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幣ブログにわざわざ訪れ、読んでくださる読者諸兄には「なにを当たり前なこと言っているんだ」と言われそうなタイトルであるが、何しろ世の中は広いし、人間は多種多様で、その思想信条は百花斉放、十人十色。世の中には「銃剣道は人殺しの技だ!その人殺しの技を小学生に教えてよいという、安部政治を許さない!」とイキマク人が、相応の数いる、らしい。
それはそれ「人類という種の多様性」であり、「思想の多様性こそ民主主義の強み」と放っておけば何ほどのことはないのだが、その「銃剣道は人殺しの技!」と断じる根拠が「どう見てもおかしい」と感じると、どうも看過はし難い、事もある。
そんな訳で、「銃剣道は、剣道で禁じられた刺突技を中心にしている。だから反則技で、人殺しの技だ!」と主張する記事を某ブログで見つけ、思わず突っ込んだんだな。「剣道と銃剣道ではルールが違う。剣道のルールで銃剣道を”ルール違反”といっても意味がない。況や”人殺しの技”と断じる根拠にならない。」とコメントした。(転載記事①の転載元参照https://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/41022827.html )
するとブログ主から「剣道と銃剣道のルールが違うの何故だ!説明しろ!」との返コメ。「使う道具が違えば、ルールが違うのは当たり前。おかしな事を言う人だな。」と思いつつ、私も剣道のルールは良く知らなかったので、調べ始めた。
すると・・・なんとまあ、「刺突技」である「突き」は、剣道では「中学生まではルール違反だが、高校生以上では技として認められている。」と判明した上、喉を狙う突きも有効技で、為に剣道の面は喉も防護していると判明した。まあ、剣道の面の形をちゃんと知っていれば、十分予想できたことだがな。
「先生や、年長者に対する突きは、マナー違反」なんだそうだが、ルール違反ではないから、「反則にはならない」とも知れた。
さてどうしたものかと、当該ブログに再訪問すると、新たな「銃剣道は人殺しの技だ!」記事があり、「小学校への銃剣道導入反対」を主張する自衛官(自称)の記事を引用していた(転載記事②の転載元参照 https://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/41022828.html#41022828)。おまけに「反則技=命を奪うことを目的とした危険な技」なんて実にユニークな(他で聞いたこともない)定義がなされていた。ついでに「剣道は人殺しの技となんか主張していない」ってコメントもついていた。
で、「その新たに定義された”反則技”でも、剣道の面は”反則技”の筈だし、貴方が”反則技”の一例としている”目潰し攻撃”は”反則技ではない”筈だ。
自衛官が訓練する銃剣術が”人殺しの技”であるのは当然で、そうでなかったら自衛官自身の命に関わる。が、小学校に導入されるのは、スポーツとしての銃剣道であり、自衛官の訓練とは異なる、と考えるのが常識的判断と言うものだ。」とコメントした。
すると、当該ブログ主は上記コメントの「自衛官の訓練としての銃剣術は人殺しの技」と私(ZERO)が認めたことを盾に取り、「小学校で導入されようとしている銃剣道は人殺しの技だ!」と「結論づけた。」
で、「その新たに定義された”反則技”でも、剣道の面は”反則技”の筈だし、貴方が”反則技”の一例としている”目潰し攻撃”は”反則技ではない”筈だ。
自衛官が訓練する銃剣術が”人殺しの技”であるのは当然で、そうでなかったら自衛官自身の命に関わる。が、小学校に導入されるのは、スポーツとしての銃剣道であり、自衛官の訓練とは異なる、と考えるのが常識的判断と言うものだ。」とコメントした。
すると、当該ブログ主は上記コメントの「自衛官の訓練としての銃剣術は人殺しの技」と私(ZERO)が認めたことを盾に取り、「小学校で導入されようとしている銃剣道は人殺しの技だ!」と「結論づけた。」
オイオイ、「剣道の面」はどうしたんだよ、って突っ込みは、まあ、無駄だろうからしていないが。
