「発達障害者はどんどん独立しよう」とか「我々には健常者にない魅力を持っている」など景気のいいこと並べてる当ブログですが、
独立ってめっちゃ勇気がいるんです。
なんせ今まで慣れ親しんだとっても居心地いいところから飛び出す必要があるからです。
もっと言うと”一度飛び込んでしまえば後はどうにでもなるんです。”
でも「その勇気」がなかなか持てないんです。
独立するには予備知識と先々を見越して戦略を立てる必要があるからと言って「もっと勉強してからでないと」 「もっと軍資金を蓄えてからでないと」 「今の仕事の目途が立たないと」なんてやってると
いつまで立っても今いる世界で足踏みしたまま、
"ノウハウコレクターで一生を終えてしまうんです”。"
「じゃあ、どうやったらその”勇気”とやらをもてるんだよ?」って言われたら、
"やってみなくちゃわからないってしか言えません。”
つまり、飛び込んでみなければ”飛び込んだ先の未来はわからない”ってことです。
確かに我々発達障害当事者は自身の努力ではどうにもならない「理不尽さ」をたくさん味わってきました。
一言では言い表せないような「壮絶な悔しさ」を味わった方もいることでしょう。
まるで”牢獄”に収監されたかのような八方塞がりな環境から「抜け出したい!」って皆一度は思ったはずです。
じゃあもし、その牢獄をいつでも抜け出せたら?
実はその牢獄の扉には鍵が掛かってなかったとしたら・・・・?
「いつでもこんなとこ出てってやるさ!」って息巻いて出ていきますか?
確かにその牢獄はあなたに理不尽な暮らしを強いてきました。
しかし同時に「あなたを守ってきた居場所」でもあるのです。
その牢獄はあなたを雨風から守ってきました。
その牢獄はあなたに三食喰わせてくれました。
しかもあなたは看守や同じ受刑者から「外の世界は暗くて寒くてとっても怖い世界だ」って教えこまれてあなたもそれを信じて生きてきました。
それでもあなたは「暗くて寒くてひもじくて怖い未知の世界」に飛び込めますか?
牢獄の扉はいつでも開いてます、後はあなたが自身の意思で出ていくか居残るかどうかです。
筆者はこのブログを通じてあなたの背中を後押しすることは出来ても最終的にその扉から出る判断を下すのは
あなた自身です。
机の上の勉強には限界があります。飛び込まなければわからないこともあるんです。
ずいぶん怖いこと書きましたけど「ダメだったらまた戻ってもいいんですよ。」
何度も言いましたけど扉はいつでも開いてるんです。ダメだったら戻ってきていいんです。
独立って片道燃料だけで飛び立つ”特攻隊”じゃないんです。
飛び込んだ先は「地獄」か「桃源郷」か、それは飛び込んでみないとわかりません。
しかし、思い切って飛び込んでみたら「新しい世界」「今まで信じられなかった新たな常識」を体験することができるんです。