<普賢菩薩>

   不壊の金剛智とは、絶対平等性智 (根本無分別智) のことであり、

   無始無終、不生不滅の不生の仏心 (無生死涅槃) を開示している。

   一方、不空の実相とは実際するありのまま (如是実相) の世界であり、

   生死しつつ終始する差別智 (分別智) の世界 (無住所涅槃) と言える。
 
   又、これらが場の対称性を開示していると言うのは、平等性智と差別智、

   無分別智と分別智とが絶対無矛盾に無二相即していると言うことであり、

   同時に、差別と平等、分別と無分別の不可分・不可同性をも開示している

   と、言うことになるだろうか。