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以下に掲げるのは、琉球新報の、実に非人道的な主張を公言した恥ずべき社説である。
繰り返す。
以下に掲げるのは、琉球新報の、実に非人道的な主張を公言した恥ずべき社説である。
何故「非人道的」で、何を「恥ずべき」かは、当該社説の後で「解説」しよう。まあ、弊ブログの常連さんには「耳にタコ」であろうが、左様な方は極少数であろうからな。
【琉球新報社説】横田にオスプレイ こんな「負担軽減」は姑息だ
2014年10月7日
【1】まさに一時しのぎ、姑息(こそく)としか言いようがない。米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ12機が東京の米軍横田基地に配備される見通しが明らかになった。嘉手納基地への配備を検討していたが、11月の知事選を控え、嘉手納配備は困難と判断したのだという。
【2】しかし、これで「日米両政府には沖縄への負担軽減をアピールする狙いがある」などと説明されれば鼻白むばかりだ。いったん配備されれば沖縄に頻繁に飛来するのは火を見るより明らかだからだ。
【3】それを実証する例は枚挙にいとまがない。まさに「沖縄の負担軽減」との鳴り物入りでことし8月、普天間飛行場配備の空中給油機が岩国基地に移駐したが、移駐後1カ月間、ほぼ3日に1日、普天間に飛来したのが確認された。これが「負担軽減」の実態だ。
【4】今でも嘉手納基地には外来機が頻繁に飛来する。日本にある米軍の訓練空域のほとんどが沖縄周辺に集中しているからだ。まして空軍はオスプレイの配備先としてもともと嘉手納基地を狙っていた。今は知事選があるので避けていても、ほとぼりが冷めれば嘉手納基地を使いたがるのは間違いない。
【5】こんな「負担軽減」など、子どもだましに等しい。
【6】そもそもオスプレイの日本配備は必要だろうか。
【7】固定翼と回転翼を併せ持つオスプレイは機体構造上の不安定性、危険性はかねて指摘されている。試作段階から事故を繰り返し、昨年までに30人以上が死亡した。「未亡人製造機」「空飛ぶ棺おけ」と米国メディアで呼ばれているのは周知の通りである。この1日にも米海兵隊のMV22がペルシャ湾上で発進する際、出力を失い、搭乗員1人が死亡したばかりだ。民間の航空機なら運航停止になっているのは確実だ。こんな機種を首都圏や普天間基地周辺の人口密集地で飛行させるなど、危険な人体実験に等しい。訓練が必要なら米本国でやってもらいたい。
【8】日米両政府はオスプレイの安全性を強調するが、海兵隊のMV22の事故率は10万時間当たり1・93だ。それも損害額の基準を従来の「100万ドル以上」から「200万ドル以上」にかさ上げして低く見せた結果である。まして空軍のCV22はそれ以上だ。
【9】配備は危険過ぎる。普天間のMVともども米本国に配備すべきだ。
「米軍人ならば人体実験に供して良く、米国ならば事故を起こしても良い」と、「文字で書いてある」ぞ。
さて、如何だろうか。
普天間基地移設問題やらオスプレイ沖縄配備を巡っては、「星の歌http://blogs.yahoo.co.jp/kirikumi299」さんや「アワモリhttp://blogs.yahoo.co.jp/awamori58/39655985.html 」さんとコメント応酬した事は、弊ブログの長いとは言えない歴史の中でも特に忘じ難い記憶である。何しろ、「普天間基地辺野古移設反対&普天間基地撤去&オスプレイ沖縄配備反対」を主張されるご両名は、「オスプレイは危険な欠陥機だ!」と断言しながら、「沖縄配備反対」かせいぜいが「日本配備反対」しか主張せず、「それは”沖縄だけ配備反対/日本だけ配備反対”であり、極めて利己的な主張だ」と言う私(ZERO)の指摘に対し、「”だけ”と文字で書いて居ないのだから、そんな主張はしていない!!」と断言公言して、恬として恥ずるところが無い(*1)。沖縄の「オスプレイ配備反対派」が全員「星の歌」さんや「アワモリ」さんの様な人種とは(まだ)限るまい。が、どうやら琉球新報や沖縄タイムスなんかは同じ人種であるらしい。その事は、上掲琉球新報社説にも如実に表れている。
パラグラフ【7】で、散々「オスプレイは危険だぁぁぁぁぁ!」と煽った挙句、
1〉 民間の航空機なら運航停止になっているのは確実だ。
2〉こんな機種を首都圏や普天間基地周辺の人口密集地で飛行させるなど、
3〉危険な人体実験に等しい。
4〉訓練が必要なら米本国でやってもらいたい。
2〉こんな機種を首都圏や普天間基地周辺の人口密集地で飛行させるなど、
3〉危険な人体実験に等しい。
4〉訓練が必要なら米本国でやってもらいたい。
…さて、上記「星の歌/アワモリ」さんと同様に「文字に書かれていないことは、主張していない」と言う文言教条主義に陥ったとしても、上記1〉~4〉、特に上記4〉は「危険な欠陥機オスプレイ(*2)でも、米本国で訓練するのは構わない」と明々白々「文字にして」主張している。誤解も解釈も入る余地が無いほど明白に。
上掲社説最後の〆の一文、パラグラフ【9】はもっと明白、と言うより「露骨」と表現すべきだろう。
