それは「韓国政府にホワイト国足る資格が十分にある場合」であり、「非現実的な想定」だ。-【韓経】「金勝鎬WTO韓国代表「日本、ホワイト国除外時はさらに大きな違反」」と、その後のWTO顛末


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【韓経】「金勝鎬WTO韓国代表「日本、ホワイト国除外時はさらに大きな違反」」
韓経:金勝鎬WTO韓国代表「日本、ホワイト国除外時はさらに大きな違反」

2019年07月24日08時55分
[?韓国経済新聞/中央日報日本語版]
  韓国と日本が国際世論の支持を得るための本格的な外交戦に入った。韓国は世界貿易機関(WTO)一般理事会に産業通商資源部の金勝鎬(キム・スンホ)新通商秩序戦略室長らを派遣し日本の対韓輸出規制強化の不当性を積極的に訴えた。9日にWTO商品・貿易理事会で「前哨戦」を行ったのに続き、一般理事会という大きな舞台で本格的な国際世論戦を進めたのだ。
 
  24日にスイスのジュネーブで開かれるWTO一般理事会では、韓国政府が提出した日本の輸出規制強化措置の不当性に関する案件が議論される予定だ。当初前日に議論する計画だったが他の案件の議論が長引き24日に取り上げることになった。一般理事会は2年ごとに開かれる閣僚会議を除くとWTOでの最高意志決定機関だ。164カ国の加盟国がすべて参加し重要懸案を議論する。この席で日本の輸出規制を撤回させる拘束力のある結論が出るものではないが、日本の不当な措置に対する国際世論を喚起する効果は大きい。
  韓国政府は4月にWTO上級委員会で福島産水産物の輸入制限関連紛争で最終勝訴を引き出した金勝鎬新通商秩序戦略室長を首席代表として代表団を構成した。金室長は22日夜にジュネーブに到着し、「日本がホワイト国問題まで拡大すれば日本の(WTOルール)違反範囲はさらに大きくなる。日本政府が慎重に措置することを期待する」と話した。
 
  金室長は理事会でも日本政府の輸出規制強化措置が自由貿易価値を深刻に損ね世界的サプライチェーンと産業に悪影響を与えるという点を強調した。日本が政治的目的から経済報復を敢行した点にも強い遺憾を示した。日本が輸出規制の根拠に主張した「信頼が損なわれた」と「不適切な状況」が現在のWTOルール上の輸出規制措置の根拠にならないという点も再度指摘した。
 
  室長級高官がWTO一般理事会に参加するのは異例だ。通常各加盟国のジュネーブ駐在大使が首席代表として参加する。9日のWTO商品・貿易理事会では駐ジュネーブ韓国代表部の白芝娥(ペク・ジア)大使が日本の輸出規制が政治的目的で行われた経済報復だという点を他の加盟国に説明した。
 
  日本でも金室長がWTO一般理事会に参加することに神経を尖らせている。毎日新聞は、韓国がWTOに「エース」を投じたと評し、産経新聞は韓国が福島水産物訴訟の「逆転勝訴」の高官を派遣したと警戒した。
 
  日本は外務省の山上信吾経済局長が参加し、「韓国に対する輸出規制強化は安全保障上の理由から輸出管理制度の運用を見直すもの。WTOルール違反ではない」という既存の立場を繰り返した。軍事転用が可能な品目に対し韓国の輸出管理に不適切な事例があったと強弁しWTOルール上の例外に含ませようと努力した。
 
  日本政府は輸出規制に対し国際社会の批判世論が大きくなると外国政府を対象にした宣伝戦も強化した。朝日新聞など日本メディアによると日本の外務省と経済産業省は22日に東京駐在の主要国大使館職員を集め韓国輸出規制に対する説明会を開いた。

優遇措置の停止が、WTO違反や自由貿易違反になる、訳が無い。


 既に実施中の対韓輸出手続き優遇措置(手続き簡略化)の停止も、間もなく実施予定のホワイト国指定解除も、日本政府が日本政府独自の判断で行うことである。
 
 措置/指定対象たる韓国は、「措置/指定の対象である」という点では関係者であるが、関係者であるのはその点だけであり、「措置/指定の決定」は「日本政府の胸先三寸で決まる」。「優遇措置に価しない/ホワイト国に価しない」と日本政府が判断さえすれば、左様に実行実施できて、特に説明だの弁明だのは、必要ない。況んや、協議の対象になぞ、なりようが無い。
 
