戦争なんてモノは、国家間の国益追求競争の最たるモノなのだから、露西亜のシリア攻撃には盛大に露西亜の利益がかかっていて当然、かかってなかったら不思議というモノ。とは言え、「シリアに対する攻撃」なモノだから、実施主体が露西亜であることを明確にする意図もあるのだろう。潜水艦が「浮上した状態でミサイルを発射する」という、一番簡単な方法だが、一番「潜水艦らしからぬ」発射法。
そりゃぁ、いきなりSLBM発射したら、核戦争が始まりかねないだろうから、わざわざ浮上発射するのかも知れないが、浮上発射するのならば、別にプラットフォームは水上艦でかまわない。
第一、シリアに対する武力攻撃に、潜水艦を投入して、浮上発射されるメリットは・・・「露西亜が、潜水艦まで投入している」というデモンストレーションぐらいしか思いつかない。
まあ、ある種の「砲艦外交」ではあるのだろうが・・・それともアレかな、ロシア海軍ではまともに投入できる水上艦艇がなかった、って事かな。