「赤木さん自殺の真相」は、マスコミに不都合なモノに違いない。【確信】ー赤木さん自殺裁判を巡る各紙社説


 「モリカケ桜」と言えば、ここ数年アカ新聞どもとアホ野党が政権攻撃の口実としている「出来損ないスキャンダル」シリーズ。何故「出来損ないスキャンダル」かと言うと、どれ一つとして真面には不正を立証実証出来て居らず、精々が「心証」なり「印象」で、それもかなり怪しいヤツを無理矢理政権批判、ひいては「政権打倒」無いし「野党の支持率アップ」につなげようという、実に浅ましくもミットモナイ、「国会で実演されているワイドショー」である。

 「森友問題」「加計学園問題」「スパコン問題(*1)」「桜を見る回問題」「桜を見る会前夜祭問題」。最近はコレに、管新首相になってからの「学術会議会員推薦拒否問題」が続くようではあるが、全て「何の不正も犯罪事象も何ら立証検証実証されていない/出来ていない」のを「疑惑はさらに深まったぁぁぁ!」と騒いでいるだけの「問題」

 そんな中で、「森友文書問題」と呼ばれる公文書改竄と、その改竄実行者たる赤木さんの自殺と言うのは、珍しく「実のある」「実害のあった」は「問題」であるから、アカ新聞(やアホ野党)にしてみれば藁にもすがる思いで「一縷の望み(恐らくは、野党支持率アップの望み)」をかけているのだろう。自殺した赤木さんのご遺族が、その自殺に対する裁判を起こしたってんで、アカ新聞どもが挙って社説に掲げている。

①【朝日社説】森友遺族訴訟 全容は未解明のままだ

②【毎日社説】森友文書改ざん 国は経緯ファイル開示を

③【東京社説】赤木さんの記録 政府は開示、説明せよ

  • <注記>
  • (*1) モリカケとは「麺類つながり」で語呂だけは良かったが、一瞬で消え去った。「スパコン会社が不正に助成金を受けたのは、安倍首相のお友達だからだぁぁ!」という「加計学園問題」の二番煎じ。 


 

①【朝日社説】森友遺族訴訟 全容は未解明のままだ

 

①【朝日社説】森友遺族訴訟 全容は未解明のままだ

 

森友遺族訴訟 全容は未解明のままだ

2020年10月17日 5時00分

 

 国有地の売却額を値引きした時の算出過程に問題がある。公文書を改ざんした経緯を詳細に記録したファイルが残されている――。森友問題をめぐり、見過ごすことのできない「証言」が新たに浮上した。政府は国民に説明する義務がある。

 

 改ざんに加担させられたことを苦に自死した元財務省近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻雅子さんが、国などに損害賠償を求めた裁判での出来事だ。俊夫さんの元上司で売却契約時の担当者の発言とされる音声データを、原告側が証拠提出した。

 

 問題の国有地の価格は、鑑定で9億5600万円だったが、地下のゴミの撤去に費用がかかるとして1億3400万円に減額された。一連の森友疑惑の原点だが、音声データによれば、国側の当事者がずっと疑念を抱いていたことになる。

 

 元上司は昨年3月に雅子さん宅を弔問で訪れた際、値引き額を決めたのは国土交通省大阪航空局だったと説明したうえで、「この8億の算出に問題がある」「撤去費用が8億になるかという確証が取れてない」などと語った。特定の政治家に配慮して減額したわけではないと言いつつ、契約について繰り返し悔いを口にしたという。

 

 改ざん行為についても、俊夫さんが財務省本省とのやりとりなどをまとめたファイルがあったと述べ、「どういう過程でやったかが全部わかる」と説明。佐川宣寿(のぶひさ)・元財務省理財局長の名をあげた雅子さんに、「(改ざんは)もちろん佐川さんの判断」と答えたとされる。

 

 原告側は裁判でこのファイルの提出を求めており、関係者の証人尋問も申請する考えだ。国側がこれに真摯(しんし)に対応すべきなのは言うまでもない。

 

 改ざんを命じられた俊夫さんの精神的苦痛や、自死との因果関係の程度を判断するうえで、経緯の解明は欠かせない。あわせて主権者であり納税者である国民にも、なぜこのようなゆがんだ行政がまかり通ったのか、明らかにする必要がある。

