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所詮は朝鮮日報だ。「韓国の国益を害す歪んだ対日認識」なんて見出しの記事が在っても、タイトルにした通り、「期待し得るのは、タイトルだけ」と踏んだが…まあ、期待を裏切らないね。
所詮は朝鮮日報だ。「韓国の国益を害す歪んだ対日認識」なんて見出しの記事が在っても、タイトルにした通り、「期待し得るのは、タイトルだけ」と踏んだが…まあ、期待を裏切らないね。
【朝鮮日報寄稿】韓国の国益を害す歪んだ対日認識歴史は繰り返すのか経済・民主革命成し遂げた韓国の「自閉」100年前の朝鮮とは違う 日本の軍国主義化懸念も誇張されたもの対日:関係回復して堂々とせよ対中:近しくしても傾倒しないのが悲劇的歴史避ける道
【1】 韓半島(朝鮮半島)と東アジアの秩序が揺れ動いているのにもかかわらず、現代韓国の深層構造は旧韓末時代に似ているという考えが意外にも広範囲に広まっている。大韓帝国の滅亡を招いた100年前の韓半島の歴史構造の本質が、今も変わらず繰り返されているという見方だ。この「韓半島歴史繰り返し説」とでも呼ぶべき憂国衷情(国を憂う気持ち)の仮説は、旧韓末のように時代錯誤的な派閥争いで分裂を繰り返す今日の政界を強くしかる。百年の計はおろか、無能と短見で国を危機に陥れた現代の指導層を叱責(しっせき)するものだ。
【2】 韓半島歴史繰り返し説は、東アジアの地政学的構造を不変の定数としている。韓国という国の規模は旧韓末のころよりもはるかに大きくなったが、米・日・中・ロという圧倒的な4強国の前ではそれほど意味がないという論理だ。国力の相対性は国同士の関係の本質なので、東アジアの力関係において韓国の力だけでは変数になり得ないという主張だ。米国と手を組んだ日本の「普通の国」化、すなわち戦争ができる軍事大国・日本の再登場は、歴史繰り返し説をあおる。「北朝鮮のミサイル基地を先制攻撃できる」という日本の防衛相の発言は、燃え上がる歴史繰り返し説に油を注いだ。「壬辰倭乱(文禄・慶長の役)や韓日併合に続く日本の韓半島侵略の可能性」という、我々にとっての悪夢を思い起こさせるからだ。
【3】 しかし、韓半島歴史繰り返し説は客観的事実に合致しない感情的な主張であるだけでなく、韓国の国益をひどく阻害している。むなしく崩れ去っていった100年前の朝鮮と、急浮上中の21世紀の韓国は全く違う国であるという事実を見落としている点に、歴史繰り返し説の過ちがある。だが、無力に国権を奪われた朝鮮王朝とは全く違い、世界10大経済大国に近づこうとしているのが今の韓国だ。朝鮮王朝の自閉的経済秩序とは反対に、全地球的自由市場の秩序と連携し、発展したのが21世紀の韓国経済なのだ。
【4】 さらに歴史繰り返し説では、自由・民権を知らなかった朝鮮王朝と違い、今日の韓国人は全面的に開かれた社会の市民であり、経済革命と民主革命を成し遂げた主体である点を無視している。地政学的構造解析においても、韓半島歴史繰り返し説は事実と一致していない。現代韓国が成し遂げた弱小国から中強国への地位上昇は、国際政治的に見ても決して過小評価されるべきものではない。国際法や、国連などの国際機関が作動する空間である21世紀の世界政治秩序は、弱肉強食を正当化していた19世紀の混乱した政治秩序とは質的に区別される。
【5】 あらためて強調するが、韓半島歴史繰り返し説は民族感情をあおり、それに便乗したデマに過ぎない。最も致命的なのは、歴史繰り返し説が韓国人の現実認識や将来予測をゆがめていることだ。その弊害は日本と中国に対する認識に裏返った形で集中して現れている。安倍政権の歴史修正主義は普遍的市民倫理に基づいて批判すべきだが、「現代日本が軍国主義国家に走るかもしれない」という懸念は誇張されたものだ。それは、日本が世界帝国・米国に正面から挑まない限り、実現不可能なシナリオだ。
【6】 日本に対する韓国人の民族主義的過敏反応は、中国に対する韓国人の鈍感な反応と表裏一体の関係にある。中原大陸(=中国)からの韓半島侵略は、日本列島からの侵略よりもはるかに多かったという史実を考えれば、実に奇妙な現象だ。ところが、帝国を目指す日本の夢は白日夢にとどまったのに対し、中国はその5000年の歴史の中で常に帝国だったし、今も世界帝国になろうと進軍している。こういう時、帝国は自国を「秩序の創造者であり、保証人だ」と大国以上の存在として考える。ローマ帝国、大英帝国、中近東のオスマン帝国、20世紀のソ連帝国、今日のアメリカ帝国などが代表的な例だ。朝鮮時代、私たちの先祖が「小中華」を自任し、中国と自分たちを同一視していた虚偽意識は、21世紀の韓国人たちが中国帝国よりアメリカ帝国を批判する方が進歩的だと信じる「壮大な勘違い」として再生産されている。
