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何度も書いているが、原理主義ってのは、ある種のキチガイだ。何らかの主義主張を、それが如何に崇高普遍な(とおもえる)モノであろうとも、「原理として祀り上げ」ほかの一切を犠牲にしようと言うのだから、傍から見たらキチガイ以外になり様が無い。
ならば、弊ブログが「脱原発原理主義」と断じる東京新聞が、キチガイでない訳は無い。少なくとも「脱原発原理主義」と断じる以上、原発に関係する議論について東京新聞は「キチガイである筈」だ。
と考えると、「坊主にくけや袈裟まで憎い」の逆なのかな。「脱原発原理主義ならば、ドイツ気違いにもなる」らしいぞ。
①ドイツ 寛容の力(上) メルケル流 自信の裏Tweet 2016年2月2日【1】 最初から誰にでも、寛容だったわけではなかった。
【2】 難民問題が今ほど大きくなる前の昨年七月、国外退去への不安を涙ながらに訴えたパレスチナ人少女(ドイツ滞在四年)に対し、メルケル首相はこう言った。「政治はつらいもの。パレスチナ難民全員をドイツが引き受けることはできない」
【3】 しかし、少女の流ちょうなドイツ語は、社会に溶け込んでいることをうかがわせた。
【4】 「冷酷」との批判が広がる。少女一家の送還は見送られた。
【】 首相は後日、少女がけがの治療のために、独赤十字によってレバノンの難民キャンプから連れてこられたことを知り「ドイツは本当に人道主義的な国だ」と述べた。寛容な政策に国民の支持が得られる自信が強まった。
【5】 難民を乗せた船が次々に転覆、保冷車に詰め込まれた難民の遺体も見つかった。
【6】 メルケル首相は難民受け入れに上限を設けない考えを表明した。
【7】 法的根拠に、基本法(憲法)で難民の保護請求権を認めていることを挙げた。ナチスのユダヤ人迫害が多くの難民を生んだことへの反省から設けられた条項だ。
【8】 「エネルギー革命を最短期間でやり遂げた脱原発への取り組みを思い起こしたい。東西ドイツの統一も、いい例として挙げていいかもしれない」。過去への自信が今回の決断を後押しした、とも強調した。
【9】 技術力の高い日本でも原発事故を防げなかったことに衝撃を受けて公約を転換した時のような、思い切りのいい方針表明だった。
【10】 独走には批判も集まる。独週刊誌シュピーゲルは「独りぼっち」とのタイトルで、メルケル首相の顔が溶けゆくデフォルメ写真を掲載した。首相を支持する論調の同誌も不安のようだ。
【11】 メルケル首相は、難民受け入れを「息の長い巨大な国家課題」と位置付ける。試練は織り込み済み、ということか。
【12】 ドイツの挑戦を追い、多文化社会づくりの課題を探る。 (熊倉逸男)
ドイツのは「ナンチャッテ脱原発」であり、それすら未だ成就していない
福島原発事故当時9基あったドイツの原発の内、確か8基は未だ稼動中で、絶賛発電中。原発稼働数で言えば、漸く再稼働が始まったばかりの我が国より多い。
尚且つ、ドイツは発達した西欧電力網の中にあるから、「電力が不足すれば、外国から輸入出来る」。「ナンチャッテ脱原発」と私(ZERO)が断じる所以である。
その「電力輸入先」で最有力なのは、フランスの原発なのであるから、「ドイツ発の原発事故を起こさない!」なんて大見得も、”片腹痛い”所では無い。
「外国、特にフランスに、原発技術も原発管理する責任も押しつけて、電力だけ輸入しているのだから、図々しいったらありゃしない。」と言う処である。端的に言って、ドイツの脱原発宣言以来、私(ZERO)はドイツもドイツ人も嫌いになっている。
