「人は顔じゃなくて中身よ」



「顔やお金があったって中身が伴わなきゃダメよ」



よく聞くセリフじゃありませんか?



まぁ、やっぱり人に好かれるんだったら人間中身を評価してもらえたら嬉しいですよね。



でも人の「中身」ってそんな簡単に判断できるものなのか?筆者は少々疑問に思ってます。




「あの人は人当たりがいい」


「あの人は何でもテキパキこなせる」



「付き合ってみたらとても優しかった」




だからこの人は中身がいい”ハズだ”。



この「~の”はず」で中身を全て把握することなんて不可能なんじゃないかって筆者は思うんです。




付き合った当初はとても優しくて、しばらくしたら豹変してとんでもないDV男だった、グダグダな奴だったってのはよく聞く話じゃないですか?



人の中身ってもっともっと複雑でもっと奥が深くて正直なとこ自分でも100%把握しきれてない”宇宙空間のようなものだと思うんですよ。



なので一般常識の”~のハズ”なんかでとっても図り知れるものじゃないと思うんです。




今現在世界各国でバンバン宇宙事業に乗り出して、それでもまだ全宇宙の2~3%しか把握できてないって聞きます。



もし、人の”心”って言われてるものがこの宇宙と同じくらいの規模だとしたら「ちょっと」付き合ってみたくらいじゃ全てを把握できるものじゃないってことも納得いきますよね。




だから「集団行動が苦手」だからといって”身勝手な人”とは限らない。



だから「就職出来ない」からって何も”出来ない人”とは限らない。



だから「人付き合いが苦手」だからって”冷たい人”とは限らない。



ADHDだから・・・・、アスペルガーだから・・・・、LDだから・・・・・って型に嵌めて語れるほど「あなたという人間は軽くないし、薄くないし、浅くないんです。」



一般常識なんかじゃ”あなた”という人間は図れないんです。ADHDやアスペルガーっていう”誰かが定めたラベル”なんかじゃ”あなたの出来る”はわからないんです。



1人1人の潜在能力なんてそれぞれ違うんだから「私はADHDだから・・・」「私はアスペルガーだから・・・」ですることを決めるんじゃなく「私は~したい」「私は~してもいい」「私は~出来てもいい」って”私基準”で決めたっていいんです。