今筆者が時間や精神的に余裕をもって暮らせているのは「会社勤めしない」って決断できた自分自身の覚悟もありますが、もう一つの要因は「両親のおかげ」でもあります。
筆者の両親は二人ともバリバリの勤め人でして筆者も小さい頃から「安定した職に就きなさい」 「一度就いた職は石にしがみつてもやり通しなさい」って教えられて育ちました。
そしていざ社会に出る時がきて何度も何度も自身の持つ特性の前に挫折することになってしまいました。
そのたびに両親が「次こそはうまくいく」 「気をしっかり持って」なんて励ましてくれましたが
励まされたくらいじゃ「発達障害の壁」はどうにもならなかったんです。
そして「もう会社勤めしない」って決断したときは両親はもう落胆を隠せないでいました。
「この子はとうとう社会の落伍者になってなってしまったか・・・・・」
きっとこんな風に思ってたでしょうね。
しかし、無職となってしまった筆者はその後も各セミナーや独立の準備でむしろ会社勤めしてたときより精力的に動いてたし、何より生き生きと日々を過ごせたので逆に安心させれたのかもしれません。
そんなある日、両親は自分の退職金から筆者に「開業資金」を貸してくれたのです。
確かに敗残兵のように会社から帰ってくる筆者を見続けて不憫に感じたのかもしれません。
しかし、あんなに「お願いだからどこかに就職して」って接に願ってた両親が私の”「就職しない」”って生き方を認めてくれたのです。
ホントに突然のことでビックリしました。それと同時に涙が溢れて止まらなくなり、「ありがとう・・・・ありがとう・・・・」って感謝を述べるのがやっとでした。
筆者より先に”両親が腹をくくってたのです。
「この子はこの先ずっと就職できなくていい」
「この子はこの先ずっと一人でいい」
「だってこの子は勝手に幸せになるから」
どれだけ覚悟が必要だったでしょうね、ホントに感謝しきれません。
以前の記事で”自分らしく生きる覚悟を決めたとき理解者は現れる"って書いたけど筆者が腹くくって「自分のしたい」に従って動いたらまず両親が”味方”になってくれたのです。
出来すぎてるように思えるでしょうが、ホントにこんな風に”奇跡”って起きるんです。