捕らわれない自由な立場でいられるってことが表現されてるんです。




筆者も今まで黒か白かどちらかに属して「肩書」を得ないと幸せになれないって思って一生懸命「どちらかの色に染まろう」と努力してきました。それが「何とかして定型に近づこうと発達障害の特性を改善する」だったんです。






でも、どっちの色も私にはしっくりきませんでした。「どちらかの色に染まる」ことは生きやすさに繋がらなかったんです。




何かの肩書に縛られる生き方じゃなくてもいい、自分が楽しく生きれるんだったら黒なのか?白なのか?はっきりしない”グレーな存在”を選択したっていいんです。





”何色なのかはっきりしないグレーな存在でいい”




”プロのニート”を目指してもいい!




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