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正直言おう。朝鮮日報に「【コラム】韓国を「人権後進国」と批判する日本の極右へ」と言うタイトルを見つけた時は、思わず期待したんだ。何しろ私(ZERO)は「殆ど生まれながらの右翼」と自認公言する日本人。半島に言わせれば「極右」に違いないと、意識・認識している。
正直言おう。朝鮮日報に「【コラム】韓国を「人権後進国」と批判する日本の極右へ」と言うタイトルを見つけた時は、思わず期待したんだ。何しろ私(ZERO)は「殆ど生まれながらの右翼」と自認公言する日本人。半島に言わせれば「極右」に違いないと、意識・認識している。
他方、上掲コラムを掲げるのは朝鮮日報。押しも押されもしそうにない「半島の有力紙」にして、産経新聞ソウル支局長に対する韓国検察の名誉棄損訴追を「韓国の損になるから止めよう」と言う実に情けないコラムを堂々と掲げた新聞(*1)。尚且つ、その「産経新聞ソウル支局長の名誉棄損訴追」の訴因となった記事に引用された記事を書いた新聞で…さらには、その「産経新聞が引用した朝鮮日報記事」が、恐らくは訴因要素であろうと言う「オチ」まで付く新聞だ。 その朝鮮日報が「韓国を「人権後進国」と批判する日本の極右へ」と銘打ったコラムを掲げたんだ。さぞや立派な反論(*2)ではないか、と、期待したんだ。
それが…まあ、御一読あれ
<注釈>
(*1) 先行記事「流石は北朝鮮と並ぶ強請大国・韓国だな―【朝鮮日報コラム】「産経支局長を処罰してはならない理由」の厚顔無恥 」参照 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/39476912.html(*2) 過去の実績から言って「理路整然と、こちらのぐうの音も出ないような立派な反論」は到底期待しえない(それだけに、安心して。)が、何らかの「新たな知的地平線を切り開く端緒となり得る」事ぐらいは・・・・
.【朝鮮日報コラム】韓国を「人権後進国」と批判する日本の極右へ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/24/2014102401361.html
【1】 東京特派員だったころの奇異な体験談だ。2001年12月、明仁天皇が日本記者団との会見で爆弾発言をした。まとめるとこんな風だ。
【2】 「桓武天皇(737-806)の生母が百済の武寧王(462-523)の子孫であると『続日本紀』に記されていることに、韓国とのゆかりを感じている。宮内庁楽部の楽師の中には、当時の(韓国からの)移住者の子孫で、代々楽師を務め、今も折々に(朝鮮半島から伝来した)雅楽を演奏している人がいる」
【3】 日本の皇室のルーツが古代の韓半島(朝鮮半島)とつながっていることを告白した「親韓」発言だった。歴史学界では誰もが認める事実だが、天皇自ら韓国との血縁関係に言及したことは衝撃的だった。当然、1面トップで扱われるレベルのニュースだ。
【4】 ところが、さらに驚いたのは翌日だった。翌日の日本の朝刊では、この発言が報じられていなかったのだ。唯一、朝日新聞が手短に報じただけで、ほかの日刊紙やテレビ局は全く扱っていなかった。日本の皇室に韓国系の血が混じっている事実を、それほどまで隠したかったのだろうか。明白な事実を恣意(しい)的に握りつぶすのも、日本が言う言論の自由なのか。国の目的のためなら時として報道さえしないという、その奇怪な「沈黙の談合」にぞっとしたことを、今でもよく覚えている。
【5】 韓国の検察が産経新聞の前ソウル支局長を在宅起訴したことをめぐり、日本が強く反発している。その気持ちは十分に理解できる。私自身も、前ソウル支局長の起訴は得るものよりも失うものが多い悪手だったと思っている。だが、これにかこつけて新たな嫌韓論を生み出し、広めようとする日本の極右勢力や一部の政界、マスコミの雰囲気には我慢ならない。韓国をまるで言論の自由を無視する「人権後進国」であるかのように言い立て、われわれの自尊心を傷つけているのだ。
