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 「違うな!間違っている!!」とは(*1)、アニメ「コードギアス・反逆のルルーシュ」主人公ルルーシュ・ディ・ブリタニカの決め台詞(の一つ)。ちょいと鼻にかかった声で芝居がかった言い回しもなかなか魅力的な「決め台詞」だが、その「決め台詞」を以って今回糾弾したいのは、任天堂と任天堂批判者だ。
 

【注釈】

(*1) 以前にもタイトルに使ったが。

 

 任天堂は同社のシミュレーションゲームで同性婚が認められない設定になっていることについて謝罪した。ネットやソーシャルメディアで、任天堂が性的少数者を排除しているとの批判が高まっていた。

 人間型キャラクターが架空の生活を楽しむ任天堂のゲーム「トモダチコレクション 新生活」(日本では2013年4月発売)の欧米版「トモダチライフ」が、米国で6月に発売される予定。「Mii(ミー)」と呼ばれるキャラクターが、架空の島で恋愛関係を楽しみ、結婚することができる。ただ、その相手は異性だけだ。

 これに対し、「このゲームでは Miiの恋愛関心の設定を変更できず、LGBT(レズビアンやゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)といった性的少数者を無視している」との指摘がネットで広がり、これはゲームを楽しむ性的少数者が「少ない」一因だと批判されていた。
 
 任天堂の米国法人は9日、「トモダチライフに同性の恋愛関係を含まなかったことで多くの人を失望させた」と謝罪する発表文を公表した。その上で、将来的には同シリーズの続編で全てのプレーヤーが含まれるようにする意向だとしながらも、現行バージョンではこの変更を加えるために設定を変えたり修正したりすることはできないと述べた。

 「ザ・シムズ(The Sims)」など、他の人気シュミレーションゲームには、仮想上のキャラクターの同性婚も可能となっているものがある。
 任天堂の広報担当者は、キャラクターの同性婚を認めるよう求める動きは日本では起きていないと述べた。

 LGBTの支持団体であるGLAADのプレジデント、サラ・ケイト・エリス氏は発表文で「任天堂は最初の1歩を踏み出した」と評価。その上で、人気のシムズ・シリーズを販売する「エレクトロニック・アーツなどの同業他社に追いつく」必要があるとの見方を示した。

原文(英語):Nintendo Apologizes for Not Allowing Same-Sex Marriage in Game http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2014/05/12/nintendo-apologizes-for-not-allowing-same-sex-marriage-in-game/
 
 

同性婚」なんざぁ、言語矛盾だ

 さて、如何だろうか。
 
 章題にもし、以前にも書いた通り。「同性婚」なんてのは言語矛盾だ。「結婚」は異性同士にしか成立しない。同性愛者同士が「同居して、生計を一にした」処で、それを「結婚」等とは呼ばないし、呼ぶべきでは無い。それは「同居」「同棲」ではあっても「結婚ではない」のだから、「同性婚」なんざぁ成立しようが無い。
 
 であるならば、「ゲームの中でキャラクターが"同性婚"出来ない」事に文句付ける奴も間違っていれば、「同性婚出来ないゲームを出したことを謝罪する任天堂」も間違っている。
 
 私(ZERO)は、「同性愛」自信を否定する心算は無い。男同士の同性愛が、かつて我が国の武士でも相応に一般的であったのも一面の史実であろう。大体、性的嗜好なんてのは、基本的に「趣味の問題」であり、当事者同士に一定の合意がある限り、同性愛だろうが、ロリコンだろうが、SMだろうが、少なくとも「存在自体を否定する」気は無い(*1)。
 
 だが、「同性愛を肯定する事が進歩的」などと言う米国の一部にある(らしい)傾向は、鼻で笑ってやるそりゃ「同性愛容認」が「同性愛否定」よりも「新しい思想」ではあろうが、ただ「新しい」だけであって、「進歩的」とも「正しい」とも断ぜられまい。(*2)
 
 共産主義は、資本主義より「新しい思想」であったが、今はどうなっている?
 
 共産主義の亜流「主体思想」は更に新しいが、殆ど朝鮮半島北半分限定であろうが。

 蛇足ながら、最後にもう一つ。
 
 私の筆名「ZERO」が、「「コードギアス・反逆のルルーシュ」主人公・ルルーシュの別名"ZERO"に因んでいる」と言うのも、「違うな。間違っている。」
 
 私が「ZERO」を名乗り、当ブログを開設したのは、アニメ「コードギアス・反逆のルルーシュ」放映後ではあるが、私(ZERO)がアニメ「コードギアス・反逆のルルーシュ」を知ったのは比較的最近で、当ブログ開設の遥か後だ。従って私の筆名「ZERO]は、アニメ「コードギアス・反逆のルルーシュ」とは無関係である。
 
 それを証明するのは、困難だが。

 

<注釈>

(*1) 「子孫繁栄に貢献しない」などの批判・非難は、ありうるが。 
 
(*2) 古代ギリシャぐらいまで遡ると、「同性愛容認は新しい」と言うのさえ、怪しくなりそうだ。