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【東京新聞コラム】【私設・論説室から】永田町にオスプレイを!
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018042302000132.html

2018年4月23日

【】 ジャーナリストの広瀬隆氏が『東京に原発を!』を出版して、もう三十年以上になる。

【】 原発がそんなに安全というなら東京のど真ん中につくればいい、東京につくれないものを地方に押し付けるな。過疎の浜の人は死んでも仕方ないということか-そんな訴えの書は、東京電力福島第一原発の惨事を予言していたともいえる。

【】 東京には原発も再処理工場もない。都会人が原発の危険性を実感するには相当な想像力を要し、現実には困難だろう。

【】 米空軍の輸送機CV22オスプレイが横田基地(東京都福生市など)に五機配備される。決まっていた時期より二年程度前倒しとなり「唐突だ」「連絡が遅い」と騒ぎになった。

【】 もし沖縄県民の苦難を共有するといった意志があったならば、周辺住民や都民が横田配備に慌てて反対するのは本来おかしい。

【】 口で沖縄県民に寄り添うと言いながら、どこかひとごとで済ませてきたのではないか。実感もなく、きれい事を言ってきただけではないか-沖縄県民にはそう映りかねない。

【】 問題はいうまでもなく、不条理で不公平極まりない日米地位協定である。そこに真正面から向き合わず、基地周辺の住民に苦痛を強いて安穏としているのが政府・与党だ。

【】 無責任な現状を打破するには、このモンスターの脅威を肌で感じてもらうしかあるまい。「オスプレイを永田町に」
 (久原穏)

「ワシントンにオスプレイ」は既に現実ですが、何か?

 オスプレイを「モンスター」ってやぁがる。オスプレイが人間だったら、ヘイトスピーチか名誉毀損モノだ。

 再三繰り返している通り、オスプレイは危険な欠陥機だから、配備反対」などと抜かす「基地周辺住民」は、「非人道的と言って良いレベルの利己主義者」であるし、左様な理由で配備反対しかしないこと自体は「言い訳のしようがなさそうなくらいの誤り」だ。

 オスプレイは危険な欠陥機」ならば、その危険に最も曝されているのは、オスプレイに搭乗し、一朝有事にはそのオスプレイに乗って死地に飛び込むこともあり、そのような事態に備えて日々訓練に励んでいるオスプレイ搭乗将兵だ。現時点では米軍人であり、近い将来これに我が自衛隊員も加わる。

 危険な欠陥機オスプレイ」により「基地周辺住民が被る危険」なんぞ「オスプレイに搭乗する将兵が被る危険」に比べれば、ものの数では無い。

 オスプレイは危険な欠陥機」ならば、実施すべきは「オスプレイの飛行停止、運行中止、欠陥除去までの製造中止を求めること」であり、「配備反対」ではない。
 
 オスプレイは危険な欠陥機だから、配備反対としか主張せず、その「オスプレイの危険性」をオスプレイに搭乗する将兵に訴えることもせず、「オスプレイの飛行停止を求める」事すらしないモノは、「危険な欠陥機オスプレイによって被る基地周辺住民の危険」しか見ようとせず、搭乗将兵の危険も、当該基地以外の基地周辺住民の危険も無視できるような、「非人道的なレベルの利己主義者」である。

 その意味で、上掲コラムを書いた久原穏記者は、「非人道的なレベルで利己主義」である公算が相当に大だ。まあ、利己主義だからって、積みになる訳じゃぁない。タダ、私(ZERO)に軽蔑・軽侮されるだけだ。

 それはそれとして、だ。上掲コラムで「永田町にオスプレイを!」と主張し、

1>  無責任な現状を打破するには、このモンスターの脅威を肌で感じてもらうしかあるまい。
2> 「オスプレイを永田町に」

ってんだから、知らないってのは怖いねぇ。

 タイトルにもした通り、オスプレイは合衆国大統領専用機の一機種として採用されている。「オスプレイを永田町に」は単なるスローガンだが、「オスプレイをワシントンに」は既に現実だ。「このモンスターの脅威」とやらは、現・トランプ大統領はおろか、前オバマ大統領も、「肌で感じて」居る筈である。

 オスプレイが本当に危険な欠陥機ならば、な。

 実際・実態は弊ブログでも数多記事にした通り、「オスプレイは新奇な新型機」でしか無い。永田町に来ようが、防衛相・市ヶ谷に来ようが、「モンスターの脅威を肌で感じる」のは「オスプレイは危険な欠陥機だ!」と信じる奴原ばかりだろう。

 それにしても、北朝鮮は滅ぼされるべきである。