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 マスコミのダブルスタンダードぶりには今更驚きはしないが、こうもあからさまにやるとは・・・まあ、東京新聞だからな。
 
 「原発を、再生可能な自然エネルギーで代替することで、二酸化炭素排出量を減らそう」ってキチガイ丸出しの脱原発原理主義社説を、堂々と掲げてしまう新聞社だから、キチガイなのは理の当然だが。

【東京新聞コラム】「【私設・論説室から】ためらわずにスイッチを」
【東京新聞コラム】「【私設・論説室から】ためらわずにスイッチを」
【私説・論説室から】ためらわずにスイッチを 

2018年9月3日

 【】 実家の居間に初めてエアコンが取り付けられたのはいつごろだったろう。壁掛け型の室内機と室外機が分かれたセパレートタイプを三菱電機が発売したのは一九六八(昭和四十三)年。とすると中学生だったろうか。

 【】 勢いよく吹き出す冷気に大喜びしたが、それもつかの間。大正生まれのおやじは体が冷えるといって嫌がるようになる。電気代がもったいないという主婦(母)の無言の圧力もあり、冷気を堪能するには至らなかった。 

【】 危険な暑さが続いたこの夏、自宅にエアコンがあるのに使わず、熱中症で亡くなる高齢者が相次いだ。使わない理由は「体が冷える」と並んで「もったいない」が多いという。

 【】 実際、夏場にエアコンを使いすぎると、電気代の請求が前月の二倍くらいに跳ね上がってびっくりさせられる。 

【】 夏が暑いのは当たり前。エアコンは贅沢(ぜいたく)。電気代がもったいない-わが世代より上には、使用をためらう意識が染み込んでいる。まして年金暮らしなら月千円、二千円の出費増でも痛い。我慢してしまうのだろう。

 【】 ただ来年以降もこの暑さが続くようなら、エアコンは贅沢品ではなく必需品。九州電力が高齢者家庭の夏の割引プランを工夫したように、電力会社、自治体、政府による電気代の助成策が必要になるのではないか。 

【】 お年寄りが、ためらわずにスイッチを押せるように。 (安田英昭)
 

脱原発や「再生可能な自然エネルギー」は、電力供給の不安定要因だ。


 当たり前だが、いくらエアコンが普及しようとも、いくら電気料金補助、つまりは金を積もうとも、停電していたら、エアコンなんて効かない・・・それどころか、動かない。

 エアコンが稼働し、熱中症予防が期待できるのには、電力の安定供給が大前提だ。そんなことは「前提だとは認識しがたい」ほどに、ね。

 で、その大前提である電力の安定供給に対し、東京新聞が崇め奉る「脱原発」も「再生可能な自然エネルギー推進」も、阻害要因であり、特に後者は当面の間(*1)「相反するモノ」とさえ言える。 

 斯様なコラムを「東京新聞のコラム」として掲げる以上、「脱原発」も「再生可能な自然エネルギー推進」も、「反省して取り下げる」のが筋であろうが、まず「絶対」と言って良さそうなぐらいに、東京新聞はそんなことはしないだろうな。

 新聞記者とは、気楽な稼業と、来たモンだ。

 邦画「日本無責任男」シリーズ(*2)の決め科白が、思い出されるな。

 それはそうと、北朝鮮は滅ぼされるべきだな。

<注記>

(*1) 少なくとも、大容量高効率な蓄電放電技術が完成し普及するまで。因みにそんな技術は現段階では、明確共通のコンセプトすら、無い。
 
(*2) 実は、真面に見たのは1本ぐらいしか無いが