「ぜろちゃんに会いたくなったらいつでも言ってくださいね」

と入院中、優しい声かけをしていただいていました。

 

けれど、ぜろちゃんを見ると悲しく

同じ大きさのいちこちゃんがお腹にいると思うと、

いちこちゃんが心配になります。

 

最初にぜろちゃんに会った時に体液が少し沁み出したから

なるべく長い間綺麗な姿でいてほしくて、

出来るだけそっとしておいてあげたいなと思っていました。

 

お棺の中に折り紙や手紙を入れることもできるけれど、

焼いた時にぜろちゃんのお骨や灰とわからなくなってしまうんじゃ…

と躊躇していました。

 

それでもぜろちゃんのために何かしてあげたい。

ぜろちゃんのことを気にかけてくれている助産師さんや看護師さんに、

ぜろちゃんのことを知ってほしい。

 

手帳の一番かわいい絵がついたページを切り取って、

 

「私の名前は○○です。

次は迷子にならずに真っ直ぐ戻って来てまた会えますように」

 

とネームプレートをつくってお棺に入れました。

 

 

手術後4日目の昼下がり

「一緒に折ってもいいですか?」と

助産師さんが折り紙と折り紙の本を病室に持ってきてくれました。

 

折り鶴をつくりながら

「ぜろちゃんを産んであげたかった」

と初めて口にできました。

 

面会室でぜろちゃんの棺に折り鶴を入れていたら、

看護師長さんや他の助産師さんが次々とやってきて、

小さい鶴を折って、棺に入れてくれました。

 

ぜろちゃんのことを一緒に想ってくれて嬉しかった

ありがとうございます。