コラムと言うより、ポエムだな。ー【中央日報コラム】「「種族主義」という韓米両国の宿題」のキム・ファンヨン論説委員殿は、正気だろうか?
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私(ZERO)は、韓国を「国を挙げての強請タカリ常習犯の強請大国で、10年前のことさえロクに覚えていない記憶喪失が揃ったキチガイ集団」と思い始めて久しく、最近は確信に近いレベルに至っている。従って、韓国、韓国人、韓国紙に対する差別も偏見も、恐らくは多分にあるだろう。
であるならば、韓国を代表する大手紙である中央日報のコラムが「一読ぐらいではサッパリ判らない」って事も、「あって当然。無ければ不思議」というモノだが、下掲する中央日報コラムは、いつにも増して意味不明だった。
「一読程度では意味不明」と言うことは、「新たな発想・着想であり、思考の水平線を広げる効果がある」可能性がある、かも知れない。そこで再読、再々読して、「そのロジック、思考過程、発想・着想」を追求しよう、としたのだが・・・
「一読程度では意味不明」と言うことは、「新たな発想・着想であり、思考の水平線を広げる効果がある」可能性がある、かも知れない。そこで再読、再々読して、「そのロジック、思考過程、発想・着想」を追求しよう、としたのだが・・・
【中央日報コラム】「「種族主義」という韓米両国の宿題」
【コラム】「種族主義」という韓米両国の宿題【1】 「近代化:世界化=西欧化:米国化」という関係が成立する。この等式で「:(コロン)」は漢字語で対だ。「近代化=世界化=西欧化=米国化」と表現することができる。
【2】 19世紀、20世紀に日本は「近代化=西欧化」という国際政治的な時代的圧力に機敏に適応して対応した。朝鮮と中国がどたばたして甲論乙駁する間、日本は東洋で最も速かに自らを西欧列強と同じ帝国主義国家に変えた。帝国主義の日本は韓国に癒えない傷を残した。
【3】 韓国の指導層と一般国民は本能的に、あるいは意識・無意識に刻印された歴史的な記憶によって「近代化=西欧化」の2.0バージョンといえる「世界化=米国化」にほとんど無条件に賛成した。韓国で世界化に対する批判の声は他の国と比べてあまり聞かれなかった。日本のおかげだ。国権喪失の痛みを二度と経験しないためには何をどうすべきかについて共感があったからだ。
【4】 半面、「近代化=西欧化」の成功にまだ酔っている日本は、大韓民国と比較すると「世界化=米国化」時代の要請に対応がやや不十分であるようだ。それで日本人は韓国人に比べて英語があまりできない。また、日本首相の対韓攻撃は期待ほどの成果を上げられずにいる。
【5】 米国式の民主主義・市場経済・企業経営、また米国がその発展に大きく貢献した女性主義・多文化主義を韓国ほど積極的かつ熱心に受け入れた国は多くない。
【6】 米国を必死にベンチマーキングしてみると、良い点も悪い点も米国発の現象が韓国でも再現されている。例えばレームダック現象が挙げられる。両国ともに事実上の「帝王的大統領制」を運営しているが、任期末期には指導力の空白が避けられない。両国大統領ともに哀れな状況を運命のように迎えなければいけない。
【7】 両国にはまた弾劾という論争が多い制度がある。現在、トランプ大統領の弾劾をめぐり米国政界が熱い。一般的に韓米両国の大統領がレームダック現象を避けることができなかったように、これからは両国の大統領が弾劾の陰で国政を運営することがニューノーマルになり得る。
【8】 韓米両国が共通して「種族主義」の鎖に縛られた奴隷になった。最近、本のタイトルに「種族主義」が入った、やや恥ずかしい本が韓国と日本で人気を呼んだ。大韓民国とアメリカ合衆国はいま「種族主義」と一戦を交えている。韓国で「種族」の名前は保守・右派/進歩・左派だ。米国では保守(conservative)・リベラル(liberal)だ。
【9】 『男は火星人 女は金星人』(1992)は韓米両国でベストセラーとなった。最近、韓米両国の与野党指導者だけでなく与野党支持者までもがあたかも別の惑星から来たようだ。
【10】 中国主導の東アジア秩序の中で我々が「小さな中国」を標ぼうしたように、韓国はいま「小さな米国」になったのだろうか。「大きな兄」を尊敬すれば自分もまた「大きな兄」に似ていく。「大きな兄」の国に左派・右派キリスト教があるように、わが国にも左派・右派キリスト教が登場した。
【11】 理想的には相手政派の良い政策を見て喜ぶべきだが、相手の失敗・失言を見て喜ぶ。朝起きて今日は相手がどんな失敗・失言をしたかを確認するのが一日の始まりだ。これはわが国の話である以前に、世界の民主主義を先導すべき米国の話だ。世界の警察の役割を放棄して自国の利益を確保する「素顔を現した」米国の話だ。
