ビデオメッセージ 6翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に 住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。 代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったが そこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。 そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に 引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来ならあの直後に事故にあって死んでたはずだと言われた。
ビデオメッセージ 5背筋が凍った。 最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う 断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに 暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。 これを見た親族は泣き叫び、Kの奥さんはなんて物を見せるんだと俺に掴みかかり、Kの父親は俺を殴りつけた。奥さんの弟が、K兄さんはいたずらでこういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげで その場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。
ビデオメッセージ 4ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。 あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に 突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。 あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか? 「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んで しまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本・・ありが・・・」 Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。 「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、 それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、 どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアアアアア アアアアアア死にたくない!死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアア アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」