『ゼロ』の作品で長らく考えてきた、心がない人や流されている人。悪口を言うことは、相手に価値をつけること。場合によっては、誉め言葉よりもずっと価値がつくこともある。それなのに、心が感じられない人がいる。
この結論として、『時間』が判断材料になる。となりました。
心がない行動をやめろ!ってきりすててしまったらダメだ。その人は別の心を持っているから。たとえば、
『野球をやりたいっていう心』は持っていない。『イ〇ローみたいになりたいっていう心』を持っている。
こういうふうに、だれかみたいになりたいっていう思いで行動をしている人は、別に間違っているわけじゃあないんだ。それをとめてしまったら、その人の人生に介入することになってしまう。だからなにも言わないのが正解。
結局のところ、その人がどれだけ時間をそそいでいるかが判断材料なんだ。ささげられている時間が人の価値を決める判断材料。時間を注ぎ続けていたら、その悪口は本当になっていく。『だれかがあなたの悪口を言っていたから自分も言っている』から、『私にとってあなたは価値があるから、悪口を言っている。あなたのことがもっと知りたい。もっと時間を使わせて。もっとささげさせて。』にかわっていく。
悪口を言っている人で、この人は心が感じられないなーって思っても、すぐにとめてしまったらよくない。その人がどれだけ時間を注いでいるのか、観察してみよう。待ってみよう。
まあつまり、心がない人がいると、周囲の人が時間を使わされるっていうことでもある。だから心がない行動をしている人は嫌われやすいんだ。
結論が出たので、『ゼロ』はしばらく活動休止にします。新サークル『サンダー・マテリアル』のほうに力を注いでいきます。