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 半島の「反日狂気ぶり」を当ブログで記事に取り上げても、それは沖縄二紙の「オスプレイ沖縄(だけ)配備反対ヒステリー」を扱うのに勝るとも劣らない位に馬鹿馬鹿しくも虚しいものである。そりゃ面白おかしく書いて、溜飲が下がるときには下がろうが、「ハングル愛国主義」に陥って、長いこと使っていた漢字(*1)を追放してしまった半島人では、「日本語を読める者」は少数派であろうから、折角の当ブログ「半島批判・糾弾記事」も「陰口に堕してしまう」公算大。弊ブログ記事が「陰口になってしまう」のは未だしも、「半島の明るい未来に資する」公算極小なのは、業腹だ。ならば、半島なんかよりも建設的な、少なくとも建設的となり得る可能性が(*2)高い記事を書いた方が良かろう。
 そう考えると、半島の「反日狂気ぶり」を記事にするのは少なからず躊躇われるんだが…こんな記事を、読むとなぁ。

 

<注釈>

(*1) と言うよりは、「ハングル愛国主義」にに陥るまでは、公文書は漢字オンリーだった。 
 
(*2) 「半島の明るい未来に資する」可能性よりも
 
【中央日報】日帝が絶った白頭山脈の六十嶺、88年ぶりにつなぐ
2013年06月24日11時42分
http://japanese.joins.com/article/067/173067.html?servcode=400&sectcode=400&cloc=jp|article|related
[中央日報/中央日報日本語版]
. 日帝強制占領期間の1925年に断絶した白頭山脈の六十嶺(ユクシムニョン)が、88年ぶりに復元された。全羅北道長水郡(チョンラブクド・チャンスグン)と慶尚南道咸陽郡(キョンサンンナムド・ハミャングン)を連結する海抜734メートルの六十嶺は、小白(ソペク)山脈の徳裕山(トギュサン)と白雲山(ペクウンサン)の間にある峠で、その昔山賊たちが多く60人を集めてやっと安全に峠越えができたと言われ付いた名前だ。 

  途切れた白頭山脈の脈を復元したのは、昨年11月の梨花嶺(イファリョン)〔忠清北道槐山郡延豊面周榛里(チュンチョンブクド・クェサングン・ヨンプンミョン・チュジンリ)~慶尚北道聞慶市聞慶邑各西里(キョンサンブクド・ムンギョンシ・ムンギョンウプ・カクソリ)〕に続き2番目だ。

  六十嶺の生態軸の復元は、長さ43メートルの親環境トンネル(幅16メートル、高さ6メートル)を設置してその上に土を積む方式で行われた。トンネルの上には六十嶺を象徴する松の木60株などの自生植物を植えた。昨年末に着工した六十嶺復元事業には36億ウォン(約3億600万円)が投入された。 

  韓国山林庁は25日、全北長水郡六十嶺サービスエリア広場で竣工式を開く。シン・ウォンソプ山林庁長は「日帝によって途切れた白頭山脈をつなげて民族の精気を正しく立て直すために六十嶺の復元事業を推進した」と話した。 

   日帝強制占領期間と産業化時代を経て道路建設などで途切れた白頭山脈の区間は、全国に62カ所ある。山林庁は江原道江陵市(カンウォンド・カンヌンシ)の大関嶺(テグァルリョン)や慶尚北道聞慶市のボルジェなど白頭山脈の断絶地域12カ所を年次的に復元していく計画だ。
 

山脈断絶!

 さて、如何だろうか。
 
 正直な処、上掲記事タイトルを読んだとき、意味が分からなかった。「日帝が断った白頭山脈」と言うが、「山脈を絶つ」と言うのがどんなことなのか、想像を絶したからだ。普通に考えれば、山を谷に変える位の大規模な土木工事が想像されよう。それも、発破としてダイナマイトではなく核爆弾が欲しくなる程の工事(*1)。
 だが、上掲記事の言う「山脈断絶」と言うのは、そんな仰々しい事では無くて…「稜線を横切る道を作った」って事らしい。
 
1〉 六十嶺の生態軸の復元は、
2〉長さ43メートルの親環境トンネル(幅16メートル、高さ6メートル)を設置してその上に土を積む方式で行われた。
3〉トンネルの上には六十嶺を象徴する松の木60株などの自生植物を植えた。
 
