<普賢菩薩>

   即心是仏 (生死の中に仏あり) と非心非仏 (生死の中に仏なし) の

   端的を表すのに、大梅法常禅師の師であり洪州宗の始祖である

   馬祖道一禅師の以下の語録が適切かと思う。


   僧問う、 「和尚、甚麼 (なん) と為てか即心即仏と説く」。

   祖曰く、 「小児の啼 (な) くを止めんが為なり」。

   僧曰く、 「啼き止みし時如何」。

   祖曰く、 「非心非仏」。      (『馬祖語録』)