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 沖縄県知事選挙で、普天間基地辺野古移設に反対を唱える候補が当選したと言うので、沖縄二紙は言うに及ばず、アカ新聞どもも大騒ぎの様だ。各紙の社説タイトルを列挙すると、以下の通り。
 
【朝日社説】沖縄県知事選―辺野古移設は白紙に戻せ
 
【琉球新報社説】<社説>新知事に翁長氏 辺野古移設阻止を 尊厳回復に歴史的意義  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234623-storytopic-11.html
 
【沖縄タイムス社説】社説[県知事に翁長氏]辺野古に終止符を打て
 
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=90861
 
【毎日社説】:辺野古移設に審判 白紙に戻して再交渉を
 
【東京社説】新基地拒否の重い選択 沖縄県知事に翁長氏
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014111702000130.html
 
【日経社説】いまこそ政府と沖縄は話し合うときだ
 
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO79790180X11C14A1PE8000/

 
【読売社説】沖縄県知事選 辺野古移設を停滞させるな
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20141116-OYT1T50103.html
 
【産経社説】沖縄県知事選 政府は粛々と移設前進を
  
http://www.sankei.com/column/news/141117/clm1411170003-n1.html
  
 タイトルを見れば明らかなとおり、朝日、毎日、東京らアカ新聞どもが「辺野古移設撤回を主張するのに対し、産経、読売が「辺野古移設を変わらず推進」を主張し、日経が”中立的”な「話し合え」って主張。まあ、予想通りと言う処か。
 
 再三繰り返す通り「普天間基地移設問題」と言うのは、先ず第一に「普天間基地に配置した兵力を、何処に配置するか」と言う問題であり、我が国の安全保障の問題だ。我が国の安全を如何に保障するかが最優先で、「基地負担軽減」なんてのは二義的三義的話。「沖縄県民の民意」は、例え「県民唯一人の例外の無い総意」であろうとも、「一県民の意見」でしかなく、「国民の一部の声」でしかない。これは「沖縄差別」でも「県民差別」でもなく、「国の安全保障は、国の責任だから」である。
 
 従て、私(ZERO)の主張は、と言うよりは「普天間基地移設問題を真面に冷静に考えたならば殆ど自明」であると思われるぐらいに、産経&読売社説同様「辺野古基地への移設推進」であり、それが嫌なら「普天間基地継続使用」でしかない。別にそれで、米軍も、米政府も構いはしない。日本政府は「日本国民の一部の声」があるから、気にはするだろう。
 
 さらに言えば、かつて、普天間基地にほど近い普天間小学校を移転させようとしたとき、普天間基地反対派(の一部)が移転に反対したのと同様に、些か逆説気味ではあるが、「普天間基地の継続使用こそが、普天間基地反対派(の一部?)にとって都合が良い」のだろう。
 
 つまりは、翁長新知事の「公約」は、先ず確実に実現しないし、させるべきでもない。
 
 「辺野古移設を白紙に戻せ」とか、アカ新聞どもは平気で主張している
 
が、「(普天間基地移設先は)最低でも県外」と口約束して日本国首相になった鳩山由紀夫と民主党は、再交渉どころか、「普天間基地移設先代替案」どころか、「普天間基地移設先民主党案」すらまとめられずに終わったんだぞ。今度は沖縄県知事が「鳩山由紀夫」になったとて、何が、どうなるモノかよ。
 
 そりゃ鳩山由紀夫と民主党は、信じがたいほどに無能無策であったけれど、日本国首相と、憲政史上最多の衆院議席数を擁した与党だったのだぞ。