おはこんにちばんは、クロです。

台風が来ますね。
猛烈な、とか、非常に強いとか言われ、中心気圧が915hPaとか、頭おかしいくらいのヤバさです。
雨養生などをして、屋外のいつも見慣れてる光景の中にも、こんなもの吹き飛ばないだろうと思っていても、吹き飛ばされるかもしれないと思っていた方が良いかも知れませんね。
紐で固定したり、屋内に一時的に入れたりして、台風を乗り切りましょう。


さて、今日のネタはスピーカーにございます。

まず、スピーカーは知っての通り、電気信号にて音を出します。
スピーカーの背面には磁石がありその中にボイスコイルといる電線をくるくると巻いたものがあります。
その電線に電力を流すと微細な電磁力でコーン(振動板)を動かし、音として出力されます。
内部にもダンパ―と呼ばれるものや、コーン周辺の膨らんだ部分をエッジと言ったり、さまざまな部品で構成されてます。

そして個人的な偏見ですが、スピーカーは大きく分けて3つに分かれてると思ってます。

ひとつ目は『とりあえず価格重視』のスピーカーです。
最近は良くなってますが、車の純正スピーカーや、安いラジオ等のスピーカー、100円ショップなどのスピーカーです。
価格重視なので音質なんて求めちゃいけません。
部品単位じゃ50円とか100円とかのレベルなので、音が出りゃいいんです。
そんなスピーカー。

二つ目は『リスニング用』のスピーカーです。
リスニング用って事は聴く用ですね。
聴いて楽しむ専用のスピーカーなのでメーカーさんが聴きやすいようにスピーカー出力を調整してるものです。
コンポなどのスピーカーはこれにあたりますね。
これは安いものから、ありえないほど高いものまでたくさんの種類がありますね。

三つ目は『モニター用』のスピーカーです。
モニター用ってのは聴くより聞く用のスピーカーですね。
リスニング用が楽しんで聴ける物に対して、これは曲を作る人が粗を探したりちゃんと曲作りできるようにするためのスピーカーです。
根本的に何が違うのか、という話ですが、味付けというものが全くされておらず、どの周波数帯も大体フラットに出力されるように作られています。
低い音から高い音まで、一定音量でスピーカーに信号を送れば、ほぼ同じように鳴ってくれます。
リスニング用はあえて味付けされているものなので聴いてて疲れないとかそういう利点があります。


さてここまで話しておいてなんですが。
スピーカーは置き方や部屋の環境によって音がかわります。
例えば同じスピーカーを部屋で鳴らしたとき、浴室で鳴らしたとき、体育館などの広い所で鳴らしたとき、それぞれで聞き応えが違うのはすぐわかりますよね。
それだけ、設置方法についても音が大きく関わってきます。

そのなかで気にしたいのが、反射音、共振音、設置位置などです。
反射音は読んで字のごとく、跳ね返り音です。
浴室は音を良く反射するので響いて聞こえますよね、それが反射音です。
反射音を無くす方法の一番の方法は、壁に吸音材を張ることですね。
いスポンジみたいなのを壁に貼って、壁に当たる音を反射させずにスポンジに吸わせてしまおうという訳です。
共振音はスピーカーのボイスコイルとコーンの振動が、置いてある机や、壁に当たった音がまた振動を伝ったり拾ったりしてなってしまう音です。
これも壁の吸音材に吸わせたり、スピーカーの下にインシュレータなどを置いて、振動を吸収したり止めたりさせます。
最後に設置位置ですが、
理想とするのはスピーカーのツイーター部分が耳の高さに来て、スピーカーと聞く人の位置関係が正三角形になっていることです。
そこまでやれば環境としては問題がないでしょう。

余談ですが、スピーカーを横置きにするときは、ツイーターを外側に来るように設置しますね。
横設置だと、ウーハーとツイーター部分が同じくらいの高さになるので聞きやすくなる、というのもあるっぽいですね。
ただ、ウーハーとツイーターが左右に分かれるので、ほんのわずかなタイムラグが発生するので逆に聞きにくい、というなもあるので、こっちがいいとは言いにくいですね。


スピーカーに携わる事は死ぬほど多いのでこれくらいにしておきましょうか。

またなにかネタ作らねば。