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.キャプションから大嘘-【中央日報】韓国国防部長官「自衛艦旗と旭日旗は違う」発言が論争に
「チョウセンジンは、息をする様に嘘を吐く。」なんて事を、俗に言う様だ。同様なことは、「支邦人は・・・」と言うのも聞いたこと/読んだことがあるので、ある種の「悪口の定型文」なのだろうが、それだけ「日本人が(基本的に、原則的に、)嘘を嫌う。」と言うことの「裏返し」でもあるのだろう。
無論、日本にも、「嘘も方便」という言い回しがあるから、「日本人は、嘘を吐かない」などと断定断言する心算は、無い。事実、日本人の一人である私(ZERO)自身が、数多の嘘を吐いている/吐いたことがある。
だが、経験上、「正直であることが一番」と言うのは基本原則と思えるし、「嘘を吐くことにより得られるメリット」は、「嘘を吐いたことに依るデメリット」よりも、小さかったり弱かったり長続きしなかったりすることが多い、とも感じている/知っているから、「無駄な不要な嘘は吐くまい」と、「吐く嘘は最小限に」と、考え、実践しようとしている。
だが、まあ、先頃から「日本で開催される観艦式への参加を決めた韓国&韓国海軍」ってのは、実にチョウセンジンらしく「息をする様に嘘を吐く」様であり、そん点では報道機関たるはずの中央日報も同様である、らしい。
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(1)【中央日報】韓国国防部長官「自衛艦旗と旭日旗は違う」発言が論争に
【中央日報】韓国国防部長官「自衛艦旗と旭日旗は違う」発言が論争に
韓国国防長官「自衛艦旗と旭日旗は違う」発言が論争に
https://japanese.joins.com/JArticle/297358?sectcode=220&servcode=200
? 中央日報/中央日報日本語版2022.11.03 15:1126 ?? ??
旭日旗(左)と自衛艦旗と(右) ←このキャプションが、そもそも大嘘
韓国海軍が今月6日の海上自衛隊観艦式に7年ぶりに出席することに関連し、数日間論争が続いている。国際慣例上の行事に参加する場合、韓国の将兵が旭日旗と同じようなデザインの自衛艦旗に敬礼しなければならないためだが、「自衛艦旗と旭日旗はデザインが違う」という軍当局の立場と「同じ旭日旗」という反論の立場が正面からぶつかっている。
卓賢民(タク・ヒョンミン)元青瓦台(チョンワデ、旧大統領府)儀典秘書官は3日午前、フェイスブックに掲載した文で「2022年国防部は日本海軍旗として使われている旭日旗が旭日旗ではないとの主張をしている」とし「2018年韓国国防部は日本海軍が旭日旗を付けて観艦式に出席するといって青瓦台とともに対応方案を議論した。その間に日本海軍旗は変わっていない」と言及した。
卓氏は「すでに日本報道機関と政府はこの旭日旗がその旭日旗だという立場」と主張した。あわせて国防部に対して「なぜ国家の立場がこのように軽くなったのか。なぜこのように嘆かわしくなったのか。今後政権が変われば国防部はこの旭日旗が再びその旭日旗というのだろうか。恥ずかしい。みじめなことこの上ない」と批判の矛先を向けた。
また「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府はどうしても日本観艦式に出席すると判断した」としながら「あらゆることをこのような形のごり押し主張と弁解を並べれば、この政府の判断と主張を誰も信頼したり理解したりできなくなる。どうしてこの癖を直せないのか」と叱責した。
最後に「観艦式の参加を放棄できないならば、他の解決法を悩んでみるよう勧める。国民の感情を考慮しながら『象徴』に対して悩めば答えを探すことができる。そのような努力をするようお願いする」と付け加えた。
これに先立ち、李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は先月31日の国会国防委員会全体会議で該当議の論争に対する質問を受けて「デザインは類似しているが赤色の円の位置が違う」とし、自衛艦旗と旭日旗は違うという趣旨で反論した。
