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(4)「田中正造さんが直訴されたということも知っています」
2013.10.31 21:34 [諸政党]
【Q24】--受け取ったのは侍従長か
【A24】「いや違います。天皇陛下が直接受け取っていただきました」
【Q25】--なぜ陛下だったのか
【A25】「なぜ?」
【Q26】--なぜ天皇陛下だった
【A26】「きょう、園遊会という場面だったのでということなんですかね」
【Q27】--陛下は山本議員の中では特別ではないんですか
【A27】「この国の象徴であるという意味合いで、やはり全国民にとってはそれぞれ思いのある存在だとは思いますけれど」
【Q28】--足尾銅山鉱毒事件があって、国会議員の田中正造が天皇陛下に同じように直訴した。それは、いまでも歴史的にたたえられている。今回の手渡しで、ツイッター上では平成の田中正造という評価がある。田中正造のことは意識したか
【A28】「意識というものは、はっきりといえば特にはないです。田中正造さんの存在は知っています。直訴されたということも知っています。当時も公害であったりとか、そういうものに苦しんでいる人たちがいて、やむにやまれずというか、本当にそのメッセージを伝えたいという部分で行動なされたと思います」
【Q29】--直訴をして何かしてほしいということか
【A29】「現状を、さきほどから繰り返しているとおり、僕が感じる現状というものを陛下に知っていただくためにお手紙をしたためたという形です」
【Q30】--足尾銅山の鉱毒事件よりも今回は広がりが大きい。切羽詰まった感じがあったか
【A30】「もちろんそうですね。プルトニウムの半減期2万4000年ですよね。プルトニウムはもうおそらく気化したであろうと。なぜならプルトニウムが気化する温度よりもっと高いモリブデンというものもすでに、茨城県の気象台で、あるということは、存在は明らかにされているんですよね。2011年の時点で。じゃあどうして、それだけ多くの放射線各種が日本全体にばらまかれた状態でありながら、セシウム、ヨウ素というものしか中心に調べないのかということですよね。もっと細かく調べていかないことにはそれぞれの汚染度は分からないわけですよね。どちらかというと、国もメディアもこの汚染は福島にしかないという印象が強い感じがするんです。ようは福島県にしか汚染が存在しないというような取り方ができるような報道があまりにも多い。そうじゃない。東日本一帯に広がっているじゃないか。まだ。東京にもホットスポットありますよねという話ですよね。で、事故前から考えたら、いま僕たちが与えられている基準というのはあまりにもおかしいじゃないですか。放射線管理区域以上のところに人々が住んでてよかったかって。当たり前のことが当たり前に伝えられなくて、当たり前のようにそれが報道されないというのはあまりにもおかしいじゃないですか。いまの話から少しずれてしまったかもしれないですけど」
(5)「この星に生きるものの一人として向きあわないといけない」
2013.10.31 21:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103121510013-n1.htm
【Q31】--重ねて聞くが、きょうの行為については天皇の政治利用につながらないという認識ですね
【A31】「はい。もちろんです」
【Q32】--陛下に対してお手紙を渡して、その先に知ってほしいという以上に何かしていただきたいという気持ちがあったのか
【A32】「知っていただきたいことですか。これはおそらく立場、身分というものを超越して、この国に生きるもの、この星に生きるものの一人として、生命体のひとつとして、すべてのものが向きあわないといけない問題だと思うんですよね。だから、伝えられることは僕自身がお伝えできることは、お伝えした。それをどう受け止めるかというのはそれぞれだと思うんですよね」
【Q33】--園遊会で渡すことによってこれだけ集まっている。政治的主張で陛下を利用という批判はおきるとおもいますが。それは当たらない
【A33】「そうっすね。僕としてそういう思いは全くないです。政治利用なんてとんでもないという話ですね」
【Q34】--個人的な政治主張なわけですよね。
【A34】「政治主張というんですかね」
