とマア、かような訳で、私はこの方のブログでも目出度く「出入り禁止になった」らしい。


 直接左様な表現は無いが、「議論する資格が無い」そうであるし、最後のコメントの意図は左様であろう。
 また、過去私(ZERO)が論戦を挑んだ他ブロガーの大半が私に「出入り禁止」を宣したことからも、左様に判断するのが適切であろう。

 が、当たり前ながら上掲コメント応酬で私(ZERO)が納得した訳でも理解した訳でも無いことは、読む人が読めば判るであろう。念のため最後にいくつかの解説を付け加えておこう。

【A】私(ZERO)がこの人「」氏を「奇妙だ」と感じる点

【A1】最初のコメントで問いかけた「韓国国会議長の天皇謝罪発言に目くじら立てる人」を「頭が悪い」と断じる理由・根拠について、殆ど答えていない。 

 敢えて言えば、最後の方で「文国会議長も、安倍首相や今上天皇に戦争責任があると思っている訳では無い(*1)」とのコメントがあるから、ここから推定するに「韓国国会議長の天皇謝罪発言に目くじら立てる人」は「文国会議長が今上天皇の戦争責任を謝罪しろと言っている、と思っている」から「頭が悪い」と言うロジックが推定される。
 無論、かかる「推定推論に基づくロジック」そのものに既に無理がある。今上天皇陛下を「戦争犯罪人の息子」とまで呼ばわるインスマス文が「今上天皇に戦争責任があると思っている訳では無い」と断言できる根拠も不明だし、「韓国国会議長の天皇謝罪発言に目くじら立てる人」の相当部分(私もその一人だが)は、「今上天皇の戦争責任を謝罪しろと言っているから、目くじらを立てている」訳では無い。

  何よりもかによりも、本件については、この方が「殆ど答えていない」事が奇妙である。
 
 余程頭が悪くて日本語が通じない、か・・・余程「都合の悪い設問」だったのだろう。

【A2】「昭和天皇に大東亜戦争の戦争責任あり」と断定する論拠根拠がサッパリ判らない

 この方は何度か「戦前戦中の体制は天皇が全責任を負っていた」という意味のことを繰り返している。だが、最初の方で「その責任が形式的であることを国民が知ったのは戦後」ともあるから、理の当然として「戦前戦中の天皇が負う責任は形式的だった」と認識されている、筈である。

 「日本国民の認識・意識が昭和天皇の戦争責任有無に影響する、訳が無い」と常識的に考えた私(ZERO)が上掲コメントの通り「天皇を補弼する立場にあった者は、”天皇の責任は形式的なモノ”と知らない筈が無い」「実際、補弼する立場にあった者の一部はA級戦犯として刑場の露と消えることで、その身を挺して”天皇の責任は形式的なモノ”であったことを証している」等の私(ZEROの反論・指摘を受けてか、「形式的な責任でも取るべきだ」とか言う(端的に言って訳のわからない)理屈を持ち出し、「説明が相前後した」とか言い訳しながら、詰まるところ「戦前戦中の体制は天皇中心だから、天皇が全責任を負う」と言う「原点回帰」を果たしている。

 「原点回帰」というと何やらカッコが付くが、平たく言えば「元の木阿弥」だ。

 どうもこの人にとっては「昭和天皇には戦争責任がある」ってのが、「絶対不可侵の真理」で、大前提であるらしい。
 早い話が、キチガイ。原理主義ってのは、傍から見ればキチガイだ、ってのは何度も弊ブログでも書いているところだな。お気の毒な事だ。

【A3】「(所謂)従軍慰安婦に日本軍が金を払ったのだから、軍の関与で、日本軍の責任で、日本国の責任で、昭和天皇の責任だ。」ってロジックの「論理飛躍」に、気付こうともしない。

 所謂従軍慰安婦は、当時我が国でも合法であった売春婦にしか過ぎない。それは大東亜戦争直後に米軍が大々的に行った調査でも明らかだ。「日本軍が金を払った」は「当時合法であった商取引でしか無い」とも既にコメントしたし、「職業的売春婦で無い女性をだまして連れてきた」のは「一義的には業者の責任」であり「金を払ったからって、軍の責任にはならない」ともコメントしている。

 所がこの人は、「業者の責任に帰することは出来ない」と主張される。オマケにその(少なくとも実行犯である)業者が「出入りの売春斡旋業者では無いが軍属に準じて、尚且つ身元は良く判らない」そうであるから、平たく言って「業者の責任なんて追及しない」って事だろう。
 つまり、ここでも、「職業的売春婦で無い女性をだまして連れてきた(*2)」罪は「日本軍、大日本帝国、ひいては昭和天皇に責任がある」ってのが、「絶対不可侵の真理」で、大前提であるらしい。
 予想されたことではあるが、お気の毒なことだ。


引用も含めて、チョイと長文になってしまったようだ。この辺りにしておこう。

 私(ZERO)としては、Yahooブログ終焉の間際に斯様な長文コメントの応酬が出来、改めて「原理主義の怖さ、愚かさ」が如実に示された事を大変嬉しく思う。

 と同時に、Yahooブログ終演に伴い完全に消失してしまう本件のようなコメント応酬は「記事化することで延命を図れる」と気付かされた事も、本件の成果であろう。

 弊ブログにも「ここで消失してしまうのは、チョイと惜しい」コメント応酬はある。記事化して延命を図ることを、検討しよう。

 それはさておき、北朝鮮は滅ぼすべきだな。
 朝敵朝鮮、滅すべし。

<注記>

(*1) 特に、後者については非常に疑問だな。当該インスマス文の発言については別記事にしたが、今上天皇陛下を「戦争犯罪者の息子」とまで断じているからな。 

(*2) 駆りにそのような事象があったとして、だな。「被害者当人が言っている」だけでは、犯罪事象は成立するまい。反対尋問が必要だろう。