【12】 さらに嘆かわしいのは、韓国でも米国でも「失敗・失言」がある「黒い」意図の産物という点だ。国がどうなろうと、滅びようと、とにかく自分たちを結集させて政治的な利益を得るという、極端な偏向的言動ということだ。
【13】 韓米両国の政治史で今日の「突然変異」状況はおそらく初めてだ。両国で核心の与党・野党支持者は手をたたいて歓呼するが、穏健派与党・野党支持者、無党派国民・有権者には「どちらがもっとだめか」というゲームで負けまいと必死になる姿として映る。
【14】 韓国の場合、与党は「野党に恵まれた」という言葉があるが、その反対も同じだ。野党も「与党に恵まれた」と言えそうだ。
【15】 韓米両国の両党が「どんぐりの背比べ」をする中で敵対的共存、敵対的ウィンウィンをしている。「良い歌も3度聴けば耳が嫌う」という韓国のことわざもあるが、政治の世界では明らかなストーリーラインの無限反復もある程度は意外と通用するようだ。親日・独裁・従北・主体思想派などの言葉が登場するナレーティブは今後20年は生命力を誇りそうだ。
【16】 君主制国家で天命を受けるのは君主だ。民主国家では国民・有権者が天命を受ける。王朝国家では王が常に正しかったように、民主国家では国民が常に正しい。
【17】 大韓民国の次期総選挙と大統領選挙で天がどんな命を与えるのか、国民・有権者がどんな選択をするのかが気になる。
【18】 国民・有権者の選択は「黄金分割」である可能性が高いと考える。「憎くてももう一度」わが国の「情けない」与党と野党にまた機会を与えるようだ。機会が数字で5%なのか20%なのかは分からない。相手側の政党を壊滅させるという希望はそれこそ希望事項となる可能性が高い。キム・ファンヨン/論説委員/中央コンテンツラボ
さぁってっと、始めるとするか!
いやぁ、これだけぶっ飛んだ文章も久々だ。これが韓国を代表する大手紙中央日報の、外部からの寄稿では無い論説委員様の手による署名コラムだってんだから、凄まじいな。
パラグラフを追って、順に見ていくとしよう。
【パラグラフ1】不可解な式変換
初っ端から、かましてくれるよな。「近代化:世界化=西欧化:米国化」・・・(式1)なる「公式」がいきなり登場した上、
1> この等式で「:(コロン)」は漢字語で対だ。
と言う更なる断定断言に基づき、「近代化=世界化=西欧化=米国化」・・・(式2) と言う完全等式に「式変換」されてしまうのだから、凄まじい。こんなロジックの飛躍が、半島では「常識」なのだろうか?
普通に考えれば「:(コロン)」と「=(イコール)」は、等価同等では無い。「『:(コロン)』は漢字語で対だ。」は事実かも知れないが、「漢字語で対は『=(イコール)』」では無い。
数式で表せば、判るかな。
(1:2)=(3:6) と、この数式は、正しいよな。この数式から等号(=)右辺第一項と左辺第一項、右辺第二項と左辺第二項を取り出して、(1:3)=(2:6) と、この式もまた、正しい。
だが、逆立ちしたって、 1=2=3=6 なんかには、ならない。
それ以前に「1:2 だから 1=2 」って、短絡直結思考以外ノナンだろうか。
想像するに、表音文字であるハングルでは「漢字語で対は『=(イコール)』」になってしまっている、のではなかろうか。そうでないとかくも凄まじい短絡直結思考は、説明しにくい。だとすると、『発音が似ていて、ハングル表記が同じ(想像)』って事に『引っ張られてしまった」ってこと、だろうか。
小説『1984」の新語法New Speakの「言語文法を統制することで、思想を統制する」とか、SF小説「バベル=17」で、「機械語に近い合理的な言語“バベル=17”に、人格を乗っ取られてしまう主人公」を思い出したぞ。
小説『1984」の新語法New Speakの「言語文法を統制することで、思想を統制する」とか、SF小説「バベル=17」で、「機械語に近い合理的な言語“バベル=17”に、人格を乗っ取られてしまう主人公」を思い出したぞ。
つまりは「ハングルを学ぶのは、ある種のリスクがある」って事、なのかも知れない。
【パラグラフ2】~【パラグラフ6】要はお国自慢
【パラグラフ2】~【パラグラフ3】は、上掲(式1)の論証傍証のようだ。(式2)って凄まじい完全等式は何処かへ行って、(式1)の左右両辺第一項をとった「近代化=西欧化」を【パラグラフ2】で、同じく左右両辺第二項をとった「世界化=米国化」を【パラグラフ3】で、それぞれ一応の史実を以て裏書きしている。
一方で、
2> 「近代化=西欧化」の2.0バージョンともいえる「世界化=米国化」