【Q35】--思い
【A35】「思いですよね」
【Q36】--思いを大事なことだと思ってみなさん政治活動をしている
【A36】「まあまあ、自分の政治活動に何かを役立てようとして、そういうようなアクションを起こしたわけではないということです」
【Q37】--そういう理由ではない
【A37】「もちろん」
【Q38】--確認ですが、今回渡したのは、参院議員山本太郎としてお渡ししたという認識で良いか
【A38】「あ、もちろん、園遊会に出席させていただいたのは、肩書きとしては参院議員という立場なので、その問題ではそうなると思います」
【Q39】--直接天皇陛下に渡すことが参院議員の役割だとお考えですか【A39】「うーん。先ほど話した通りだと思うんです」
【Q40】--参院議員の役割をこえているとお考えですか、それとも参院議員の役割とは天皇陛下に直接伝えることだと思いますか
【A40】「いえいえ、そんなことはないです。参院議員の役割は、参院議員の仕事としてではないと思います。1人の人間としてお伝えしたいことがあった。たったそれだけです」
【Q41】--国会議員として情報発信していく手もあるが、あえて陛下に渡したというのは、そうすることでご自身の主張が注目を集めやすくなるだろうということをお考えなんでしょうか
【A41】「いや。だってもしもそのつもりであれば、みなさんにその内容を公開しているはずですよね。意味分かりますか」
(完)「言いたいように言っていただいて結構です」
2013.10.31 21:58 [諸政党]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103122000014-n1.htm
【Q42】--ごめんなさい
【A42】「もしも僕が政治利用して自分の発言に対して注目をしてもらいたいということで天皇陛下を政治利用するという形なのであれは、自分自身が天皇陛下にあてて書いた手紙といものを、もうすでに公開しているのではないですか。内容について。もしも自分を政治活動に対してそれを利用したいという思いなのであれば、そういうことをするはずですよね。でも、そうではなく、本当に自分の気持ち、自分の思いというものを、天皇陛下に対して知っていただきたい、そして、そこは、先ほども言ったが、立場であったり、身分というものは、もうしわけないですが、一度横におかしていただいて、この国に生きる、この星に生きる命のひとつとして、その思いを伝えたかった。例えば、これがもしも園遊会でなく、全く別の集まりであったとしても、僕は同じような思いでいろんな方々にお話をしているということですよね」
【Q43】--手紙の一文だけでいいので教えて下さい
【A43】「ま、現状を書いたまでですね。被曝労働者、収束作業に関わっている人たちが最初、東電というところに8万円の労賃が入るのですが、結局、最下層の下請けというところからお金をもらう人たちは、数千円しかもらえていないと。高線量エリアで命をかけて労働してくれている方々は常に切り捨てられている存在であります。とういような現状を書いたという覚えがあります」
【Q44】--失礼にあたるかもしれないとは思わなかったか
【A44】「ルール的には園遊会の中でお手紙を渡すということが禁じられていることは聞いていなかったということがあります。常識的に考えて、陛下に対して、お手紙をお渡しするという行為は失礼に当たるかもしれない。けれどもやっぱりこの現状を知っていただきたいという自分の気持ちがまさってしまったという部分ですね」
【Q45】--禁じられていなければ、何をやってもいいということか
【A45】「そのことによるんじゃないですか。その内容によるんじゃないですか」
【Q46】--法律で禁じられていなければできるということですよね
【A46】「そうですよね」
【Q47】--外形的には政治利用であり、憲法にもかかわる問題だという認識はないか(了)
【A47】「まあまあまあ、どのようにレッテルを貼っていただいても結構です。それはなんやろう、公人という立場で僕がそのような行為をしたことに対して、みなさんが言いたいように言っていただいて結構です。でも自分自身どういうつもりで、どういう気持ちでその手紙をしたためたか。そしてどういう気持ちで、天皇陛下に受け取っていただいたかというのは先ほど説明した通り、ということです」