 であるならば、WTOの結果が斯様になるのも、ある意味、理の当然だろう。
 
 

【朝鮮日報】韓国政府「日本の輸出規制は徴用判決の報復」WTO理事会で不当訴え
韓国政府「日本の輸出規制は徴用判決の報復」 WTO理事会で不当性訴え
7/25(木) 1:29配信
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000003-yonh-kr

一般理事会終了後に記者会見する金勝鎬・新通商秩序戦略室長=24日、ジュネーブ(聯合ニュース)
【ジュネーブ聯合ニュース】韓国政府は24日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開かれた世界貿易機関(WTO)の一般理事会で、日本の韓国に対する輸出規制措置を強く批判し、同措置がWTOのルール違反であることを加盟国に強調した。
 
 韓国政府の首席代表として出席した産業通商資源部の金勝鎬(キム・スンホ)新通商秩序戦略室長は日本の輸出規制問題を取り上げた議論を終えてからの記者会見で、この日も日本側に高官級対話を提案したが、まだ返答がないと伝えた上で「日本のこういう(対話を拒否する)態度は自らがした行為に向き合う勇気も、確信もないことを示すもの。日本は(輸出規制措置に対し)目を閉じ、(徴用)被害者の叫びに耳を閉じている」と批判した。
 
 さらに金氏は、「日本は輸出規制を発表してから20日間、一貫して対話を拒否してきた。日本の措置は強制徴用判決に対する明白な政治的、外交的報復」と指摘した。
 
 金氏はこの日の理事会で、過去に政治的な貿易報復があったために多国間貿易体制がつくられた点を強調しながら、「韓国は半導体を主導する国だが、日本の措置のために第三国と何も罪のない消費者たちが被害を受ける恐れがある」と加盟国に訴えた。
 
 韓国代表団は理事会で日本の規制措置が明白なWTOのルール違反で、国家の安全保障とは関係がないことを強調した。
 
 金氏は、理事会に出席した日本外務省の山上信吾・経済局長について、「マイクを持つ勇気もない。対話の提案についても返答しない」と述べた上で、日本は伊原純一・駐ジュネーブ国際機関政府代表部大使が説得力のない理由を挙げて対話を拒否したとし、真摯(しんし)にしっかりと向き合う話し合いに応じるよう繰り返し求めた。
 
 一方、日本は輸出規制が国家の安全保障のため実施された措置で、WTOで議論するには不適切だとする従来の主張を繰り返した。理事会では米国を含め韓日以外の国からの発言はなかったという。
 
 一般理事会はWTOに加盟する全164カ国・地域の代表が参加し、重要な懸案を論議する。最高決定権を持つWTO閣僚会合は隔年で開かれ、閣僚会合が開かれない年は一般理事会が最高議決機関として機能する。
 

つまり「WTO理事会で言いたいことだけ言ったが、何も起こらなかった」ってことだよな。


>  一方、日本は輸出規制が国家の安全保障のため実施された措置で、> WTOで議論するには不適切だとする従来の主張を繰り返した。
> 理事会では米国を含め韓日以外の国からの発言は無かったという。
 
 それ即ち、「本件はWTO理事会で議論の対象とならなかった」と言うことであり、日本の「WTOで議論するには不適切だとする従来の日本の主張」が、暗黙のうちながら認められた、と言うことだ。
 
 当たり前だよな。対韓輸出手続きの簡略化という優遇措置も、ホワイト国指定も、我が国が我が国の判断で決められることで、WTOは関係ない。韓国に対する優遇措置が停止しても、韓国に対するホワイト国指定が解除されても、自由貿易には何の支障も無い。
 
 逆に、韓国の主張「日本の韓国に対する輸出規制措置を強く批判し、同措置がWTOのルール違反である」とする韓国の主張は、認められなかったって事だ。
 
 「現状認識は先述の第一歩」なんだが、チョウセンジンには無理かな。
 
 朝敵朝鮮、滅すべし。