正直私(ZERO)も「スポーツとしての銃剣道」と「自衛隊の訓練としての銃剣術」の相違は、明確に認識していなかったので、後追いながらこれも調べると・・・スポーツとしての銃剣道は「木銃」と言われる、まあ、ボルトアクション小銃を模したような木製の「武器」先端に安全のためにクッションを巻いたようなモノを使い、このクッション部分で突くだけなのに対し、自衛隊の訓練は「武器格闘術」の一つとして、「刃による斬撃」や「銃床による打撃」も有効とする、実戦的なルールと判明した。ウイキイペディアでは「武具の大きさ」まではわからなかったが、現役の軍用自動小銃に準じた大きさと考えるのが「妥当な推論」だろう。つまり「銃剣道の木銃より、短い」。
即ち、当初考えていたとおり、銃剣道というのは、自衛隊が訓練として実施する武器格闘術とは異なるものであり、安部首相が小学校に導入しようと言う銃剣道は、自衛隊の武器格闘術ならぬ、スポーツとしての銃剣道と考えるのが、合理的である。
即ち、当初考えていたとおり、銃剣道というのは、自衛隊が訓練として実施する武器格闘術とは異なるものであり、安部首相が小学校に導入しようと言う銃剣道は、自衛隊の武器格闘術ならぬ、スポーツとしての銃剣道と考えるのが、合理的である。
剣道でも高校生以上は刺突技も有効であり、剣道が(”必殺技”の面も含めて)スポーツと認めるならば、銃剣道をスポーツと認めない理由は、私(ZERO)にはさっぱり判らない。
「小学生への軍事教練として、自衛隊の武器格闘術を導入しようとしているのだ!」って主張であるならば、そうであるか否かは小学校に今度導入される「銃剣道」のルールを見れば明白になる筈だ。
大体、「小学生に軍事教練を施す」ならば、「射撃」を導入するのが普通だろう。武器格闘術なんて、たとえ非対称戦争でも主流じゃぁなかろう。
因みに上記転載記事元ブログ主・恋夜姫さんのコメントには「射撃は的を撃つから人殺しの技じゃない」ってのもあり、安倍首相が「小学校に射撃を導入する」と決定したら、少なくとも「人殺しの技だ!」として恋夜姫さんが反対することは、なかった、筈である。
と、言う訳で、「やっぱり当初思った通り、上記転載記事元ブログ主の”小学校に導入されようとしている銃剣道は人殺しの技だ!”って主張は根拠不明である。」と、再確認できたばかりか、剣道、銃剣道、武器格闘術のルールの違いも「判明した」次第である。
と、言う訳で、「やっぱり当初思った通り、上記転載記事元ブログ主の”小学校に導入されようとしている銃剣道は人殺しの技だ!”って主張は根拠不明である。」と、再確認できたばかりか、剣道、銃剣道、武器格闘術のルールの違いも「判明した」次第である。
いやぁ、思いこみって怖いねぇ。
と同時に、人間、一生勉強だね。
振り返ってみると、私(ZERO)に「予断」があったことも否めない「銃剣道は、道という以上スポーツとして確立されている筈で、実際に「人殺しの技」を修得しなければならない自衛隊の訓練とは異なる筈だ。」という「予断」が。
その「予断」が裏返しとなると、前掲転載記事の「恋夜姫」さんの様に、「銃剣道は人殺しの技だぁぁぁぁぁ!それを小学校に導入するなんて、安部政治を許さないぃぃぃぃぃぃぃ!」となるのだろう。
その「予断」が裏返しとなると、前掲転載記事の「恋夜姫」さんの様に、「銃剣道は人殺しの技だぁぁぁぁぁ!それを小学校に導入するなんて、安部政治を許さないぃぃぃぃぃぃぃ!」となるのだろう。
尤も、「恋夜姫」さんのブログは「安部政治を許さないぃぃぃぃぃぃぃ!」が主眼な様なので、もし仮に安部首相が「小学校に剣道を義務づける」なんて決定を行ったとしても、やっぱりナンダカンダで反対したであろう事を、私(ZERO)は確信しているがね。
序で:
転載元記事にて「私(ZERO)何ざぁ、人殺し免許皆伝だぁ。」とコメントした根拠は、私が持っている「柔道初段の黒帯」である。
柔道で「人を殺す」のは、殺意があっても難しそうだがね。私が人を殺すつもりならば、柔道なんて不確実な方法は使わないぞ。
転載元記事にて「私(ZERO)何ざぁ、人殺し免許皆伝だぁ。」とコメントした根拠は、私が持っている「柔道初段の黒帯」である。
柔道で「人を殺す」のは、殺意があっても難しそうだがね。私が人を殺すつもりならば、柔道なんて不確実な方法は使わないぞ。
もう一つ序で
今更ながら思い出したんだが、フェンシングも刺突技中心だよねぇ。而して、フェンシングはあの装備の仰々しさからして紛れもなく「現代武術」にしかならない。あの判定装置は、20世紀も後半でなければ実現しない。