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言論の自由、思想信条の自由と言うのはありがたいモノで、無神論、無政府主義から原理主義までかなり広範にわたる主義主張の公言・表明が保証される。となれば、蓼食う虫も好き好きで百家争鳴すれば、中には「中国共産党にとって好都合な意見」もあろうと言うモノだ。
言論の自由、思想信条の自由と言うのはありがたいモノで、無神論、無政府主義から原理主義までかなり広範にわたる主義主張の公言・表明が保証される。となれば、蓼食う虫も好き好きで百家争鳴すれば、中には「中国共産党にとって好都合な意見」もあろうと言うモノだ。
新華網の記事は「無断で転載してはならない」と明記されているので、URLだけ記載する。
【新華網】米誌:日本人の中韓好感度低下、安倍政権が原因。
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2014-12/22/content_34379949.htm
【新華網】米誌:日本人の中韓好感度低下、安倍政権が原因。
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2014-12/22/content_34379949.htm
なんでも、米国の雑誌「フォーブス」に掲載された記事に曰く。
1〉 安倍首相の靖国神社参拝が、
2〉中国や韓国に対する日本人の敵意の導火線となったのではないかと分析する。だそうで、
3〉 確かな証拠を得るのは難しいが、両者の関係を「偶然」と解釈するのは難しく、
4〉 安倍首相の行動が日本の若い世代にこれまでにない影響を与えているのは間違いない。
1〉 安倍首相の靖国神社参拝が、
2〉中国や韓国に対する日本人の敵意の導火線となったのではないかと分析する。だそうで、
3〉 確かな証拠を得るのは難しいが、両者の関係を「偶然」と解釈するのは難しく、
4〉 安倍首相の行動が日本の若い世代にこれまでにない影響を与えているのは間違いない。
と、記事になって居ると言う。
当ブログの古くからの読者(*1)には自明だろうが、私(ZERO)の大陸(中国)嫌い&半島(北朝鮮・韓国)嫌いは少なくとも民主党政権発足まで遡れるから、上記1〉~2〉の因果関係は、少なくとも私(ZERO)自身に関する限りは成立しない。以前記事にもした通り、私(ZERO)自身「韓国好き」であった過去は(辛うじて)あるものの、中国共産党は殆ど物心ついたころから嫌いだ、と断言出来る。
第一、上記1〉「安倍首相の靖国神社参拝」から上記2〉「中国や韓国に対する日本人の敵意」を結びつける因果関係は、例え「導火線」と雖も相当に難しく、殆ど想像を絶する。
上記4〉「安倍首相の行動が日本の若い世代にこれまでにない影響を与えている」であり、尚且つその「安倍首相の行動」が、上記1>「安倍首相の靖国神社参拝」であるのならば・・・靖国神社の霊験は、何とあらたかである事か。
否、「安倍首相の神通力」である可能性も、考えられるな。米国「フォーブス」誌がどんな雑誌か知らないが、「靖国神社の霊験」や「安倍首相の神通力」を特筆大書しているようでは、我が国の「ムー」(*2)辺りのオカルト誌を想像してしまうぞ。
第一、上記3>で「確かな証拠を得るのは難しいが」と逃げ道を作りつつ「両者の関係を「偶然」と解釈するのは難しく」などと勿体付けて「安倍首相の靖国参拝」と「日本人の中国・韓国に対する敵意」に因果関係を付けるには、相応の「無理」がある。「時期の一致」や「時系列順」は、必ずしも因果関係に依るとは限らない。事象も因果関係も複雑な社会現象に於いては特に留意すべき事である(*3)。
上掲URLで新華網が取り上げたくらいだから、(逆に)「フォーブス」誌は政治的意図を以って「安倍首相の靖国参拝」と「日本人の中国・韓国に対する敵意」に因果関係を付けたのであろう。而して、その政治的意図は、新華網の意図とも合致するのであろう。
新華網と米国フォーブス誌の間に何らかの裏取引なり金銭授受が在ったか否かは、それこそ「確かな証拠を得るのは難しい」。
だが、「時系列順を以って因果関係と見做す」ならば、「新華網が米国フォーブス誌の当該記事を引用した」事も、「両者の関係を「偶然」と解釈するのは難しく」なるぞ。
如何に、米国・フォーブス誌(*4)。
新華網は、「中国共産党にとって都合の良い記事を集める」のも仕事だろうから、問うまでも無いな。
<注釈>
(*1) そんな読者は、数えるほどだろうが。(*2) って雑誌は、今でもあるのかな。(*3) それは同時に、各種「社会実験」なるモノの胡散臭さを示している。また、「人文科学は、何処まで”科学”か?」と言う、根源的疑問にも行き着く。(*4) 少なくとも、上掲引用のような断言を平気でするような雑誌は、信用するべきでは無いな。