李長官は「(自衛艦旗は)やや傾いている。形状は似たようなものに感じられるが、2つを横に並べてみれば違いがある。違う。だが現れるイメージ、その感じは似ていると見ることができる」と主張した。
朴振(パク・ジン)外交部長官は論争に対して「前例と国際慣例を総合的に考慮して判断した」とし「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府では海上自衛隊艦艇が韓国海軍との親善行事のために自衛艦旗を掲揚した状態で仁川(インチョン)港に入港したことがある」と言及した。
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(2)心底、気違い
さて、記事本文の方は、何やら長々と「神学論争」を展開しているが、その出発点から誤っているのだから、話にも何にもなりはしない。
1> 旭日旗(左)と自衛艦旗(右)
と言う上掲記事のキャプションが、「巧妙な嘘」となっている。記事本文の方も「旭日旗」を「大日本帝国海軍軍艦旗」の意味で使っているが、この「旭日旗(左)」と銘打たれ、中央付近の赤い円が正に中央にあるこの旗は、一般名詞としての「旭日旗」ではあるが、「大日本帝国海軍軍艦旗ではない。」。
何度か記事にした通り、海上自衛隊自衛艦旗は、寸分違わず「大日本帝国海軍軍艦旗のデザインをそのまま踏襲している」のであり、上掲記事の「自衛艦旗(右)」と銘打たれた右側の写真が、正真正銘掛け値無しの、海上自衛隊自衛艦旗であり、且つ、大日本帝国海軍軍艦旗でもある。
であると言うのに・・・
2> 李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部部長は先月31日の国会国防委員会全体会議で
3> 該当議の論争に対する質問を受けて
4> 「デザインは類似しているが赤色の円の位置が違う」とし、
5> 自衛艦旗は旭日旗(筆者注:大日本帝国海軍軍艦旗)とは違うという主旨で反論した。
6> 李長官は「(自衛艦旗は)やや傾いている。形状は似た様なものに感じられるが、2つを横に並べてみれば違いがある
7> 違う。だが現れるイメージ、その感じは似ているとみることが出来る」と主張した。
・・・つまり、国防部長官(って事は、日本で言えば防衛大臣だ。)というご立派な肩書き持ったお偉いさんが(韓国)国会国防委員会全体会議って公式公的な場で、大日本帝国海軍軍艦旗と海上自衛隊自衛艦旗の「デザインは類似しているが、赤色の円の位置が違う」と言う大嘘をぶっこいている訳である。オマケにこれに対して、「海上自衛隊自衛艦旗は旭日旗で、日本軍工主義の象徴だ!!」とする韓国国会の先生方も、上掲記事を掲げる中央日報も、「赤色の円が中央にある、一般名詞としての旭日旗(だが、大日本帝国海軍軍艦旗ではない)」を、「大日本帝国海軍軍艦旗」だと、思い込んでいる(らしい)のである。
大日本帝国海軍軍艦旗も、海上自衛隊自衛艦旗も、「我が国・日本の軍艦である」事を示す「我が国・日本のNational Ensign」である。「我が国・日本の軍艦である」事を示す以上、諸外国に周知されたものであり、秘密でも何でも無い。寧ろ「公知の事実」だ。即ち「この二つ
のNational Ensignを比較する」のは、別に難しいことではない。
無論、大日本帝国海軍は解体されて70年以上を経て居り、「大日本帝国海軍軍艦であることを示す大日本帝国海軍軍艦旗」は見られなくなって久しいが・・・「日本軍国主義の象徴」とかナントか言ってこの十数年ほど大騒ぎし、放射線状の模様はおろか「螺旋階段を上から見た写真」すら「旭日旗ニダ!!日本軍国主義の象徴ニダ!!!!」と大騒ぎしてきた中央日報含む韓国人&韓国が、肝心要の大日本帝国海軍軍艦旗を、「赤色の円が中央にある、一般名詞としての旭日旗」と、誤解だか誤認だかしているってのは、一体お前らの頭の中は、記憶力は、どうなってやぁがるンだぁ?
「韓国は、国を挙げての強請タカリで気違い揃いだ。」って私(ZERO)の「韓国観」は、益々補強されて居るぞ。
「歴史群像」誌2022年8月号付録 「青年学校 海軍知識」より。
青少年向けに書かれた戦前の啓蒙書、らしい。右下に、海上自衛隊自衛艦旗と全く同じデザインの軍艦旗が描かれている。