【6】 先週の韓国外交部(省に相当)の定例会見では、産経新聞前ソウル支局長の問題をめぐり日本の記者たちが強い調子で報道官に質問をぶつけた。苦境に立たされた記者仲間のため、当然の質問だったのだろう。その中で「大韓民国は人権国家だといえるのか」という問題発言があった。この質問をしたのは産経新聞の編集委員だ。この記者は日本新聞協会の抗議の声明に言及し、韓国に言論の自由があるのかと問いただした。報道官がこうした質問に不快感を示し、一時、険悪なムードにもなった。
【7】 韓国の人権と言論の自由の現状については、人によって評価が分かれるだろう。だが、いくら私たちが不十分だとしても、日本に手ほどきを受けるいわれはないと思う。日本は間違いなく一流の先進国だが、言論の自由と人権の分野でもそうかと言われると首をかしげざるを得ないためだ。
【8】 日本では今、朝日新聞をめぐりヒステリックともいえる「集団いじめ」が起こっている。旧日本軍の慰安婦に関する報道のごく一部が誤報だったというだけで、国全体が朝日をたたいているのだ。週刊誌は朝日を「売国奴」と非難し、元朝日記者たちが勤める大学に爆破脅迫が相次いだ。20年ほど前には、朝日の記者が極右勢力のテロで殺害される事件もあった。
【9】 安倍晋三首相も「日本人の心に傷を負わせた」「政権打倒を社是と見なす新聞」などと述べ、朝日への「攻撃」に加担している。首相が特定の新聞社をこれほど露骨に批判する先進国があるだろうか。そんな日本が、韓国に対し言論の自由をうんぬんできるのか。
【10】 日本を人権先進国と言うことにためらいを覚えるさらに大きな理由は、元慰安婦に対する冒涜(ぼうとく)のためだ。日本の極右勢力は、元慰安婦を「カネを稼ぐため戦地に行った『売春婦』」とののしっている。表現の違いはあれど、安倍政権と自民党の政治家、保守メディアも総じてこういう論理に同調している。慰安婦問題は最も悲惨な形の女性人権問題だが、このように被害者たちを冒涜する国を人権先進国といえるのか。
【11】 東京都心では、韓国を冒涜する嫌韓デモが行われている。極右のデモ隊が真っ昼間に大通りで在日韓国人を「ゴキブリ」とののしり「韓国人を殺せ」と叫ぶ。彼らのデモは明らかに人種差別の様相を呈しているが、産経新聞などが嫌韓デモを批判したという話は聞いたことがない。それでいて、韓国の人権をあれこれ言う資格があるのだろうか。
【12】 日本が自国民の刑事事件に問題を提起するのは当然のことだ。だが、個々の事件にかこつけて韓国そのものを罵倒するなら、私たちの自尊心が黙っていられなくなる。他国の人権や言論の自由をあれこれ言うつもりなら、まずは自分たちの慰安婦への冒涜と人種差別デモを解決してほしい。
朴正薫(パク・チョンフン)デジタル担当副局長
.反論じゃないな。ただの愚痴だ
さて、如何だろうか。
上掲朝鮮日報コラムを要約すれば、唯2行で済んでしまうのではなかろうか。
<1> 日本の極右は韓国を「人権後進国」と罵倒するが、日本だって「人権後進国」だ!
<2> 日本の人権後進性は、①従軍慰安婦を「カネを稼ぐため戦地に行った『売春婦』」と冒涜している(*1) ②ヘイトスピーチを伴う嫌韓デモがある 事から明らかだ。
・・・だ、そうな。ああ、上記<2>の事例としては ③ 朝日新聞に対する批判も居入れるきかも知れないな。
「俺も悪いが、お前も悪い」と、「相対化して誤魔化す」と言うのは、半島の得意技なんだそうだ。上掲朝鮮日報コラムは、正にその「得意技を使っている」様に見えるが、得意技ではあっても、必殺技では無い様だ。
上記<2>で「日本の人権後進性の証左」とされた内、一番どうでも良い③「朝日新聞に対する批判」から行こうか。なるほど朝日新聞に対する批判記事は週刊誌に溢れているし、安倍首相や菅官房長官の「朝日新聞批判発言」もあった。
だがこれらは、言論に対する言論による自由な批判でしかない。朝日新聞自身は別に名誉棄損で刑事訴追されている訳では無い。数多ある朝日批難も、首相らの発言にもかかわらず「日本批判・安倍首相批判」に余念がない朝日新聞のも、共に我が国言論の自由の証左である(*2)。
これに対して韓国・朴大統領は直接産経新聞を批難はしていない(多分)が、その意を忖度したらしい韓国検察は産経新聞ソウル支局長を韓国内に閉じ込めている。刑事訴訟と国内軟禁言う実害を及ぼしているだけでも、上記③「日本の朝日新聞批判」と「韓国の産経新聞ソウル支局長訴追」は、同列になぞ置ける訳が無い。
上記②「ヘイトスピーチ付き嫌韓デモ」と言うのは、我が国にとっても実にみっともないシロモノではある。