さはさりながら、そんな「未だ(少なくとも)成就途中のナンチャッテ脱原発」を「成功体験として想起しろ」ってんだから、正に気違い沙汰だ。
さはさりながら、そんな「未だ(少なくとも)成就途中のナンチャッテ脱原発」を「成功体験として想起しろ」ってんだから、正に気違い沙汰だ。
事実、下掲の通り東京新聞社説は狂気の度を深めている・・・ように私(ZERO)には思われる。
②ドイツ寛容の力(中) 容易でない多文化主義Tweet 2016年2月3日【1】 「無責任で現実味がなく頑固なメルケル流の難民政策が、善意の市民を極右へと駆り立てるだろう」(ドイツ中部、男性)
【2】 「アラーの兄弟たちは何も変わっていない」(西部、女性)
【3】 大みそか、ケルンで、女性たちが難民申請者を含む外国人らにあちこちで取り囲まれ暴行や窃盗の被害に遭った事件後、週刊誌シュピーゲルに、読者から寄せられた怒りの手紙だ。
【4】 現場の大聖堂前では抗議デモがあった。
【5】 メルケル与党内からも、難民受け入れに上限を設けるべきだとの声が相次いだ。
【6】 ドイツの人々の怒りは当然だ。犯人を罰し、また送還するのも適切な措置だろう。しかし、ほかの多くの難民まで排斥するのは、ドイツが掲げてきた人道に反する。
【7】 ドイツの女性論客たちは、難民側の問題をいくつか指摘する。
【8】 人権活動家は「女性の人権がない北アフリカや中東からの人々が移住してくるようになった」と事件の背景を探る。
【9】 イスラム研究者は「家父長的な考え方が問題だ。イスラム特有ではないが、イスラム諸国に広がっている」と言う。
【10】 ドイツ政府はドイツ語の習得を重視してきた。コミュニケーションなくして社会の統合はあり得ない。しかし、それではもちろん十分でもなく、女性観をはじめとする社会のルールやマナーを身に付けさせる必要性も出てきた。多文化主義とは、容易ならざる現実主義ともいえる。
【11】 社会のルールとは、何が犯罪かを線引きする法律ではない。ごみの分別、夜間や休日の静寂順守、ベランダには洗濯物を干さない-など、ドイツにはドイツの暮らしがある。多文化統合はただの理念ではなく、寛容とは互いに歩み寄る忍耐である。
【12】 もとより、押し寄せる百万人単位の難民申請者に、ドイツ一国では対応できない。欧州連合(EU)の試練でもある。厳しい逆風の吹く中、どんな結束と知恵を示せるのか。悩める世界の課題でもある。(熊倉逸男)
③ドイツ 寛容の力(下) 新ドイツ人生まれるTweet 2016年2月4日【1】 バルト海に面した旧東ドイツの港町ロストク。中世の商業都市が独立を守るために結束したハンザ同盟時代からのレンガ造りの建物とは、対照的な騒乱があった。
【2】 若者が続々と火炎瓶を投げ付ける先にあるのは、ベトナム人移民の住宅街。取り囲む群衆からは歓声が上がる…。
【3】 ドイツ統一の二年後、一九九二年に実際に起きた、外国人襲撃を再現した映画「ロストクの長い夜」のハイライトシーンだ。
【4】 監督したブルハン・クルバニさん(35)=写真=はアフガニスタン難民の子。政治活動に熱心なおじと祖父が逮捕され、両親は七九年、西ドイツに亡命した。
【5】 西ドイツで生まれ育ったが、外国人差別を感じ続けた。しかし、映画を製作した原動力は悔しさではなく「記憶を義務付けるドイツの文化」だと思っている。
【6】 「ホロコースト(ユダヤ人大量殺害)に対して責任がある、歴史を忘れてはいけない、という(ドイツ人の)気持ちを、いつも感じてきた。学校で学んだことだ」。両親の出自には関係なく、戦後ドイツの精神をしっかりと受け継いでいる。
