• 安倍元首相、凶弾に倒れる。その遺志を継ぐのは、残された我等である。

  • (1)安倍元首相、凶弾に倒れる。

 既に報じられご承知の方も多かろう(と言うか、現時点で「知らない」と言うのは、かなりの浮世離れだろう。)が、安倍晋三元首相が奈良の駅前で選挙応援演説中に背後から撃たれ、後に落命した。享年67歳。先々代の首相であり、戦後ベスト3首相の一人だった、と、私(ZERO)は考えており、第三次安倍政権で文句なしの戦後ベスト首相となる可能性も、十分にあった人だ。ご冥福を祈るのは当然だが、それよりも、残念でならない。


 撃った犯人はその場で取り押さえられ、41歳の山上徹也なる男で、「職業不詳」とも報じられているから、先ず「無職」なのだろう。「元海上自衛隊員」との報道もあるが、「2005年から三年間」とも報じられているから、「約20年前に一期務めただけ」と言う事らしい。「元海自」って職歴よりも、その後の職歴や、今現在「職業不詳」である方が、余程影響しそうだが、こう言う「自衛隊貶し」はマスコミの恒例・常套手段だ。まあ、「元海自」と言う事で、チャンと日本国籍は有している事は確認出来、一部ネット上を騒がし、正直私(ZERO)も念頭に浮かんだ様な「チョウセンジン」では無かった、訳だが。

 

  • (2)先ずは安倍元首相のご冥福を祈り、その遺志を残された我等が受け継ぐ事を誓おう。

 先ずは安倍晋三元首相のご冥福をお祈りすべきだろう。無論、こんなに早く「ご冥福をお祈りする」なんてのは不本意極まり無いのだが、最早「不帰の人」となってしまった安倍晋三元首相に対しては、ご冥福をお祈りすると共に、その遺志を受け継ぎ、成就させる事ぐらいしか、「残された我々」にはしようが無い。

 次いで、今般の安倍元首相襲撃は、ある種の「テロ」であり、「言論封殺」である事を指摘し、これを許さぬ事と、最大限の怒りを表明しよう。如何なる理由があろうとも、街頭演説という政治活動中の政治家を襲う事は、テロであるし、言論封殺である。それだけで十分罰せられるべきであり、糾弾されるべき大罪である。仮に私利私欲私怨による襲撃であったとしても、安倍晋三氏が元首相であり政治家であると言う「身分」と、街頭演説中という「状況」は、かかる犯罪を「テロ」と断定するに十分である。

 続いて、今般の安倍元首相襲撃は、テレビ報道はじめとする衆人環視の中で行われ、ために幾通りもの「襲撃現場動画」が公開されており、襲撃前の犯人の挙動まで動画として記録されている。これらの動画を見るに、安倍元首相を対象とする警備体制の不備は、指摘しない訳には行かない。
 事実として安倍元首相は銃弾を受けて落命しているのだから、その「結果」から「警備体制の(少なくともある種の)不備」は免れ得ないが、犯人が使用した武器が「手製の銃」で、動画を見ると発砲した際の距離は3mから5mと言う、銃としてはかなりの至近距離。そんな距離に「銃を持った犯人」の接近(*1)を許し、且つ2発もの発砲まで許した事。その2発目が致命傷だったらしい事。直後に犯人を取り押さえている=取り押さえる事ができた、と実証している事は、「警備体制の不備」を立証しており、「意図的に安倍元首相襲撃を看過した」疑義さえ、生じうるレベルであろう。
 
 また、動画を見ると、発砲と同時に盛大な白煙をあげている「手製の銃」は、近代的な無煙火薬では無く、「発煙は派手だが、威力は低い」黒色火薬を使っていた可能性もある。その場合、「手製の銃」とは言え(且つ、画像を見る限り、かなりの「大口径」とは言え)「銃としての威力は、限定的」と推定され、そんな銃で安倍元首相が、撃たれ、被弾し、落命に至ったと言う事実は、「ホンの些細な警備体制の改善で、回避出来たのではないか。」と、言わざるを得ない。
 

  • <注記>
  • (*1) その「手製の銃」が「銃らしからぬ形態」であったのは事実だが、他のモノに偽装擬態していた訳では、無さそうだ。 

 

  • (3)テロリスト山上の供述から、浮かび上がる事

 報じられているところによると、今の所犯人の山上某の供述は大きく以下の諸点である、様だ。


 ① 安倍元首相に不満があり、殺そうとしていた。


 ② 安倍元首相の政治信条に対する不満ではない。


 ③ 複数の銃や爆発物を、作った経験がある。


 以上は、仮に報道が完全に正確な事実だとしても(*1)、「犯行直後の犯人の供述」でしか無く、犯人が全くの嘘を言っている可能性も、捜査の進捗などで「供述が変わる」可能性も、あると考えるべきだろう。今の所報じられているのは、上記③を裏書きする様な「犯人の自宅捜索の結果、爆発物らしきモノを発見し、警察が押収した」とか、上記①の「安倍元首相に対する不満」なるモノが、特定の宗教団体に対する犯人の恨みが、その「宗教団体に関連する」安倍元首相に及んだらしい(且つ、「実はその宗教団体と安倍首相は、無関係だった。」との情報もある)などの報道が、散見される様である。
 
 が、前述の通り、上記①~③が「完全に正確な、犯行直後の犯人の供述」且つ「真実」だと仮定した場合、「安倍首相に対する、政治信条ならぬ不満」と言う事で、思い出す/思い浮かべる事は、無いだろうか?