と言う、上掲記事の「断たれた山脈を復元する」工事から、逆算すると、そうなる/そうしかならない。「稜線を横切る露天道路(*2)をトンネル化/地下道化して、その上に「山」を作り、稜線を連続させた」らしい。

 そりゃまたご苦労さんなことで、そんな工事に36億ウオン(3億6千万円)をかけようが、「日帝によって途切れた白頭山脈をつなげて民族の精気を正しく立て直」そうが、そりゃ半島の御勝手御随意に(*3)、なんだが・・・
 
4〉 日帝強制占領期間と産業化時代を経て道路建設などで途切れた白頭山脈の区間は、全国に62カ所ある。
5〉山林庁は江原道江陵市(カンウォンド・カンヌンシ)の大関嶺(テグァルリョン)や慶尚北道聞慶市のボルジェなど
6〉白頭山脈の断絶地域12カ所を年次的に復元していく計画だ。
 
・・・なんだそうな。上記6〉「白頭山脈の断絶地域12カ所」にそれぞれ上掲六十嶺と同等の36億ウオン(3億6千万円)かかると仮定すると、12か所で合計432億ウオン(43億2千万円)。韓国の経済力を以ってすれば、大した金額では無かろうが、結構な金額ではあるな。
 
 それもこれも今回の六十峯と同様に「日帝によって途切れた白頭山脈をつなげて民族の精気を正しく立て直す」と言う、恐らくは風水術の命じる処なのだろう。いや、まあ、占星術だって欠片も信じない「不信心者」たる私(ZERO)からすれば、「風水術のお告げに43億円投じる」ってのは、狂気の沙汰なんだがな。それもまた、半島の勝手、ではある。
 
 さて、仮に風水術なるモノが「正しい」としよう。稜線を横切る道路で山脈は断たれたしまい、朝鮮民族の精気を立て直すには断たれた山脈を復元する必要がある、ものとしよう。
 
 上掲記事見出しにもある通り、六十嶺で「白頭山脈が断たれた」のは88年前。「日帝支配」が終了したのは68年前だ。その直後に朝鮮戦争があったりしてごたごたしてはいたし、上掲記事にあるような「道路の地下道化と山脈修復」は簡単安価な工事ではないだろうが、「朝鮮民族の精気を立て直す」と言う大目的の為には、随分時間がかかった/かかっている。かかり過ぎじゃぁないのかね。
 
 さらには、上記6〉「12カ所を年次的に復元していく計画だ。」そうだから、この計画完遂の暁には、朝鮮民族の精気は、大いに立て直されるに違いない。実に、楽しみな事であるな。
 
 もっと言うならば、日帝支配以前には白頭山脈は途切れることなく(*4)つながっていたのだから、朝鮮民族の精気は現状なんかより遥かに「正しくあった」筈。「立て直す必要すらない」ほどに。それほど正しい朝鮮民族の精気を以ってして、なぁんだって長い事半島の属国の地位に甘んじ、遂には「日帝支配」下に入らざるを得なかったのかね。
 
 ひょっとして、「朝鮮民族の精気」なんてモンは、大して役に立たないのではないかね?
 
 少なくとも、「日帝支配を免れる」だけの力は無かった、訳だ。

 という事は上記6〉「白頭山脈の断絶地域12カ所を年次的に復元」完了したとしても油断は出来ない、という事だ。
 
 違うかね?

 

<注釈>

(*1) 「ノーベル賞」にその名を残すアルフレッド・ノーベルが、ダイナマイトで巨万の富を築いたからこその「ノーベル賞基金」が出来た事を、忘れれるべきではない。而して、そのダイナマイトは、元々土木工事用の爆薬であり、軍用・兵器・武器としての利用は「後付け」である事も。
 「核爆弾を利用した土木工事」ってのは、SFにしか登場しないと思いきや、「平和的核爆発」として、米ソ両国では試験され、ソ連では数少ないが実施例もあるそうだ。 
 
(*2) ふつう、地下道でない「道」は露天だから、「露天道路」なんて言わないが。 
 
(*3) ついでに言うならば、稜線を横切る道路如きで断たれてしまう白頭山脈も情けなければ、「山脈を絶たれた」ぐらいで曲がるんだか座るんだか知らないがとにかく「立て直さなければならなくなる民族の精気」ってのも極めて情けないが。 
 
(*4) 中にはひょっとして、日帝支配以前から途切れている個所もあったのかも知れないが。