なんて記述もあるから、(式1)の左右両辺に「違いがある」って認識はあるらしい。
この認識が実は重要で、続く【パラグラフ4】で(2.0バージョンと、新しい)「世界化=米国化」に邁進する韓国と、古い「近代化=西欧化」を「引きずっている」日本を対比させ、要は「韓国の方が新しく、優れている」と言いたいらしい。そのため、続く【パラグラフ5】~【パラグラフ6】で「如何に韓国が上手く米国化したか」を述べている。
ああ、突っ込みどころは満載だよ。「日帝支配の傷」だの「日本人は韓国人程英語が出来ない」だの「日本首相の対韓攻撃」だの。だがここは、それら「些事」には目を瞑り、「一読ぐらいでは狂人が書いたとしか思えないような記事の論旨を追い、何を言っているのか理解することに注力」しよう。結構な忍耐力が必要だが。
【パラグラフ7】~【パラグラフ9】韓国米国化の弊害
【パラグラフ7】~【パラグラフ8】は、「韓国が日本よりも米国化したことの弊害」らしい。【パラグラフ7】では「弾劾制度」、【パラグラフ8】ではタイトルにもなっている「種族主義」が、その弊害としてあがっている・・・ようだ。
「・・・ようだ。」と曖昧にしたのは、「弾劾制度」は「米国化した弊害」と、理解も納得も出来るのだが、【パラグラフ8】で「弊害の例」としてあがっている「種族主義」ってのが・・・
3> 韓国で「種族」の名前は保守・右派/進歩・左派だ。米国では保守(Conservative)・リベラル(Liberal)だ。
・・・記号の使い方がおかしいのを無視すると、韓米何れでも支持政党や政治思想的傾向を「種族」と定義しているのだが、こんな定義は初めて見る。韓国では「常識」なのだろうか?
そこは、ここで「種族主義」と言っているのは、先般日韓両国で発売されて一部で話題となり、上掲コラムでも触れている「反日種族主義」を引用するための「キーワード」であり、本来なら「国論二分」とか「国民分断」とか「与野党対立」とか呼ぶところを「種族主義」と呼んでいる、と考えれば、一応理解できる。
何しろ、次の【パラグラフ9】では「男は火星人 女は金星人」なる本が「韓米両国でベストセラー」として登場し、尚且つこれが上記で言う「種族主義」の「種族の違い」を「まるで惑星が違うようだ」と言いたいためだけに登場している(としか、私(ZERO)には理解し難い。何しろ、火星人も金星人も、この書名タイトルでしか登場しない。)のである。
ベストセラーの書名やキーワードを記事にちりばめておけば、検索に引っかかりやすいって、姑息な算段だろうか、と、疑えてくる。
【パラグラフ10】昔小中華。今小米国。
【パラグラフ10】を要約すると、「昔小中華。今小米国。」で、何れも韓国・朝鮮の自慢である、らしい。絵に描いたような属国根性だが、これが半島根性というモノであり、これぞ韓国/朝鮮と言うモノだ。その意味ではこの「自慢」自体は、理解できる。
問題は、「だから何?」って事で、「今小米国」は以前のパラグラフで既に自慢している。「昔小中華」を追加することで権威重みを増そうって意図だろうか。
幾ら自慢したって、所詮属国だろうが。
「日出づる処の天子、日没する処の天子に書を致す。恙無きや。」と、大陸相手に大見得切って見せた我らが先人・聖徳太子に、大感謝だな。
【パラグラフ11】~【パラグラフ12】「失敗・失言」探し(日本のマスコミや野党を見るようだな・・・)
【パラグラフ11】以降は「今小米国」と今自慢したばかりなのに。「韓米共通の弊害」という嘆き節になる。「日本よりも米国化した自慢」も、何処かへ行ってしまった、らしい。
【パラグラフ11】~【パラグラフ12】では、先述の「種族主義」で対立する両派が、互いに相手の「失敗・失言」を鵜の目鷹の目で探しては非難批判する状態を嘆いている。
【パラグラフ13】~【パラグラフ15】かなり混沌
【パラグラフ13】で、いきなり今日の状況が「突然変異的状況」と断定され、「恐らくは史上初めて」とも断言される。が、何がどう「突然変異」なのかは不明なまま、先述の「種族主義」対立で与野党に二分されたと思われた国民に、「穏健派与党・野党支持者、無党派国民・有権者」なる第三勢力が登場して、対立する「種族主義」を冷ややかな目で見ている、らしい。
左様な第三勢力が相応に有力なら、「種族主義(与野党)」対立も緩和されそうなモノだが、どうもそうはならないようだから、第三勢力は相当に無力であり、「過激な与党/野党支持者」が国民の大半を占める、らしい。
そりゃ、韓国では大いにありそうだが・・・米国ではちょっと想像を絶するのだがな。
そりゃ、韓国では大いにありそうだが・・・米国ではちょっと想像を絶するのだがな。
