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大凡、神ならぬ身の人が為す事に、完全完璧はあり得ないのだから、漸く提示された改憲自民党案には、欠陥も欠点もあって当然▼無ければ奇蹟。それでも「たたき台」として改憲自民党案が出て来たんだ▼アカ新聞どもはさぞや大喜びで叩いているだろうが、「モリカケがぁ!」の人民裁判騒ぎよりは幾らかマシだ。ひょっとしたら、実のある「改憲自民党案批判」が出て来て、「建設的な議論」が出来るかも知れない、と考えたのだが・・・・
①【朝日社説】自民党大会 岐路に立つ「1強】政治
①【朝日社説】自民党大会 岐路に立つ「1強】政治連載:社説(社説)自民党大会 岐路に立つ「1強」政治2018年3月26日05時00分【】 森友学園をめぐる公文書改ざん問題で安倍政権が揺らぐ中、自民党大会が開かれた。【】 安倍首相があいさつの冒頭、「行政全般の最終的な責任は首相である私にある。改めて国民に深くおわびする」と謝罪し、全容解明と再発防止を誓ったのは当然だろう。
【】 一方で、首相は同じあいさつで「いよいよ結党以来の課題である憲法改正に取り組む時が来た」と、改憲への意欲を改めて強調した。
【】 与野党を超えて、政治がいま最優先すべきは改憲ではない。森友問題が失墜させた政治と行政への信頼を立て直す。そこにこそ力を尽くすべきだ。
【】 国民の財産である国有地が、8億円もの異例の値引きで売却されたのはなぜなのか。一連の経緯を示す公文書がなぜ、どのように改ざんされたのか。背景も含め、十分な解明がなければ国民の納得はえられまい。
【】 問われているのは佐川宣寿・前国税庁長官だけではない。財務省だけでもない。発足から5年余の安倍政権のあり方そのものを省みる必要がある。
【】 政権が国政選挙に大勝し続けてきたのは事実だ。だがそこで得た「1強」の数の力を、適正に使ってきたとは言えない。
【】 まず思い浮かぶのは、歴代内閣が憲法上認めなかった集団的自衛権の行使を、一内閣の閣議決定で容認したことだ。憲法に基づく野党の臨時国会召集要求を放置したままの衆院解散も、忘れるわけにはいかない。
【】 国民の「知る権利」に背く公文書のずさんな扱いは、財務省のみならず、加計問題での文部科学省の「総理のご意向」文書や、防衛省のPKO日報をめぐっても繰り返された。
【】 憲法や法律などさまざまなルールを軽んじる。従う官僚は取り立てる一方で、ひとたび敵とみなせば徹底的にたたく。忖度(そんたく)という言葉に象徴される政官関係のゆがみは、「1強」のおごりや緩みと無縁ではない。
【】 党大会で首相が改憲に意欲を示した9条への自衛隊明記など4項目は、そもそも改正の必要がないなど説得力を欠くものばかりだ。
【】 党大会までの「合意」を取り繕った自衛隊明記案には、党内にも異論がある。連立を組む公明党を含め、多くの政党も前のめりの改憲には否定的だ。
【】 何より改憲は、国民多数の賛成がなければ成立しない。大事なのは国会議員の数ではなく、幅広い国民の合意である。
【】 それでも改憲を急ぐのか。信頼回復を優先するのか。政権党は岐路に立っている。②【毎日社説】自民党大会と安倍首相 政権党の自省が足りない
②【毎日社説】自民党大会と安倍首相 政権党の自省が足りない社説 自民党大会と安倍首相 政権党の自省が足りない毎日新聞2018年3月26日 東京朝刊【】 あまりに危機感が乏しくないか。
【】 公文書改ざんという行政の深刻な不祥事に対し、政権与党の責任が問われる中での自民党大会だった。
【】 安倍晋三首相(党総裁)は演説の冒頭、「行政全般の最終的な責任は内閣総理大臣であるこの私にある」と国民に向けて陳謝した。
【】 気になるのは「なぜ、このようなことが起こったのか」とひとごとのように語った部分だ。首相はこれまでも国会などで全容解明と再発防止を約束する際、枕ことばのようにこのフレーズを繰り返してきた。
【】 自身が改ざんに関与していないことを強調したいのかもしれない。だが、改ざんを実行したとされる財務省理財局の担当者らが、首相の国会答弁や、妻昭恵氏と森友学園の関係を意識していなかったというのは無理がある。首相にとって、この問題はひとごとではすまされない。
【】 「行政の長として責任を果たす」と言いながら財務省の内部調査に任せるばかりで、首相が本気で取り組んでいるように見えないから、国民はいら立ちを募らせているのだ。
【】 そんな首相の対応には自民党内に不満もくすぶるが、党大会で表立った批判は聞かれなかった。前日の全国幹事長会議で森友問題の地元・大阪府連が「党の論理ではなく国民の立場で」と注文をつけた程度だ。
