これは、男か女か判らんが・・・-【WSJ】「日中首脳の素っ気ない握手、過去に似た場面も」by Jun Hongo
応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/
応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/
うん、やっぱり偏見だとか差別だとかは、偏見・差別の対象とされる「被害者」に悪影響を及ぼすのもさることながら、「偏見・差別する主体である”加害者”にも有害であるな」と、再確認させられたのは、下掲のJUN HONGO記者の手によるWSJ紙記事である。
【WSJ】日中首脳の素っ気ない握手、過去に似た場面も
By JUN HONGO
http://realtime.wsj.com/japan/2014/11/10/%e6%97%a5%e4%b8%ad%e9%a6%96%e8%84%b3%e3%81%ae%e7%b4%a0%e3%81%a3%e6%b0%97%e3%81%aa%e3%81%84%e6%8f%a1%e6%89%8b%e3%80%81%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ab%e4%bc%bc%e3%81%9f%e5%a0%b4%e9%9d%a2%e3%82%82/?mod=WSJBlog&mod=WSJJP_Blog
中国の習近平国家主席(右)と握手する安倍首相 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を控えた10日、安倍晋三首相と中国の習近平国家主席は首脳会談前に握手を交わした。世界2位と3位のアジアの経済大国が歩み寄ると期待された会談は、両首脳のぎこちない握手で幕を開けた。
日本の首相と隣国首脳が素っ気ない態度で出会ったと感じられたのはこれが初めてではない。歴史認識や領有権をめぐる問題が持続するなか、アジアの首脳会談の一部が無愛想な対面となるのも自然な流れなのかもしれない。
10日に実現した日中首脳会談は両首脳が2年ほど前に政権についてから初めての公式会談だったものの、30分も続かなかった。映像では、習主席が安倍首相に近づいて握手を交わす様子が映し出された。だが、両首脳とも言葉を交わそうとせず、外交的な笑みさえも浮かべなかった。
日中首脳の今回の様子は、今年3月にオバマ米大統領の仲介で安倍首相と韓国の朴槿恵大統領が初めて顔を合わせた場面を思い出させる。安倍首相は朴大統領に、やっと会えてうれしいと韓国語で語りかけたが、朴大統領は返答しなかった。日韓関係は歴史認識や領有権問題で現在も冷え込んだままだ。
Associated Press
席を立つ安倍首相(右)と韓国の朴大統領(左)を見つめるオバマ米大統領(中央) 2010年11月には当時の日中トップだった菅直人首相と中国の胡錦濤国家主席がやや距離を置いた位置で握手を交わした。菅氏は胡氏に対し、メモに書かれたあいさつ文を読み上げた。同年9月には沖縄県・尖閣諸島の近くで中国の漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件が発生していた。
Associated Press
握手を交わす当時の菅首相(右)と中国の胡国家主席(2010年11月) 2005年4月には当時の小泉純一郎首相と胡国家主席がジャカルタで面会した。当時の中国では反日運動が盛り上がっていたが、小泉氏は会談後に日中関係の重要さをことさらに強調した。一方の胡氏は違った反応を示し、会談後には記者団に対し、日本が戦争の償いを行動で示さねばならないと述べた。
Associated Press
ジャカルタで握手を交わす当時の小泉首相(左)と中国の胡国家主席(2005年4月) 習主席と朴大統領が素晴らしい笑顔を持ち合わせていないわけではない。両首脳は北京で10日、笑顔で握手を交わした。
Associated Press
笑顔で握手する中国の習国家主席(左)と韓国の朴大統領 原文(英語):Photos: Chilly Abe-Xi Handshake Follows Historical Pattern
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2014/11/10/photos-chilly-abe-xi-handshake-follows-historical-pattern/
習近平国家主席, 安倍晋三首相, 握手, 日中首脳会談, 朴槿恵大統領
記事がダメ記事なんで、「日本人/日系人女性記者ではないか?」と、推定してしまうぞ
さて、如何だろうか。
章題にもした通り、端的に言ってダメ記事…と言うか、評価するさえ阿呆臭く思えるほどの与太記事だろう。なにしろ、APECに於いて(遂に)実現した日中首脳会談にて、安倍首相と中国の習ナントカが「素っ気ない握手をした」という事を題材に、「過去に似た場面も」と見出しにした通り、
章題にもした通り、端的に言ってダメ記事…と言うか、評価するさえ阿呆臭く思えるほどの与太記事だろう。なにしろ、APECに於いて(遂に)実現した日中首脳会談にて、安倍首相と中国の習ナントカが「素っ気ない握手をした」という事を題材に、「過去に似た場面も」と見出しにした通り、
①「今年三月の安倍首相と韓国・朴大統領(現役)」
②「菅直人首相(当時)と中国の胡国家主席」
③「小泉首相(当時)と中国の胡国家主席(2005年4月)」
と「過去の似た場面」を列挙の上、最後に
④「笑顔で握手する中国の習国家主席と韓国の朴大統領 」
のつい最近の写真を掲げて、「中韓両国首脳の、日本国首相に対する素っ気なさ」をアピールしている。
だが、アピールしており、写真を以って印象付けてはいるが、その「中韓両国首脳の、日本国首相に対する素っ気なさ」については若干の解説を加えるのみ。
「日中/日韓首相会談写真集」と銘打った本ならば、これでも良かろうが、これが「世界的に有名な」WSJ紙ことWall Street Journal紙の「署名記事」ともなれば、ダメ記事・与太記事としか判定しようが無かろう。
良い所から褒めようか。見出しがもののも毎に記事の本質をついているのは、見出しとして秀逸だ。その記事の主張も「中韓両国首脳の、日本国首相に対する素っ気なさ」である事は明確だし、その主張は一連の写真によって鮮やかに印象付けられている。
だが、その「素っ気なさ」の理由・原因・背景は、ある程度具体的だが断片的に短い解説で触れるのみで、断定的ではあるが、関連根拠に大いに疑問がある。それもまた「主張の一環」ではあるかも知れないが、「説得力ある主張」では無い。
端的に言って、上掲WSJ紙記事の主張・説得力は、殆どその写真に依っているのである。それだけ、文章としての価値が低い記事なのである。
而して、その一連の写真は、「Associated Press 」と記載されている通り、JUN HONGO記者の手によるものでは無い。JUN HONGO記者は、「他者の撮影した写真を選択し、(都合の良い)解説を加えて、記事に仕立て上げただけ」なのである。
而して、その一連の写真は、「Associated Press 」と記載されている通り、JUN HONGO記者の手によるものでは無い。JUN HONGO記者は、「他者の撮影した写真を選択し、(都合の良い)解説を加えて、記事に仕立て上げただけ」なのである。
という事は、「ダメ記事」と言うのは即断が過ぎるかも知れないが、少なくとも「ダメ記者」とは、断ずるべきだろう。
而して、その署名「Jun Hongo」故に、私(ZERO)はまたもや想起・確認・追認・裏書してしまう訳だ。「WSJ紙+日系人/日本人女性記者=ダメ記事」と言う「公式」を。
タイトル及び章題にした通り、Jun Hongo記者は女性とは限らないし、日本人/日系人とも限らないが、上掲記事を「ダメ記事」と判定出来るが故、に。
如何に、WSJ紙。
如何に、WSJ紙。