 

 前政権の「継承」を掲げる菅政権は、財務省による調査を経て関係者の処分が済んでいることや、大阪地検の捜査が終結したことをあげて、この問題にふたをしようとしている。

 

 だが不正行為の当事者である財務省の調査は説得力を欠く。また、捜査はあくまでも刑事責任の有無を判断するためのものであって、事案の全容が明らかにされたとは到底いえない。

 

 「真相を知りたい」という雅子さんの訴えは国民の多くの思いでもある。行政を監視する国会の責務は、内閣が交代しても変わらない。裁判所任せにしては国権の最高機関の名が泣く。

 

②【毎日社説】森友文書改ざん 国は経緯ファイル開示を

 

森友公文書改ざん 国は経緯ファイル開示を

毎日新聞2020年10月19日 東京朝刊

 

 大阪市の学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省による文書改ざんの経緯を記録したファイルの存在がクローズアップされている。

 

 改ざんを指示され自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんがまとめたとされる。元上司が赤木さんの妻との会話で「これを見たら我々がどういう過程で(改ざんを)やったのか全部分かる」と存在を指摘し、それが録音データとして残されていた。

 

 妻側は国などを相手にした訴訟で録音データを提出し、ファイルの開示を求めている。国側は「回答の必要がない」として存在の有無さえも明らかにしていない。

 

 しかし、直接、改ざんした当事者の記録である。国はただちに開示し経緯を明らかにすべきだ。

 

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 財務省の調査報告書によれば、改ざんは当時理財局長だった佐川宣寿氏が主導したという。だが動機は不明で、指示系統もはっきりしていない。麻生太郎財務相は動機について「それが分かれば苦労しない」と開き直った。

 

 あいまいな幕引きに納得していない国民は多い。今年6月には、第三者委員会による調査を求めて約35万筆の署名が安倍晋三前首相らに提出された。

 

 菅義偉首相や麻生氏は、再調査は必要がないとの考えだ。だが自民党総裁選で、石破茂元幹事長と岸田文雄前政調会長は再調査や説明の必要性に言及した。

 

 このままファイルの存在をあいまいにし、開示を拒否すれば国民の信頼は取り戻せない。

 

 録音データの中で、元上司は森友学園への国有地売却の問題にも触れていた。

 

 財務省はこれまで鑑定価格から約8億円値引きして売却した理由を、地下にある大量のごみ撤去費などがかかるためと説明してきた。だが元上司は「8億円の算出に問題がある」「確実に撤去する費用が8億円という確証はとれていなかった」と疑問視する。

 

 この問題を捜査した大阪地検特捜部は佐川氏らを不起訴にした。しかし、8億円も値引きした動機は不明なままだ。

 

 なぜ、改ざんが行われ、国有地が大幅に値引きされたのか。動機と経緯が明らかにならない限り、改ざん問題は終わらない。

 

 

③【東京社説】赤木さんの記録 政府は開示、説明せよ

 

赤木さんの記録 政府は開示、説明せよ

2020年10月20日 07時52分

 森友問題で、公文書の改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員が、その過程を詳細に記したファイルを残していたことを示す音声データが法廷に提出された。政府はファイルを開示すべきだ。

 二〇一八年三月に自殺した赤木俊夫さんの妻雅子さんが、「夫は改ざんを強制されたことを苦に死を選んだ」として、国と佐川宣寿元国税庁長官に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が先週あり、俊夫さんを弔問した元上司が雅子さんに語ったという音声データが閉廷後の会見で公表された。

 この中で元上司は、改ざん過程のファイルについて「パラッと見たんです。うわー、メッチャきれいに整理してあるわと。われわれがどういう過程でやったかが、全部分かる」などと語っている。国側は存否を明らかにしていないが、生々しい内容だ。

 元上司は「(改ざんの)判断は佐川さんの判断」「初めから赤木さんは改ざんに抵抗し、涙を流していた」「安倍さん(晋三前首相)とかに言われて(国有地を)減額するようなことは一切ない」とも話していた。

