盗難防止のインクタグ
ちょっと前の話。夜、閉店間際のスーパーで買った靴に盗難防止のインクタグがついていた。
無理にはずそうとすると、染料が飛び散って商品が使えなくなってしまう、あれ。店で専用の器具を使って取りはずしてもらう必要があるのはご存知の通り。
眠そうな顔をした男の店員は、なんでこんな時間に靴買うの?と言いたそうだった。しかも、靴売り場の担当ではないらしく、めっちゃ手際が悪い。
彼はレジでインクタグの取りはずし器具を探したが、どうしても見つからない。ついにインクタグがついた靴を私に差し出して言った。
「すみません、お客さん。このままでいいですか?」
いいわけねえだろ。