【7】 自閉的対外認識と名分論に始まった対日関係の悪化は、韓国の国益を深刻なまでに害しているため、対日関係を早急に正常化し、安倍政権に堂々と対抗するのが賢明だ。中国とも引き続き近しくすべきだが、帝国としての中国に傾倒しすぎるのは韓半島の独立と市民的自由にとって有害だ。中国に対する韓国の発言権は、米国と日本を「利用」する時に大幅に強まるからだ。近隣諸国の吸引力を制御する強い決断と知恵だけが悲劇的な歴史の繰り返しを防ぐ。結局は「歴史は繰り返すのか」という開かれた問いにつながる。終わらないその問いに答えられるのは、私たち韓国人だけだ。尹平重(ユン・ピョンジュン)韓神大学教授(政治哲学)朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
これでも半島じゃマシな方
「大韓民国は、李朝朝鮮とは違うニダ!」って主張は判ったよ。で、何処がどれぐらい違うんだい?
さらに言えば、その「違い」の相当部分は、「大日本帝国の遺産」じゃないのかね?
ま、それでも章題にした通り、上掲朝鮮日報に寄稿した尹平重(ユン・ピョンジュン)韓神大学教授(政治哲学)は「半島ではマシな方」だろう。「現代日本が軍国主義国家に走らない(*1)」と考える程度の理性は持っている。また、その「理性的な考え」を公言し、朝鮮日報に寄稿するぐらいの「勇気」もある。
それでも「歪んだ対日認識を正せ」とは主張せず、「国益を損ねているから対日関係を改善せよ」でしかない。我が国に再三求めている「正しい歴史認識」とやら(の少なくとも一部)は、「歪んだ対日認識」そのモノであろうと言うのに、だ。
それじゃ「未来志向の日韓関係」も「真の日韓友好関係」も、無理無体と言うモノだ。
それで「米国と日本を「利用」する」とは、片腹痛いな。「歪んだ対日認識そのまま」の韓国が「日本を利用できる」のは、「日本にも利益があり、利害が一致する場合のみ」。
隣国同士何て「仲が悪いのは当たり前」な上、韓国は相変わらず竹島を占領し続け、盗んだ仏像は返還せず、前大統領は自ら進んで朝敵となっている。「中国に対向するために、日米を利用する」と言うのは、一般論としては正しいが、日本にしてみれば、せいぜい「こちらにも利がある場合は、協力するにやぶさかでない」と言う処。佳子妃殿下に対する非道(*2)を想起すれば、我が国存亡にかかわるぐらいの大きな利益でなければ「利益になっても協力したくない」=「損をしてでも韓国には協力したくない」ところである。
1> 結局は「歴史は繰り返すのか」という開かれた問いにつながる。
2> 終わらないその問いに答えられるのは、私たち韓国人だけだ。
2> 終わらないその問いに答えられるのは、私たち韓国人だけだ。
「朝鮮半島の歴史は繰り返す」方に、私なら賭けるがね。
上掲記事にもある通り、「ウリナラ半万年」の大半は「大陸支那の属国」だったからねぇ。
上掲記事にもある通り、「ウリナラ半万年」の大半は「大陸支那の属国」だったからねぇ。
「日帝支配36年の功績」を、真面に考えられる様になれば、まだいくらか希望はあるだろうがね。
<注釈>
(*1) 「絶対に」とは、私(ZERO)自身さえ、断言しないがね。(*2) 先日記事にした品性下劣な事件は、記事にした通り「日本人が逮捕された」事で一応の決着を見ている。「在日朝鮮人の通名報道ではないか」と言う疑念は、払拭されていが。ここで言っている「佳子妃殿下に対する非道」と言うのは、当該事件に先立つ韓国の(どう見ても三流紙)の記事やら、それに追随しているらしい「朝敵」どもを、指している。ああ、無論、朝鮮人は日本人では無いのだから、「朝敵である」としても、少なくとも「自動的に非難の対象にはならない」。日本人で無い者は「祀ろわぬ民」なのだからな。だが、「朝敵である」と言う事は、少なくとも一部の日本人に敵対していると言うこと。その「敵対している日本人」の一人は、私(ZERO)だ。