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【朝日社説】「憲法70年 筋道立たない首相発言」
【朝日社説】憲法70年 筋道立たない首相発言 

2017年12月21日05時00分

【】 自民党の憲法改正推進本部が、衆院選で公約に掲げた改憲4項目に関する「論点取りまとめ」を公表した。

【】 焦点の9条については、1項と2項を維持して自衛隊を明記する安倍首相の案と、戦力不保持をうたう2項を削除し、自衛隊の目的・性格をより明確化するという2案を併記した。

【】 両案を土台に年明けから自民党案のとりまとめに入り、早ければ来年中にも国会による発議と国民投票に踏み切る――。自民党内ではそんなシナリオも語られている。

【】 旗振り役は言うまでもなく首相である。5月の憲法記念日に自衛隊明記の構想を示し、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と語った。

【】 自民党が東京都議選で惨敗した7月以降、「スケジュールありきではない」と発言を変えたが、一昨日の講演で再びこう踏み込んだ。「2020年、日本が大きく生まれ変わる年にするきっかけとしたい。憲法について議論を深め、国の形、あり方を大いに論じるべきだ」

【】 この日も「スケジュールありきではない」と付け加えたが、衆院選の大勝を受けてアクセルを踏んだようだ。【】 あらためて指摘しておく。【】 改憲を発議する権限は国会にある。行政府の長である首相が自らの案を期限を切って示し、強引に進めようとするなら筋違いというほかない。

【】 「20年」を強調するのは、自らが首相であるうちに改憲したいためだろう。衆参で3分の2の与党勢力があるうちに発議したい、との思いもあろう。だが改憲は首相の都合で決めていいものではない。

【】 時代や社会の変化に応じ、憲法を問い直す議論はあっていい。だがそれには前提がある。

【】 憲法は、国家権力の行使を制限し、国民の人権を保障する規範である。その基本を踏みはずすような改憲は許されない。

【】 法改正や予算措置など、改憲以外にその現実に対処する方法が見いだせないか。山積する政治課題の中で、限られたエネルギーを改憲に注ぐ必然性が本当にあるのか。厳しい吟味が求められる。

【】 国民の目に見える形で、真摯(しんし)で丁寧な議論を積み重ねることが、国会の憲法審査会の使命だ。与党だけで押し通してはならない。

【】 主権者である国民がその改憲を理解し、納得することが何よりも重要である。

【】 数の力で進めた改憲が、社会に分断をもたらすことはあってはならない。

この社説で、愚痴とイチャモン以外、なにかあるか?

 「安倍首相は、改憲を”スケジュールありきではない”と言っていたが、”スケジュールありき”になっている。」
 
 以上お終い、な社説ではないか。実に薄っぺらくもみっともない。愚痴とイチャモン以外に何一つないような、社説。コレで朝日新聞の、新聞社としての主張である。それも全世界へ公開・公言された。

 ろくに「憲法擁護論」を主張できないものだから、「改憲に”スケジュールありき”は許されない」と唱えるだけの「遅滞戦術」でしかない。「憲法擁護論」を主張している朝日がその体たらくでは、時間無制限の「スケジュールありきではない」改憲議論をしたところで、時間の無駄にしかならないだろう。

 改憲発議が国会なのは、誰も否定しないし、安倍首相とて否定しない。だが一方で我が国は議員内閣制だから、国会の最大与党の党首は安倍首相その人だ。最大与党党首として、国会の改憲発議に安倍首相当人が関与するのは当たり前。関与していなかったら「議員内閣制の否定ないし弱体化」であろう。

1> 主権者である国民がその改憲を理解し、納得することが何よりも重要である。

2> 数の力で進めた改憲が、社会の分断をもたらすことはあってはならない。

って、「国民の理解と納得」は、基本的に国会の改憲発議後の国民投票で担保されておろうが。

 大体、「改憲が社会を分断する」って、どんな状況だよ。改憲派と「憲法変えちゃぁいけない」教徒が内戦でも始めるのか?

 内戦状態はそりゃ避けるべきだろうが、「世論を二分するような議論」程度ならば、「社会の分断」とは言わない。それh言論の自由のしからしめる処であろうが。

 私(ZERO)が予想するに、たとえば憲法9条改憲を巡って改憲派と「憲法変えちゃぁいけない」教徒の間では、まともに議論さえ成立しないだろう。それは、上掲朝日社説をjはじめとする、「憲法変えちゃぁいけない教徒」等の唱える「改憲反対論」が、実に薄っぺらで、間抜けで、支離滅裂で、ヘイトスピーチ級に非論理的であることが、証している。

 それにつけても、北朝鮮は滅ぼされるべきである。