で、次の【パラグラフ14】では、「種族主義」対立している両派が、共に現状を肯定している、らしい。「互いに失敗・失言を探し、批難している」という先行する記述と併せて考えると、お互いに「相手の失敗・失言が多い」と喜んでいる状況、なのだろうか。
そりゃ「シュール」と言うより「理解不能」レベルな状況だ。相手陣営からの「失敗・失言」非難が激しい中で、相手陣営にも「失敗・失言が多い」として喜び。「相手に恵まれた」と現状肯定している状況、の筈だ。「理解不能」だろう。
そりゃ「シュール」と言うより「理解不能」レベルな状況だ。相手陣営からの「失敗・失言」非難が激しい中で、相手陣営にも「失敗・失言が多い」として喜び。「相手に恵まれた」と現状肯定している状況、の筈だ。「理解不能」だろう。
相手陣営を非難批判さえ出来れば良くて、自陣営が同様に非難批判されるのは気にしない、って事だろうか。それも、お互いに。ああ、チョウセンジンの鉄面皮ならば、あり得るか。
【パラグラフ15】は、最初の一文こそ【パラグラフ14】と同趣旨だが、その後は・・・何故か突然「明らかなストーリーラインの無限反復」が登場する。その事例として「親日・独裁・従北・主体思想」があがっているから、「”種族主義(与野党)”対立の指標」ではあり得ようが、「失敗・失言」とも「失敗・失言探し」とも無関係だ。
従って、この【パラグラフ15】の第2文以降は「何故ここで登場した」のかサッパリ判らない。
この【パラグラフ15】の第2文以降を要約すると、「種族主義(与野党)対立は、今後20年ぐらいは続きそうだ」となりそうだが、その論拠根拠は・・・
従って、この【パラグラフ15】の第2文以降は「何故ここで登場した」のかサッパリ判らない。
この【パラグラフ15】の第2文以降を要約すると、「種族主義(与野党)対立は、今後20年ぐらいは続きそうだ」となりそうだが、その論拠根拠は・・・
5> 政治の世界では明らかなストーリーラインの無限反復もある程度は意外と通用するようだ。
と言う、論説委員殿の断定断言だけ。説得力の欠片もない。
【パラグラフ16】いきなり「民主国家」
【パラグラフ16】は、これだけ取り出せば一見尤もらしい事を言っているようだが、実は支離滅裂だ。
用語が僅か三文の1パラグラフ内で「君主制国家」と「王朝国家」を同義で使っている(としか思えない)混乱はさておいても、君主制国家が王権神授説を採るとは限らず、君主を無謬とする国は更に少ない。従って、「君主制国家では天命を受けるのは君主だ。」も、「王朝国家では王が常に正しかった。」も、かなりの独断である。「そのような君主制国家もあった。」とは言い得ても、一般論化するのは、明らかな誤りである。
用語が僅か三文の1パラグラフ内で「君主制国家」と「王朝国家」を同義で使っている(としか思えない)混乱はさておいても、君主制国家が王権神授説を採るとは限らず、君主を無謬とする国は更に少ない。従って、「君主制国家では天命を受けるのは君主だ。」も、「王朝国家では王が常に正しかった。」も、かなりの独断である。「そのような君主制国家もあった。」とは言い得ても、一般論化するのは、明らかな誤りである。
第一、ここで対比対立させている「君主制国家」と「民主国家」は、対立し矛盾し相容れないモノでは無い。我が国もイギリスも、「君主制国家にして民主国家」である。
対立する概念として、「君主主権国家」と「国民主権国家」と言い換えたとしても、「国民主権国家(民主国家)では、国民(有権者)が天命を受ける。」と言うのは比喩・文学的表現として許容範囲であろうが、
> 国民主権国家(民主国家)では国民が常に正しい。
との断定断言は、傲岸不遜というモノだ。国民主権国家では「国民が常に決定する」のは事実としても、「常に正しい」訳が無い。国民が誤った選択・決定をすることだって、当然ある。無謬なんて、フィクションかファンタジー、或いは建前でしか、存在しない。
更に問題なのは、この【パラグラフ16】が、それ以前に縷々述べられている「韓国の米国化」とも「種族主義(与野党)対立」とも、殆ど関係ないことだ。
更に問題なのは、この【パラグラフ16】が、それ以前に縷々述べられている「韓国の米国化」とも「種族主義(与野党)対立」とも、殆ど関係ないことだ。
辛うじて、「韓米共に民主国家(国民主権国家)で在り、民主国家(国民主権国家)であるが故に種族主義(与野党)対立している。」と「行間を読む」事は出来て、続く【パラグラフ17】へのイントロとなっている、様ではあるが・・・「論理の飛躍」とは断じがたいが、「いきなりの場面転換」ではあるぞ。
無論、パラグラフの中身その藻は、先述の通り支離滅裂であるしな。
【パラグラフ17】~【パラグラフ18】大統領選挙で大団円?
