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そりゃぁ、コラムなんてぇモノは、社説や報道記事ほどの縛り制約もなければ責任看板もないシロモノ。事実史実に基づく必要すらないから、「好き勝手に書ける」記事だ。「こんな夢を見た」とかナントカ、嘘か誠か判らない(と言うより、確実に嘘である)事でも書けるし、そんな嘘を書いても直接責任を取らされる事も無い。典型的な例としては、弊ブログでも何度か取り上げているAERA誌の巻頭コラムが挙げられよう。毎回飽きることなく「世相に経済学的視点で切り込む」事になっている某経済学者センセイのコラムなんかが、それだ。
であるならば、南朝鮮屈指の新聞である中央日報のコラムなんてのは、「多寡が知れている」と言うべきであろうが、それにしてもコイツはヒドくないかな・・・・
【中央日報コラム】【グローバルアイ】安倍4選論、代案のない韓国野党代表たち【中央日報コラム】【グローバルアイ】安倍4選論、代案のない韓国野党代表たちこの中央日報記事は、後に以下の通りタイトルを変えている【グローバルアイ】韓日政権の問題点と副作用…代案のない野党たち2019年03月08日07時10分
[? 中央日報/中央日報日本語版]【1】 「まだ若いのに、飛行機にたくさん乗ってるね」。2000年代初め、航空機チケットに印刷された搭乗回数を見た先輩がこう言った。「場外集会を付いて回ったところ国内マイレージだけが増えた」と説明していたことが思い出される。嘘ではなかった。出入処のハンナラ党(自由韓国党の前身)が野党に転落した1998~2000年、釜山(プサン)へ大邱(テグ)へと場外集会に頻繁について回った。【2】 「金大中(キム・デジュン、DJ)政権国政破綻糾弾」「言論の自由抹殺糾弾」「政策失敗糾弾」という題名がつけられた集会だった。事務総長は「ない野党の運営に背中が曲がる」と不満を言い、メディアは「地域感情に火をつける」と批判したが、その時代にはそれが政治だった。自称他称「DJ狙撃手」たちの勢いが盛り上がると李会昌(イ・フェチャン)総裁はチョー・ヨンピルのようにいつも終盤でマイクを握った。雄弁調の演説が今でも鮮明に思い出される。【3】 過去の記憶を改めてたぐることになったのは李総裁と似ているという黄教安(ファン・ギョアン)自由韓国党代表のためだ。「京畿(キョンギ)高」「法曹人」「国務総理(首相)」という共通点のほかに筆者が注目するのは2人のメッセージだ。【4】 「粒子状物質(ミセモンジ)ではなく『文(ムン)』セモンジ」「政権の無能と無責任を叱責」「暴政に対抗する戦闘」という黄代表のメッセージは強烈だが中途半端だ。大韓民国を「文在寅(ムン・ジェイン)対黄教安」の1対1の構図にしよういう新人の焦りが丸見えだ。【5】 大統領選挙敗北でこれでもかというほど殺気立っていた20年前の李会昌もそうだった。集会のたびに「DJが企業と地域経済をみな殺す」だの「DJが保守を切り刻む」だの口角泡を飛ばした。「独裁に対抗する第2の民主化運動」を叫んだりもした。言葉は熱かったが中身がなかった。「保守が出せる最高の候補」と言われていた気骨のあるイメージ、先進保守のビジョンは「ケンカ売りの李会昌」に遮られた。中道層への拡張性や票の成長板も限界をみた。当初から次の相手はDJではなかったが、土俵に上がる前に疲れ、傷ついていた。結果は分かりきっていた。【6】 今の日本の野党も同じだ。韓国では政権3年目の未熟さと右往左往が問題なら、日本の政治は「安倍ワンマンショー」7年目の副作用が深刻だ。統計不正に国が大騒ぎになっているが、政府は「嘘はついたが、隠蔽はしていない」という荒唐無けいな検証報告書を堂々と発表する。それでも国民は自民党と安倍晋三首相を引きずり降ろそうという考えはない。むしろ「安倍4選論」まで出ている。2009~2012年の「悪夢」のような民主党執権を経験した国民は安倍だけを批判する代案のない野党に未来を任せようという気持ちはない。【7】 「親朴同士」「保守同士」の身内意識、政治的感受性が欠如した威勢の良さだけなら「お山の大将」は可能かもしれないが、大きな夢はかなえることはできない。ソ・スンウク/東京総局長
