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「新華網」と言うのは「新華社のネット版」。という事は、正真正銘掛け値なし・自他共に認める(*1)「党の口舌=中国共産党の宣伝機関」である。
その「党の口舌」新華網が、こんな記事を掲載している、んだが・・・
【新華網国際時事評論】(新華国際時事評論)日本が輸出するのは軍事的野心
Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2014-03-14 10:09:41 http://jp.xinhuanet.com/2014-03/14/c_133185550.htm
Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2014-03-14 10:09:41 http://jp.xinhuanet.com/2014-03/14/c_133185550.htm
…が、その末尾に曰く、
〉 当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
とあるので、記事は上記URLにて御覧頂こう。
<注釈>
(*1) 新華網がこれを否定したら、ちょっと吃驚ではあるが。日本共産党機関紙「赤旗」だって「真実を伝え、希望を運ぶ」と公言してしまえるのだから、油断はできない。
武器輸出で世界第4位になった国が、何を言っている?
さて、如何だろうか。
何しろ、タイトルからして凄い。「日本が輸出するのは軍事的野心 」と来たもんだ。タイトルにもしたが、「軍事的野心」なんて、何をどうやったら「輸出」できるんだろうか。Made in Japanの武器が途轍もなく優秀で、これを手にすると余りの素晴らしい性能に「軍事的野心」が沸き起こってしまう、と言う意味だろうか。
否、それ以外に、「軍事的野心を輸出する」方法なんぞ私(ZERO)には想像することすら困難なのだが。
ところが、上掲新華国際時事評論は、「日本が輸出するのは軍事的野心 」と銘打っているくせに、肝心要(な筈)の「軍事的野心の輸出法」について全く触れられていない。どうやら、安倍政権の武器輸出緩和を批難・糾弾する「文学的表現」が「軍事的野心の輸出」である、らしい。「輸出」と言うのは「軍事的野心を日本から外国へ売る/売りつける」訳では無く、「"武器輸出緩和"に表れる、安倍首相の軍事的野心を非難糾弾する」現れ、という事らしい。
「つまらない」と言えば「つまらない」。例によって例の如くの「日本軍国主義復活ぅぅぅぅぅぅ!」非難キャンペーンを未だ続行中、と言うだけであるから。だが、ここで言う処の「軍事的野心」というのが・・・
1〉 『東京新聞』の伝えたように、
2〉 集団的自衛権の解禁と同様、
3〉 武器輸出の解禁は日本が戦争を発動することができる「普通の国家」に向かって踏み出す大きな一歩だ。(*1)
2〉 集団的自衛権の解禁と同様、
3〉 武器輸出の解禁は日本が戦争を発動することができる「普通の国家」に向かって踏み出す大きな一歩だ。(*1)
と、「東京新聞」を引用しての上記3〉「戦争を発動することができる「普通の国家」」なのだから、まあ、呆れるやら、感心するやら。
そりゃ「戦争できない"異常な国家"」は「百戦百敗の必敗体制」なのだから(*2)、我が国がそんな状態にある/あり続けるのは、中国共産党にとって誠に好都合であろう。尖閣諸島に対し「核心的利益」と侵略宣言を発し、琉球沖縄の併合をも目論む侵略者・中国共産党政権としては。
私(ZERO)が「呆れた」のは、我が国に「核心的利益」なる侵略宣言を発している侵略国・中国共産党が「日本は、戦争できない"異常な国家"であれ/あり続けろ」と公言断言しているから。そりゃその方が都合が良いのだから、左様主張するのは「中国共産党の利益」ではあろうが、大陸的厚顔無恥の典型例だから。
私(ZERO)が「感心した」のは、上記1〉~3〉に引用されている東京新聞はじめとする我が国「平和勢力」・「平和団体」の「平和ボケ」ぶりが、モノの美事に中国共産党の利益に合致しているから。
如何に、国民。
如何に、東京新聞。
「無知は力である」と、言う処かね。
<注釈>
(*1) 先述の通り、当該中華網記事文末には警告があるのだが、上記1〉~3〉は「商業的ならざる引用」であるから、当該警告には抵触しない。【強く断言】(*2) エセキリスト教徒の隠れ主体思想主義者・Jos某が思い出されてならないのは、何故だろうね。「臭い」が共通するのかな。