友人にあるアーティストの熱狂的追っかけをやってる人がいます。
その友人は必ずと言っていいほどそのアーティストのライブには参加しています。しかし、そのアーティストは人気があり、なかなかチケットを手にするのが困難でして、友人も何度か入手できず悔し涙を流すこともありました。
でも、そこから友人はブログやSNSを駆使して必ずチケットを入手する方法を試行錯誤の末に編み出し、今では必ず最前席を確保できるまでになっていました。
で、そのやり方に感心した周囲の人たちに口コミで広がり、そのアーティストのライブに参加したい人たちはその友人に必ず相談を持ち掛けるようになり、今では様々なアーティストのチケットを確保するためのやり方を教えるサービスを仕事としてやり始めたのです。
起業して2年立つみたいですが、そこそこ繁盛してるみたいです。
ホントすごいですね!今の時代ってどんなことでも仕事として成り立たせることができるようになってるんですね。
友人はそのアーティストのライブに参加することが何より好きだし、幸せを感じていました。
つまり、
アーティストのライブに参加(好き、幸せ)=必ずチケットを入手するための手段(得意)
を発見することができたんです。それまで筆者と一緒に「オレたちってなんにも取り柄ってね~よな~」ってくすぶってた友人がその「得意」を見つけて今やいち経営者です。そう、ただ自分が好きなことをやってただけ。それが今や仕事として成り立ってるんです。
天職ってこんなとこから生まれていくんじゃないかな~って思います。これがなかなか見つからない人って”他人から評価を得られるものか?””結果を出せそうか?”で探そうとするから見つからないんじゃないかな?
好きなことが分からない人でも「こんなことしてるのが一番幸せ」って状態があると思います。
「ソファで雑魚寝しながらDVDを見てるのが幸せ」とか、
「ドライブしてる瞬間が幸せ」とか、
「好きなあの人と一緒にいることが幸せ」など、一見「何の役に立つかわからない」ことでも、
意外と自分の得意が転がってるかもしれないんです。
もっとストレートに言うと今幸せを感じれてることに”得意”が眠ってるんです。
他人の評価や結果が出そうかどうかで考えても得意って中々見つかりません。だったらそんなの捨てて”やってて幸せかどうか”で判断してもいいんじゃないでしょうか?