【7】 「ドイツに定着した外国人の子や孫の世代は文化を担っている。医師、弁護士、政治家になっている人もいる。移民社会になったという社会合意がある」という。
【8】 西ドイツが高度経済成長期に受け入れたトルコの労働者は家族を呼び寄せて定住。ドイツ人の嫌がる単純労働を担い、仲間内で固まって住んだ。メルケル首相は「多文化社会は失敗した」と嘆いた。
【9】 しかし、ドイツは学んだ。二〇〇五年施行の移民法で移住や独国籍を望む外国人にドイツ語習得を義務付け、技術者就労を促した。
【10】 戦後、移民、難民として入国し定住した人は家族を合わせ、全人口の五分の一、千六百万人に上る、との試算もある。「金髪、青い目」のドイツ人とともに、さまざまな皮膚の色、目の色をした人々が共生している。人類の未来の一部でもあるだろう。(熊倉逸男)=おわり
ドイツが、自ら進んで「ドイツでなくなる」のは、ドイツ人の勝手だ。
だが、そんな「ドイツの自殺」を見習う気には全くならないし、絶賛する奴の気が知れない。
成るほど、「ドイツ人のモノでなくなったドイツ」と言うのは、「人類の未来の一部でもある」だろうさ。それは、「日本は日本人だけのモノでは無い」と言い放った上に「地球は人類だけのモノでは無い」と言い出した(*1)鳩山由紀夫(*2)とも相通じるものが在りそうだ。
成るほど、「ドイツ人のモノでなくなったドイツ」と言うのは、「人類の未来の一部でもある」だろうさ。それは、「日本は日本人だけのモノでは無い」と言い放った上に「地球は人類だけのモノでは無い」と言い出した(*1)鳩山由紀夫(*2)とも相通じるものが在りそうだ。
ああ、「絶賛」とか「礼賛」とか言うのは、ひょっとすると「言い過ぎ」かも知れない。上掲東京新聞の連載社説「ドイツ 寛容の力」は、「難民大量に受け入れているドイツの現状」を、「淡々と述べているだけ」とも解釈し得る…そんな「淡々と述べるだけ」の記事を「社説に掲げ、連載社説とする」事に違和感も何も感じないならば、だが。
無論、タイトルにもした通り、「寛容の力」なんて銘打った連載社説で「人類の未来」だの「悩める世界の課題」だのと(少なくとも)「ドイツの難民受け入れ政策を擁護する社説(*3)」を掲げているのだから、「東京新聞はドイツの難民受け入れ策を礼賛している」としか、私(ZERO)には解釈のしようがない。
左様解釈した上で…その気違い沙汰に呆れるばかりだ。
ドイツが自殺するのは、ドイツ人の勝手だ。それがホロコースト=ユダヤ人虐殺の贖罪であろうがなかろうが、勝手にするが宜しかろう。日本にも、日本人にも、全く関係ない。
ドイツが自殺するのは、ドイツ人の勝手だ。それがホロコースト=ユダヤ人虐殺の贖罪であろうがなかろうが、勝手にするが宜しかろう。日本にも、日本人にも、全く関係ない。
それを言うなら「外国から電力輸入出来る発達した電力網」どころか、島国ににして隣国との間に結構な海があり、しかもその海挟んだ対岸は電力不足気味で原発大増設を計画中(*4)である我が国が「ドイツの脱原発を見習う」なんてのも全く馬鹿げた狂気の沙汰なのだが。
なんにせよ結論は同じだな。
東京新聞は、キチガイではないか【相当に確信】。
東京新聞は、キチガイではないか【相当に確信】。
<注記>
(*1) それも、日本国首相と言う、自衛隊三軍最高指揮官の地位にありながら。(*2) くどいようだが弊ブログでは、「鳩山由紀夫」はそのフルネームで「人類の英知の及ぶ限り最大級の悪罵」と認定されている。(*3) これも再三繰り返す通り、社説と言うのは、「新聞社としての主張」の筈だ。(*4) でしかも偏西風のお蔭で、その原発が事故をおこすと我が国に影響する可能性大だが、逆は先ず無い。