 原告側は、この音声データを証拠提出済み。ファイルの存在をあぶり出す有力な証拠になると期待している。証人尋問も予定している。しかし、裁判所の手続きを経るまでもなく、国側はファイルを開示すべきではないか。

 森友問題は、大阪の学校法人「森友学園」に、国有地が八億円も値引きして払い下げられたことに端を発する。一七年二月、安倍前首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と国会答弁。直後から、俊夫さんは同学園関連の決裁文書から政治家や安倍夫人らの名前を消すなどの改ざんをさせられた。

 自殺から三カ月後の一八年六月に財務省は改ざんを認める調査報告を発表。麻生太郎財務相らを処分した半面、前首相答弁の改ざんへの影響や、改ざんの具体的な経緯などは明らかにされなかった。

 今年三月、改ざんで苦悩にまみれた俊夫さんの手記が公表され、「本当のことを知りたい」と雅子さんは大阪地裁に提訴。しかし安倍前政権は財務省の調査報告と捜査の終了(佐川氏ら関係職員三十八人全員不起訴)で「再調査しない」という姿勢だった。

 菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」するのだろうか。遺族の声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべきである。

 

 

何故上掲各紙は赤木さん自殺を「他人事」だと思ってるのだ?


 何故上掲各紙は「他人事」として赤木さん自殺を騒ぎ、現(&前)政権批判につなげているのだろうねぇ。

 極悪非道なアベ政権に公文書改竄を強制され、その心労で自殺した悲劇の主人公が赤木さんだぁ!と思っているらしいし、アベ政権に強制された公文書改竄ならば、森友学園に対する国有地不正廉売を隠蔽する改竄だったに違いない!!!って確信だか狂信だかもあるようだが、現在までに判明し報じられている公文書改竄に「国有地の不正問題を隠蔽する改竄」は無い。従って「森友文書問題」は、公文書改竄という「文書問題」ではあるが、国有地不正廉売疑惑である「森友問題」と直接の関係は、無い。

 公文書改竄という「文書問題」となった発端は、推察するに、「アカ新聞とアホ野党のしょうもないが執拗な追求」だろう。左様なアホらしくも不毛な「追求」を、幾許なりとも緩和するための公文書改竄。「森友文書問題」で判明している改竄箇所は、それだけである。上掲社説の中には「安倍首相夫人の名前が消された」とか尤もらしくも仰々しく書かれているが、それは「安倍首相でも安倍首相夫人でも無い第三者が、安倍首相夫人の名を出した。」と言うだけ。安倍首相も首相夫人も直接の関与は何も無い。


 なればこそ、「私(安倍首相自身)や私の妻(安倍首相夫人)が関与したと判明すれば、直ちに議員を辞める。」と安倍首相(当時)自身が高らかに宣言しつつ、「森友問題の責任」なんぞ野党とマスコミの脳内にしか存在しないまま安倍政権/安倍首相は安泰であり続けた。安倍首相の辞任は安倍首相が自らの健康状態から決意した事であり「森友学園問題の追求を免れるため」と考えるには、狂気に近い論理が必要だろう。

 「自殺の真相を知りたい」と言う、赤木さんご遺族の気持ちはわかる。「自殺の真相」が裁判を通じて現在よりも明らかになる事も、あり得よう。
 だが、その「赤木さん自殺の真相」は、恐らくアカ新聞各紙の期待するようなモノでは無いだろう。それは、上掲社説の中で断片的に触れられている「弔問に訪れた赤木さんの元上司の発言」にも現れている。此処では明記されていないが、産経報道などではその元上司が「野党の追及を緩和するための改竄」を強く示唆している。
 
 って事は、だ。裁判が進み、「赤木さん自殺の真相」が相応に審らかになると、野党やアカ新聞にとっては実に都合の悪い事態、となろう。

 恐らくその時、上掲各紙を含むアカ新聞どもは、「赤木さん自殺の真相」など無かった事にして丸無視して報道しないか・・・不都合な「赤木さん自殺の真相」を捏造だとか印象操作だとか論点ずらしだとか、言い出すのでは無かろうか。

 実は私(ZERO)は、後者になる事を期待し、その時どんな屁理屈・珍主張がアカ新聞各紙から飛び出すか、今から楽しみ、なのだがね。