-
魂胆は見え透いている。ー【朝日社説】皇室の将来 聞き深めた政治の責任
あ・の・朝日新聞が、「皇室の将来」を憂え、危機を訴えている。
繰り返す。
あ・の・朝日新聞が、「皇室の将来」を憂え、危機を訴えている。
だが、そこは、あ・の・朝日新聞だ。しっかりとオチはついている。
【朝日社説】皇室の将来 危機深めた政治の責任
【朝日社説】皇室の将来 危機深めた政治の責任
https://www.asahi.com/articles/DA3S14690320.html?iref=pc_rensai_long_16_article
2020年11月11日 5時00分
秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣になったことを内外に宣言する「立皇嗣の礼」が、8日執り行われた。
社説はこれまで、皇統の継承や皇室活動のあり方について、開かれた場での議論を急ぐよう政府に繰り返し主張してきた。国会も17年に天皇退位特例法を制定した際、付帯決議で「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等」を「本法施行後速やかに」検討して報告するように求めた。
だがその特例法が施行された昨春以降も、安倍政権は「議論は立皇嗣の礼の後に」と先送りを図り、貴重な時間を浪費してしまった。国会を軽んずる姿勢がここでもあらわだった。
政府は、この間(かん)も担当部局で有識者の聞き取りを重ねてきたと釈明する。そうであるならその内容を紹介し、現時点での政府内での検討状況を国民に丁寧に説明すべきだ。
30代以下の皇族は7人で、悠仁さまを除く6人が女性だ。結婚すれば皇籍を離れる決まりになっており、いまの制度のままで皇位を確実につないでいけるのか、懸念されて久しい。菅首相は「男系による継承が続いてきた重み」を強調するが、世論調査では女性・女系天皇を支持する声も大きい。
国民統合の象徴をめぐって、人々の間に深刻な対立を持ち込むような事態は避けなければならない。継承順位の変更につながる見直しは現実的とは思えないが、将来を見すえていかなる手当てを講じるべきか、答えを出すのをこれ以上引き延ばすことはできない。
皇族の数が減れば、皇位継承だけでなく、活動の維持も難しくなり国民との接点は減っていく。そこで12年に野田政権がまとめたのが女性宮家構想だ。
結婚後も皇族にとどまり、独立した宮家をたてる案だが、配偶者や子の身分、本人意思の要否、対象とする女性皇族の範囲など詰め切れていない論点も多い。構想の中では、皇籍は離れるが、特別な公務員として引き続き活動を担ってもらうという案も示されている。
放置してきたこうした問題に、いつまでに、どう答えを出すのか。前政権の官房長官として、危機を深めた責任を負う菅首相の対応が問われる。
今年はコロナ禍の影響で、皇室が市民とふれ合う機会である多くの行事が中止になった。夏に熊本などを襲った豪雨の被災地への、天皇皇后両陛下によるお見舞いもかなわなかった。
感染の収束が見通せない状況で、どうやって人々と皇室との関係をとり結び、安定したものにしていくか。考え、議論すべきことは山積している。
旧宮家の皇族復帰には、触れても居ない凄まじさ。
タイトルにした通り、上掲朝日社説の魂胆は明白だろう。朝日の魂胆は「男系の破却」であり、それ即ち本来従来の意味での「皇統の断絶」である。
何しろ、上掲朝日社説は、「皇室の将来」に危機を訴えながら、その対策として「女性宮家」を揚げるだけで、章題にもした「旧宮家の皇族復帰」には触れもしない。触れもしないから「否定すらしない」で、その存在を無視している。言うまでも無かろうが「女性宮家」は「女系天皇」即ち「皇統の断絶」に直結している。
「男系維持に固執することが、皇統そのものを危うくしている。」って主張もあるが、相当な詭弁で詐術に近い。旧宮家の皇族復帰も実施せずに「男系維持に固執」何ざぁ片腹痛い。端的に言って「男系維持の努力」は、戦後この方殆ど実施されていない。女系を以て男系断絶させて「皇統の維持」を唱えるというのも、凄まじい詭弁だ。
「過去の男性とされる天皇が、男性であるという生物学的証拠(遺骨とか、だろうか)は無い。」ってスゴい主張も見たことがある。男性とされる過去の天皇が「実は女性であった」可能性があるという主張であり、「既に男系は断絶している(可能性がある)」って主張だ。
だが、左様な「男性だという生物学的証拠も無い」天皇も含めて「男系を維持してきた」とされるのが、我らが皇統である。
実に不遜ながら、過去の「男性とされていた天皇が実は女性であった」としても、左様な「実は女性の天皇」を「男性」ということにしてまで我らが先人が維持したのが「男系維持」であり、「万世一系」である。それを、子孫である我ら・21世紀の日本人が、勝手に反故にして、良い訳が無い。
それこそ、皇祖皇宗に対して、申し開きが出来まい。
であるならば、世論調査がどうあろうが、朝日や毎日社説がこうあろうが、女系天皇なんぞ論外であり、論じるまでも無い。
先ず為すべきは、旧宮家の皇族復帰である。
その「旧宮家の皇族復帰」を全く無視して「女性宮家」のみを持ち出す上掲朝日社説の魂胆は、「火を見るよりも明らか」と言うべきだろう。
朝日の売国奴ぶりは今に始まったことでは無いが、コイツはまたまれに見る程の売国奴ぶりだな。