超兵器R1号 | 遥かな星が故郷だ

超兵器R1号

さて、ある意味一番書きたかったウルトラセブンネタです。

最近ようやく全話見ました。40年前の作品とはとても思えませんね。さすが特撮最高峰の作品と謳われるだけあります。

いろいろネット等で評判がありましたが、その中でも特に挙げられていたのは26話「超兵器R1号」と42話「ノンマルトの使者」でした。

…なるほどこりゃ確かにアレだ。主人公=正義の定義を根底から覆す作品ですね。


「超兵器R1号」は、地球防衛軍ウルトラ警備員が開発、作成した惑星間弾道ミサイル。
これの実験場所として、生物のいないギエロン星を選択、そして爆破。

しかし生物のいないと思われたギエロン星から地球に向かってくる未確認飛行物体を確認。
それは復讐の為に地球へと向かうギエロン星人だった。

それを倒す為にR2号を使うという警備隊。
そして地球を守る為それを倒した宇宙人であるウルトラセブン。
同じ宇宙人として、地球を守る為なら何をしてもいいのかと悩むセブン=ダン。

この時言ったダンの「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」は、あまりにも悲しい言葉として印象的だった…


地球防衛の為とはいえ、無条件に星を破壊されたギエロン星人。そして地球を守る為に戦うウルトラ警備隊。
なんとも後味の悪い結末…ギエロン星人に罪は無いのに…





なんかあらすじみたいになってしまったorz
しかしなかなか考えさせる作品ですね。どっちが悪者かわからなくなります。

ノンマルトの使者についても書きたいですが、長くなりそうなのでまた次回。