【パラグラフ16】の「国民主権神授説」を受けたモノか、続く【パラグラフ17】は韓国大統領選挙の話となる。が、「韓国大統領選挙の話になっただけ」で、このパラグラフには「種族主義(与野党)対立」とは直接の関係が無い。「種族主義(与野党)対立は、韓国大統領選挙に影響する」とは言えそうだが、【パラグラフ17】では呑気にも天気ならぬ「天命」の話しかしていない。
天命で大統領が決まるのならば、選挙も国民主権も「天命を受けた」筈の有権者(国民)も不要だろう。国民主権も選挙権も返上してしまえ。と、異教徒たる私(ZERO)は皮肉るぞ。
で、【パラグラフ18】は最後のパラグラフ。普通ならば「〆」なのだが・・・「黄金分割」などと大仰な言葉が出てくるが、何のことやらサッパリ判らない、字面だけの虚仮威しだ。「5%」と「20%」とか意味不明な比率も出てくるが、何の何に対する比率なのかさえ不明だ。文脈からすると「議席獲得率」とか「支持率」とかであるようだが、どちらと考えても「5%」と言うのはかなり低い数字だ。
この【パラグラフ18】を要約しようとすると、「黄金比率」も「5%」も「20%」も吹っ飛んで、「与党、野党とも、消えて無くなることはないだろう。」で、辛うじて「種族主義(与野党)対立」と関係があり、結びつけると「種族主義(与野党)対立は、次の大統領選語も続くだろう。」と読みとれる。
が、読み取れるのは、それだけだ。これで、このパラグラフの「〆」である。
で、結局どうしたいの?
タイトルには「「種族主義」と言う韓米両国の宿題」とある。上掲記事の中には「種族主義」を「与野党対立」と同義とし( 先述の通り、他で見た覚えの無いようなユニークな定義だが )、
> 韓米両国が共通して「種族主義」の鎖に縛られた奴隷になった。
との記述も見られ、「種族主義(与野党)対立で、互いに失敗・失言を探し、批難している。」との批難も見える。
その一方で、最終パラグラフを含めて「種族主義(与野党)対立は続く」と予想している、らしいから、「種族主義(与野党)対立を無くせ/解消しろ」という主張では、無いらしい。
ならば、「互いに失敗・失言を探し、喜ぶ」現状を脱した「建設的な種族主義(与野党)対立を目指す」のが、論理的必然/帰結となりそうだが・・・そんな主張は上掲コラムからは全く読みとれない。上述の通り(曖昧模糊とし、迷走し、ぶっ飛んでいる)ロジックを追い、そこから推論するしかない。
つまり、コラムとしても、主張としても、凄まじく「出来が悪い」としか、評しようが無い。「キチガイじゃ無いか」という当初の感想よりは、マシではあるな。
それでも・・・一読ぐらいで意味不明な上掲コラム記事②、それなりの「筋を通し、主張を汲み取った」という点では、私(ZERO)の「思考の水平線が広がった」と思って良いのかなぁ。
余りオススメは出来ないけどね。労多くして、功少ないよ。
チョウセンジンの恐るべき思考直結短絡と非論理性と反日無罪ぶりは、再確認できたけどね。
朝敵朝鮮、滅すべし。