タイトルからして意味不明
さて、如何だろうか。
章題にもした通り、先ず上掲コラムのタイトル「安倍4選論、代案のない韓国野党代表たち」からして「意味不明」なのである。「安倍4選論」ってのは、日本国首相にして自民党総裁三選を果たした安倍晋三氏が「次の任期も自民党総裁を継続し、以て日本国首相であり続ける」という議論・主張であろう。これに対して「韓国野党代表」が「代案(って事は、「安倍氏に対抗できる自民党総裁候補」か、自民党が下野する「政権交代」ってことだが(*1))」を出すと言うのは、実に奇怪な話だ。
それは、我が国に対する内政干渉か、下手すると政治的侵略では無いか。「外国の政党が、我が国与党の次期党首候補擁立ないし政権交代を画策する」と言うことは、そう言う事だ。「野党」と言うことで、辛うじて「韓国政府による我が国への内政干渉ないし政治的侵略」を免れてはいるが。
それは、我が国に対する内政干渉か、下手すると政治的侵略では無いか。「外国の政党が、我が国与党の次期党首候補擁立ないし政権交代を画策する」と言うことは、そう言う事だ。「野党」と言うことで、辛うじて「韓国政府による我が国への内政干渉ないし政治的侵略」を免れてはいるが。
所が、左様な疑問を抱いて上掲コラムを読みすすめても、韓国国内政治の話ばかりで、「安倍首相」も「4選論」もなかなか出て来ない。漸く【パラグラフ6】で日本政界の話になるが・・・
1> むしろ「安倍4選論」まで出ている。
2> 2009~2012年の「悪夢」のような民主党政執権を経験した国民は、
3> 安倍だけを批判する代案のない野党に未来を任せようという気持ちはない。
2> 2009~2012年の「悪夢」のような民主党政執権を経験した国民は、
3> 安倍だけを批判する代案のない野党に未来を任せようという気持ちはない。
・・・上記3>にある「代案のない野党」ってのは、どう考えようとも「日本の野党」であり、「韓国野党」とする解釈は到底成り立ちそうにない。
で、続く【パラグラフ7】が最終パラグラフで、ここは再び韓国政界の話でしかない。
即ち、上掲コラム本文には、「安倍4選論」は【パラグラフ6】に登場するのみ。それも、上掲コラムの本筋主流である「韓国政界のアナロジー」としての登場だけ。「安倍4選に対する代案を用意するべき(と、上掲コラムタイトルからは読み取れる)韓国野党代表」なんてモノは欠片も登場しない。
で、続く【パラグラフ7】が最終パラグラフで、ここは再び韓国政界の話でしかない。
即ち、上掲コラム本文には、「安倍4選論」は【パラグラフ6】に登場するのみ。それも、上掲コラムの本筋主流である「韓国政界のアナロジー」としての登場だけ。「安倍4選に対する代案を用意するべき(と、上掲コラムタイトルからは読み取れる)韓国野党代表」なんてモノは欠片も登場しない。
即ち、上掲コラムのタイトルは、竜頭蛇尾というより羊頭狗肉の詐欺に近い。
まあ、そんな「詐欺」に引っかかって、私(ZERO)も上掲コラム全文を「読んでしまった」訳ではあるが。
或いは・・・上掲コラムのタイトルは、「安倍4選論」と「代案のない韓国野党代表」という二つの単語をタダ並べただけで、相関は示していない。「代案」は「安倍4選論に対する代案では無い」と言うこと、なのだろうか。
だとしたら、チョウセンジンのつけるタイトルは、斯様な詐欺まがいのモノも在る、と考えるべきだな。
それはそうと、北朝鮮は滅ぼすべきだな。
朝敵朝鮮、滅すべし。
朝敵朝鮮、滅すべし。
<注記>
(*1) 後者は殆ど“爆笑モノ”であるが。