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【朝日】 「米軍、自分本位だ」 ヘリ再開にあきらめと不信感
【朝日】 「米軍、自分本位だ」 ヘリ再開にあきらめと不信感 
l小山謙太郎、安田桂子2017年10月19日05時03分

【】 沖縄県東村(ひがしそん)高江の民有地で不時着炎上した大型輸送ヘリコプターCH53Eの同型機が18日、再び沖縄の空を飛び交った。事故から1週間。原因の十分な説明がないままの飛行再開に、沖縄では米軍や日本政府への不信感が高まっている。翁長知事「米軍の姿勢は言語道断」 ヘリ飛行再開受けて特集:沖縄はいま

【】 CH53Eはこの日、普天間飛行場を複数回にわたって離陸し、事故が起きた高江付近の上空を飛ぶ姿も確認された。

【】 「もう、あきらめしかないね」。事故現場となった牧草地の所有者、西銘(にしめ)晃さん(64)はつぶやいた。「防衛相が事故原因がわかるまでの飛行停止を求めてもこれだ。米軍は、誰の言うことなら聞くのかね」

【】 県町村会の首長らは18日午後、在沖米海兵隊司令部のあるキャンプ瑞慶覧(ずけらん、北中城村など)を訪れ、事故原因の究明や再発防止、住宅地の上空や早朝夜間の飛行禁止など文書で6項目について要請した。応対した在沖米海兵隊のクラーク大佐は「誠意をもって対応する」と答えたという。

【】 要請には仲嶺久美子・高江区長も同行。「住民の傷も癒えないうちに飛行を再開したことを、みんな不安に思っている」と伝えたが、米軍側は「(在沖米軍トップの)ニコルソン中将が安全だと判断した」「初期段階の調査で問題はなかった」と答えたのみで、事故原因についての説明もなかったという。

【】 仲嶺さんは「(米軍は)友達だと言いながら、演習のことばかり考えている。自分たち本位だ」と話した

クドいようだが繰り返そう。米軍機が事故を起こしたら、その事故を免れようがないのは、米軍機に搭乗している米軍将兵だ。


 従って、「米軍機事故の危険」に最もさらされるのは、他ならぬ「米軍機に登場する米軍将兵」であって、「米軍基地周辺住民」ではない。

 「だから、米軍基地周辺住民は黙っていろ」と言うつもりはない(*1)。だが、「米軍機事故の危険にさらされている米軍将兵は無視ないし軽視して、米軍基地周辺住民への危険だけ重視する」態度こそ、「自分本位」と断ぜられるべきだろう。

 「不安を感じる」分には、いくらでも「不安に感じる」ことが出来よう。
 その「不安」が金になるなら、なおさらだ。

 それにつけても、北朝鮮は滅ぼされるべきである。

<注記>

(*1) 言いたくなるような「米軍基地反対派」が居るのも事実だが。「オスプレイが危険な欠陥機ならば、その危険にさらされるのは米軍将兵だ」に対し、「米軍辞めろ」と言い放った、Awamori氏とかね。