だが、「人種差別デモを解決」と言えば聞こえは良かろうが、そりゃ下手すれば「思想信条の自由」「言論表現の自由」を侵害することになる。ヘイトスピーチも人種差別も、みっともなくも恥ずかしい事ではあるが、言論統制や思想統制、或いは不当なデモ弾圧などで「解決」するよりは、遥かにマシな状態であろう。 況や、朝鮮日報自身が「空白の7時間」報道を、訂正も謝罪も弁明もする事無く「無かった事にしている」半島の、それも朝鮮日報自身に、忠告だか勧告だかされる謂われはなかろう。
だが、「人種差別デモを解決」と言えば聞こえは良かろうが、そりゃ下手すれば「思想信条の自由」「言論表現の自由」を侵害することになる。ヘイトスピーチも人種差別も、みっともなくも恥ずかしい事ではあるが、言論統制や思想統制、或いは不当なデモ弾圧などで「解決」するよりは、遥かにマシな状態であろう。 況や、朝鮮日報自身が「空白の7時間」報道を、訂正も謝罪も弁明もする事無く「無かった事にしている」半島の、それも朝鮮日報自身に、忠告だか勧告だかされる謂われはなかろう。
行き着くところは上記①「従軍慰安婦=性奴隷」説なんだろうが、これはもう私(ZERO)に言わせればとっくに「解決済み」の問題だ。「自称”元慰安婦”の、最近になってからの証言」以外で「従軍慰安婦=性奴隷」説の根拠があろうか。未だ「従軍慰安婦=大日本帝国の悪行」説の根拠となって居る河野談話のベースとなった「聞き取り調査」さえ、「従軍慰安婦=性奴隷」説には程遠い。大東亜戦争中の米軍調査報告と言う「第三者による」と言うよりは多分に「大日本帝国陸海軍に対し好意的とは言い難い者による」一次資料でさえ、「カネを稼ぐため戦地に行った『売春婦』」かどうかはまだ疑問の余地を残すが、「戦地などで金を稼いだ売春婦」である事に疑問の余地を残していない。
第一、「従軍慰安婦=性奴隷」であるならば、(1)「日本人従軍慰安婦も性奴隷だった」と言う主張か、(2)「日本人従軍慰安婦などいなかった」か、(3)「日本人従軍慰安婦は売春婦だったが、朝鮮人従軍慰安婦は性奴隷だった」の三択しかなさそうだが、一体どれを主張しているんだろう…って、聴くだけ野暮か。
とどのつまり、いわゆる従軍慰安婦は、戦時であり戦場であるとは言え、当時まだ日本では合法であった売春の一形態でしかないのだから(*3)、「慰安婦への冒涜」とやらは、「解決」のしようが無い。その結果、半島人の「自尊心が黙っていられなく」なろうがなるまいが、こちらの知った事では無い。 だが、「私たち(半島人の)自尊心」と言うならば、「従軍慰安婦=性奴隷」説の証拠を先ず示すべきであろう。「自称”元慰安婦”の、最近になってからの証言」だけで居丈高になって妄想を膨らませ、謝罪や賠償やらをせびるばかりの「強請りタカリでは無い」ならば、だが。どうも最近の半島紙社説やコラムを読んでいると「半島ってのは、南北を問わず国を挙げての強請屋ではなかろうか」と思えて来るんだがね。
何れにせよ、冷静に見れば「性奴隷であると言う証拠が無い従軍慰安婦(のしかも朝鮮人限定)」を盾にとって「日本の人権後進性」を批難し、以って「産経新聞ソウル支局長の韓国国内軟禁」を正当化しようと言うの上掲朝鮮日報コラムなのだから、なんともはや。
ああ、一つだけ誉める可きかな。朝鮮日報は上掲コラムで「”産経新聞ソウル支局長の韓国国内軟禁”を、人権後進性の現れだと、認めている。」だがそれも、「その韓国国内軟禁の根拠となった記事は、相当部分朝鮮日報の記事員用である」と言う事実の前には、霞んで仕舞うのであるが。
それとも何かね。「朝鮮日報は韓国検察の訴追を受けなかったから、ラッキー!」って考えなのかね。
<注釈>
(*1) って事は、「職業的売春婦」よりも「性奴隷」の方が「遥かに偉い」って事だよな。何しろ「冒涜」なんだ。そりゃそう思うのは勝手だが、朝鮮戦争の際に米軍相手に解説した売春村や、今も日本にも随分いると言う韓国人売春婦らは、「性奴隷より遥かに酷い境遇」って事だよな。違うのかね?(*2) 振り返って、朝鮮日報の方はどうかね。「空白の7時間」を報じたのは、朝鮮日報だろう。それを産経新聞が引用し、それもあってか刑事訴追を受けた。で、当の朝鮮日報は?「空白の7時間等なかった」と、臆面もなく謝罪弁明も無く「宗旨替え」しては居ないかね?(*3) 少なくとも、「極右」たる私(ZERO)は左様に主張し、撤回する理由も根拠も全く無いのだから、