 私(ZERO)は、「殆ど第二次安倍政権発足以来、大凡10年ほども、アカ新聞はじめとするマスコミと、野党(の一部)が盛大にキャンペーンしていた(いまなおしている)、出来損ないスキャンダル追及」である、「モリカケ桜」を思い出した。「モリカケ桜」は、何れも「安倍首相(当時)が関与した、疑いがある(とされる)スキャンダル」であり、「安倍首相(当時)の政治信条とは、基本的に無関係」である一方、「疑惑はさらに深まった!!!」という「不満」を、マスコミや野党(の一部)は喚き続け、未だに喚き続けている事は、「記憶に新しい」どころではない。

 左様なマスコミと野党(の一部)の「モリカケ桜追及」を、弊ブログでは「出来損ないスキャンダル」と断じ、その「出来損ないぶり」を機会ある毎に批判してきた、心算だが、中にはそんな「モリカケ桜追及」に感化される者も、ある/あっただろう。其奴らが、「何があっても、何も無くても、アベガワルイ」と言う「アベガー信者」とでも言うべき気違いとなり、今般の安倍元首相襲撃及び暗殺へと、繋がった可能性は、「ある」と考えるべき、ではなかろうか。

 無論、先述の通り、上記①から③の「犯行直後の犯人の供述」が「報道として正しく、且つ真実である」と仮定して、の話だが。
 

  • <注記>
  • (*1) 報道自体が「歪められた事実」だったり、「全くの虚偽」である可能性も、忘れるべきではない。 

 

  • (4)安倍元首相襲撃事件に対する、マスコミ各位の責任を問う!

 さて、その上で・・・「モリカケ桜」追及に昂じてきたマスコミ諸子や野党(の一部)の諸君に、是非ともうかがいたい。諸君は、「モリカケ桜」追及を、何らかの信条/信念に基づいて実施してきたのか?
 
 マスコミや野党(の一部)諸君が、モリカケ桜はじめとする「出来損ないスキャンダル追及」を、その信念として信条としてやって来た/やっているのならば・・・諸君はどうやら、テロリスト山上と同類の様だ。テロリスト山上は、諸君と同様に「安倍元首相に対する、政治信条ならぬ不満」を抱き、殺そうとして準備し、計画し、実行し、その「目的を達した」結果、安倍元首相は凶弾に倒れ、逝去した。

 であるならば、「信念、信条としてモリカケ桜追及を実施してきた」諸君は、表向きはいざ知らず、内心大喜びであろう。何しろ、「信念信条として追及してきた”モリカケ桜”の本命本丸たる安倍晋三氏が”くたばった”」のだから、な。なに、隠したって判るさ。

 その「喜び」と共に、是非とも覚えておいて欲しいな。諸君らは、私(ZERO)の、敵だ。「親の仇」では、辛うじて無いが、「安倍晋三元首相の仇」ではある。今までだって「味方だった」事は無さそうだが、今までは「異論異説の一つとして寛容受容の対象」ではあった。だが、諸君は、テロリスト山上を通じて「テロによる言論封殺」を実施し、安倍首相死去という「実績」をあげた訳であるから、「最早、勘弁ならねぇッ!」って所だ。

 私(ZERO)が「安倍首相の遺志」と考えて居る事、例えば、「日本国首相の靖国公式参拝」や「改憲」は、「残された我等」が、必ず実現しよう。その過程で、諸君らは殲滅してやるつもりであるから、楽しみにしているが良い。


 マスコミや野党(の一部)が、モリカケ桜はじめとする「出来損ないスキャンダル追及」を、その信念として信条としてではなく、「売れるから」「受けるから」「金になるから」「票になるから」等の私利私欲でやって来た/やっているのならば・・・手前ぇら、安倍元首相襲撃及び逝去という今回の事態に対して、一体どう責任を取るつもりだ。

 腹でも切るか?首でも括るか?自ら命を絶つというならば、未だ許しようもあろう。
 だが、大半の手前ぇらは、ナンの責任も取る事無く、今回の事態にもそれらしい「お悔やみの言葉」でも述べて、明日は未だしも、明後日ぐらいには、別の「売れそうな」「受けそうな」「金になりそうな」「票になりそうな」騒ぎを「追及」しているに違いない。

 「手前ぇら、人間じゃぁねぇ!叩っ切ってやる!」ってのは、必殺仕置き人だか桃太郎侍だか、兎も角時代劇の決め科白。

 「手前ぇの血は、一体何色だぁぁぁぁl!」は、懐かしきかな「北斗の拳」の南斗水鳥拳のレイの決め科白。

 我が心情を表すには、これらの名科白でも、未だ不足の様だぞ。

 

  • 追記

 その後の捜査と報道によると、どうやらテロリスト山上は「モリカケ桜で安倍元首相を憎悪した」訳では無い、事になって来た。報じられるところでは、母親が新興宗教の統一教会へ入信して献金で経済破綻したことをきっかけに、統一教会(今は別の名前になっている)を攻撃しようとしたが、果たせず、「安倍元首相が統一教会に関与している」と思い込んでの安倍元首相暗殺であった、とされる。
 
 この報道がある程度正しいならば、前記の内、「信念を持ってモリカケ桜を追及していたヤツバラ」は、「テロリスト山上の同類」とは断じ難く、従って「安倍元首相の仇」とも断じ難い。故に、前記の内、「信念を持ってモリカケ桜を追及していたヤツバラ」に対し宣した「殲滅予告」は、これを保留とし、「殲滅」は延期すること、とした。

 「撤回」はしない。報道は上記の通りであるが、テロリスト山上が「モリカケ桜に扇動されて、凶行に及んだ」可能性を、私(ZERO)は未だ捨てていないから、である。

 ああ、前記の内、「信念に基づかず、利益、金、人気、受け等を狙ってモリカケ桜追及してきた/追及するヤツバラ」に対する最大限の侮蔑は、変更の必要を認めないぞ。