5〉(オスプレイの)配備は危険過ぎる。普天間のMVともども米本国に配備すべきだ。
上記5〉でも、やはり「星の旅/アワモリ」さん流文言教条主義を採用しても、「危険な欠陥機オスプレイは、米本国に配備すべきだ。」と断言・明言している。疑義の余地は、全くと言って良いほど無い。
さらには、上記2〉~3〉で「人口密集地で(オスプレイを)飛行させるなど、危険な人体実験に等しい。」と明記・断言して居る以上、琉球新報は以下の【Case】の何れかであると、考えねばなるまい。ああ、此処は、「明確に文字として書かれてはいない」部分であり、些かの想像力と論理的推定力が必要な部分であり、「星の歌/アワモリ」さん流文言教条主義者には無理な話であるが。
【Case1】「米国には人口密集地帯が無い」と、琉球新報は考えている。
【Case2】「米国ならば、危険な人体実験も許される」と、琉球新報は考えている。
【Case3】「米国人は、人間では無い」と、琉球新報は考えている。
【Case2】と【Case3】は実質同等であり、あからさまな「米国/米国人差別」である。それも、非人道的と言って良い程の。
【Case1】は、「常識的にはあり得ない」事である。米国人口が我が国に倍する事は常識であろうし、国土はそれ以上に広大ではあるが、ニューヨークはマンハッタン島の摩天楼群を見て「人口密集地では無い」と判断するのは非常識だ。
一つだけ「抜け道」があって、
【Case4】「米国でのオスプレイは、人口密集地上空を飛ばない」と、琉球新報は考えている。
と言う【Case】がある。なるほど、米国に普天間の様な「人口密集地に包囲された基地」はなさそうだから、この【Case4】は、「米国/米国人差別」にも「非常識」にもなる事なく成立する(*3)。恐らくは、この【Case】が、琉球新報の主張なのであろう。ああ、「文言として書いて」は居ないが、な。
だが、「こんな(危険な)機種(オスプレイ)を首都圏や普天間基地周辺の人口密集地で飛行させるなど、危険な人体実験に等しい。」とは、明白に上記2〉~3〉の通り「文字に表わして主張」している。くどい様だが、疑義の余地は無い。
では、読者諸兄及び琉球新報に尋ねようではないか。【Q1】上記2〉~3〉で「危険な人体実験」の対象とされて居るのは、誰か?
「人口密集地に住む沖縄県民や日本人だぁぁぁぁぁ!」と、言うのが、恐らくは「答え」だろう。ああ、これは、「文言として書かれてはいない」が、態々「人口密集地」と言っているのだから、「妥当な推定・推論」と言うべきだろう。
だが、「オスプレイは危険な欠陥機」であるならば、洋上に落ちようが砂漠の真ん中に落ちようが地雷原に落ちようが月面に落ちようが(*4)その事故を免れようが無い者が居ろうが。
即ち、「オスプレイに搭乗している米軍人たち」。彼ら/彼女らは、実戦であろうが訓練であろうが、洋上だろうが砂漠だろうが、墜落事故を免れようが無い。「オスプレイは危険な欠陥機」で「オスプレイの飛行は危険な人体実験」であるならば、人体実験されているのは、真っ先に「オスプレイに搭乗している米軍人たち」では無いのか。【Q2】
上記【Q2】が「No」であるならば…而して、上掲琉球新報社説がオスプレイの飛行を「米本土では是認」する以上「No 危険な欠陥機オスプレイに搭乗する米軍人は、”人体実験の対象”では無い」しかなりえないのだが…それは「米軍人差別」以外の何であろうか。【Q3】
ああ、斯様な質問は、琉球新報はいざ知らず、「星の歌/アワモリ」さんやその仲間たちに対しては愚問であるな。「米軍を辞めるべきだ!」と言い放ち、「英語が出来ないから、米軍人にオスプレイ反対を訴えることは”お任せする”」と公言して恬として恥ずるところが無いらしい米軍人差別の人非人どもには。
何者であれ、対象が何であれ、「差別している」と言うだけでは、「人非人」とまでは言われまい。私(ZERO)もそれだけなら「人非人」などとは呼ばない。
「オスプレイは危険な欠陥機だ!」と主張しつつ、その「危険」が「沖縄県民や日本人」に及ばない限り、無視どころか推奨できてしまう(*5)、利己主義ぶりが「人非人」と呼ぶ所以である。
自己保身や利己主義は、ある部分「人間の業」であり、「本質」とも言い得よう。だが、その利己主義を堂々と開示して恥じないような奴は、最早「人」とは呼べなかろう。
如何に、琉球新報。
<注釈>
(*1)で、私(ZERO)の主張は「朝まで生テレビならつまはじき」なんだそうだ。「朝生」ってテレビは見た事が無いから、どこでどう「つまはじき」なのかは判らないが、何を以って「つまはじき」かに、興味はあるな。(*2) と、前述の通り上掲社説パラグラフ【7】でさんざん吹聴している。(*3) 無論大概の差別主義者は己が差別を「差別と認めない」ものであるから、【Case2】または【Case3】でありながら「米国/米国人差別ではない!」と、主張するのかも知れない。(*4) 無論、大気の無い月面では、オスプレイは飛行どころか離陸も出来ない訳だが。(*5) 上掲琉球新報社説は、オスプレイの配備も訓練も米本土で実施することを推奨している。他に解釈の余地があろうか?