【】 時間がたてば世論の逆風は落ち着くとの楽観論も聞こえてくる。
【】 総裁演説の最後は「いよいよ、結党以来の課題である憲法改正に取り組むときが来た」と語り、憲法に自衛隊の保持を明記する9条改正への強い決意で締めくくった。
【】 党大会を機に国会の改憲論議に弾みをつけたいと思ったのだろう。だが、その前提条件となる与野党の信頼関係はもはや失われている。公文書改ざんに反発した野党が改憲論議に入れる状況にはない。客観的な政治情勢と、改憲を急ぐ首相の認識とのギャップは開くばかりだ。
【】 党大会にぎりぎり間に合わせた改憲条文案自体が生煮えで、公明党も距離を置く。山口那津男代表は来賓あいさつで、国民の信頼回復を優先させるようにと、くぎを刺した。
【】 民主政治は為政者と国民の信頼がなければ成り立たない。政権党である自民党は最も重い責任を負っていることを自覚しなければならない。③【東京社説】自民党大会 改憲より国民の信頼だ
③【東京社説】自民党大会 改憲より国民の信頼だ【社説】自民党大会 改憲より国民の信頼だ2018年3月26日【】 安倍晋三首相の前のめりが際立った。自民党は九条への自衛隊明記など四項目で改憲を目指すが、政治や行政に対する国民の目は厳しい。改憲に力を傾注するよりも信頼回復を優先すべきでないか。
【】 自民党の定期党大会がきのう東京都内で開かれた。党総裁を務める安倍首相は演説で「憲法にしっかりと自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打とうではないか」と九条を含む改憲の実現に向けた強い決意を示した。
【】 自民党は改憲を結党以来の党是としてきた。昨年十月の衆院選では、自衛隊の明記▽教育の無償化・充実強化▽緊急事態対応▽参院の合区解消-の四項目を初めて政権公約の重点項目に掲げた。
【】 党大会前に改憲条文案の取りまとめを急いだのも、首相が目指す二〇二〇年までの改正憲法施行に向けて党内手続きが進んでいることを印象づけ、議論に弾みをつける狙いがあるのだろう。
【】 しかし、首相を取り巻く政治環境は以前より厳しくなっている。
【】 昨年の党大会前に実施された共同通信社の全国電話世論調査では内閣支持率は61・7%だったが、今月中旬には38・7%に。特に、二週間前から9・4ポイント急落した。
【】 その要因の一つは学校法人「森友学園」への国有地売却問題と財務省の決裁文書改ざんである。
【】 首相は演説冒頭「行政に対する信頼を揺るがす事態であり、責任を痛感している」と陳謝したが、国有地がなぜ格安で売却されたのか、決定過程に首相夫妻らの関与や影響はなかったのか、文書改ざんはなぜ行われたのかなど、国民の疑問は全く解消されていない。
【】 この一年間、政府は国会に対して改ざんした資料を提示し、官僚は偽りの答弁を繰り返してきた。こんな状況では、政治や行政に対する不信感が膨らむのは当然だ。
【】 首相は自身や昭恵氏の関与や影響を繰り返し否定するが、行政府の長としての責任で、真相解明の先頭に自ら立つべきではないか。
【】 そもそも自衛隊明記など四項目に、改憲しなければ国民の生命や平穏な暮らしが著しく脅かされる切迫性があるのか。条文案の内容も妥当とは言い難い。
【】 共同通信社の最新世論調査では首相の下での改憲に51・4%が反対する。国民が望んでいない改憲に政治的労力を費やすよりも、政治や行政への信頼回復に努めることが先決ではないか。首相がたびたび言及するように「民信なくば立たず」。政治は民衆の信頼なくして成り立たない、である。
まともに「憲法9条擁護論を立案出来ない」から、論点のすり替えに躍起になってる」と見えて仕方が無いぞ。
その「論点すり替え先」が、上掲①朝日社製腕は「自民党一強(*1)政治のありかた(*2)」であり、上掲②毎日社説では「政権与党としての自省」、上掲③東京社説では「国民の信頼回復」としている。どの社説も「憲法議論、改憲よりも優先すべき事」を挙げている。
その「改憲よりも優先すべき事」の相当部分が、森友「問題」(及び森友「文書」問題)追求なのだから、まあ、失笑モノだな。
まともに改憲議論を出来ないから、自民党に対する「個人攻撃」に走っている。「憲法9条改憲阻止の為には、何でもあり」って処のようだが、それは相当な知的怠慢だぞ。って、「憲法換えちゃぁいけない」教徒に言った処で、詮無いが。
それはそれとして、北朝鮮は滅ぼされるべきである。
<注記>
(*1) 「1強 」なんて、アラビア数字と漢字混じりの日本語表記は、この場合おかしい。(*2) と、タイトルでは謳っているが、要は、中身は、「森友“問題”」ってところが、如何にも朝日だ。