今回第1回目に紹介する本は、





「いちご同盟」
著:三田誠広


これは中3の時に本屋で見かけて、
「''いちご''やって。可愛いなおねがい
という軽い思いつきで買いました笑


あらすじをざっくりと...

主人公は、
幼い頃からピアノを習っている
中学三年生の少年・良一

彼は、以前自殺した同年代の少年が
残したであろう言葉、
''どうせみんな死んでしまうんだ ばかやろう''
という言葉が頭から離れず、
生きている意味が分からなくなっていた。

そんな時、
野球部エース徹也を通じて、
で入院中の少女・直美に出会う。

この出会いから、3人の関係を築く内に、
良一の世界が少しずつ変化していく___。

と言った内容です。



この物語の中で結ばれる同盟、
それこそが、タイトルともなった
「いちご同盟」です。

本を買った当初は
''🍓同盟''だと思ったのですが、
実際は''15(いちご)同盟''でした笑

この同盟の奥深さというか、
切なさというか、、、
読み所なんじゃないかな。


また、良一は進路のことでも悩みます。
多くの人が経験した受験
自分の未来への不安

更に、誰にも理解してもらえない
もどかしさ苛立ちなど、

共感できる場面が多かったですね。
だから読みやすい!


少年少女の
繊細で一生懸命な生き方が
描かれた一冊でした。



いちご同盟
著:三田誠広