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初めに断わっておこう。タイトルにした仮説「反原発アレルギー／放射能ヒステリー半島起源説」は、本気ではない。それどころか半ば以上「何でもかんでもウリナラ起源」を唱える半島に対する皮肉である。なにしろ我が国は、その半島が未だ我が同胞であった頃、大東亜戦争時に核爆弾二発を喰らったのであるから、反原発アレルギー／放射線ヒステリーの下地は少なくとも半島独立以前から、間違いなくある。従って、我が国の未だ看過しかねる(と、私(ZERO)は考えている）反原発アレルギー／放射能ヒステリ―に「半島起源説」を提起する意義・意味・根拠は、薄い。
だが、こんな朝鮮日報コラムに出くわすと、タイトルにしたような仮説「反原発アレルギー／放射能ヒステリー半島起源説」が思い浮かび、皮肉と承知ながらも、ある程度の説得力さえ感じてしまう。
【朝鮮日報コラム】嫌気がさすほどいらだたしい日本人の冷静さ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/04/2013100401735.html
冷静過ぎる日本と直情的過ぎる韓国
金星人と火星人くらい異なる韓日の国民性
ちょうど中間くらいがいいのに…
【1】 日本の福島原発沖で取れたタコが東京のスーパーマーケットに並んだ。2011年3月の津波被害以降、中断されていた販売が再開されたことになる。5キログラム入りの箱には「福島産」という文字に加え、「放射能無検出」という表示が付いていた。安値での投げ売りではなく、正常な価格での販売だった。それでも販売が開始されるや、すぐに売り切れたという。日本人はそれほど心臓が強いのか。放射能の類いは怖くないというのか。
【2】 先日、ソウル市内の光化門政府総合庁舎近くの食堂に入ると、予想外の出来事を経験した。メニューにある魚の煮付けを注文したところ、できないという。客が魚を不安がるので、メニューから外したというのだ。女性経営者は「青瓦台（大統領府）の食堂も魚を外したらしい」と話した。来店した大統領府職員から聞いた話だという。放射能をめぐる「怪談」に「青瓦台バージョン」まで登場したことになるが、それは事実無根だ。
【3】 韓国には福島原発周辺で取れた水産物は輸入されていない。他の日本の農水産物も徹底した放射能検査を行った上で輸入されており、安全性には問題はないと考えるべきだ(*1)。しかし、魚は売れず、刺身料理店は閑古鳥だ。これまで聞いたことがないようなさまざまなデマも飛び交っている。日本産だけならまだしも、放射能とは関係ない韓国産の水産物まで避ける現象をどう考えればよいのか。韓国が過敏なのか、日本が鈍感なのか(*2)。
【4】 福島原発事故は東京電力と日本政府のよる対応のまずさが事態を悪化させた人災だった。原発の炉心がメルトダウンしたため、現在も数十万人が避難生活を強いられている。韓国でこんなことが起きれば、恐らく大混乱が起きていたはずだ。数十人が刑務所行きとなり、責任者探しに国中が騒然としたに違いない(*3)。
【5】 福島の住民は1年前、原発事故の責任者には業務上の過失があるとして、約40人を告訴した。しかし、その捜査結果に世界が驚いた。日本の警察による結論は「全員嫌疑なし」だった。津波被害は予見が難しい自然災害であり、刑事責任は問えないというものだ。史上最悪の原発事故だが、処罰を受けた人は全くいない。われわれの常識では考えられない事実だ(*4)。
【6】 安倍首相は原発の放射能を完全にコントロールしていると豪語した。しかし、福島では現在も1日に300トンの汚染水が海に漏れている。完全なコントロールどころか、放射能遮断システムの至る所にほころびが見られる。これが韓国だったならば、民衆による反乱レベルの国民的抵抗が起きていただろう。牛海綿状脳症（BSE)をめぐるどうしようもないデマだけで、国が騒然としたわれわれだ(*5)。
【7】 日本では東京電力が石を投げられることも、安倍政権が不信任を突き付けられることもない。海外への移民が増えたという報道もない。ただただ日本政府による「放射能無検出」という発表を信じて見守っている。不平も抵抗もなく、政府の指図に従う日本人を見ていると、鳥肌が立つ。良く言えば恐ろしいほどに冷静で、悪く言えば嫌気がさすほどいらだたしい。
【8】 日本の沈着冷静さがうらやましくもあるが、それは良いことばかりではない。あいまいにやり過ごしたせいで、事態が長期化する結果を招いたからだ(*6)。東京電力が事実を隠蔽（いんぺい）する態度を改めないのもそのせいだ。日本政府は2年間、事故収拾を放置したまま、高みの見物を決め込んでいる。その結果、いまだに放射能問題を解決できず、周辺国に迷惑をかけている(*7)。
【9】 日本人だって不安でないはずはない。しかし、どうせ国を離れるわけにはいかないのだから、耐え忍んだほうが賢明だという判断であるはずだ(*8)。今の日本社会では、放射能の恐怖について言及することがタブーになっている。日本のメディアもほとんど報道しない(*9)。放射能の話を切り出せば、国益に不利だという日本特有の自主規制システムが作動するのだ(*10)。
【10】 数日前、韓国の尹珍淑（ユン・ジンスク）海洋水産部長官が記者団との昼食会で、日本を「不道徳な坊やたち」と呼んだ。放射能に関する資料を適切に提供しない日本を批判したものだ。その言葉は正しい。周辺国を不安に陥れておいて、十分な説明をしようとしない日本政府はそれこそ無責任だ。
【11】 ところが、尹長官は言ってはならないことまで言ってしまった。韓国の食品医薬品安全処が「データ（放射能測定値）に問題がないのに、（日本産水産物に対する輸入禁止措置を）どうするのか」との立場を示したと漏らしたのだった。日本を「坊や」呼ばわりする外交には不適切な表現まで使った(*11)。昼食の席でのやりとりだが、大部分の韓国メディアはそれをそのまま報道した。日本のメディアだったならば、きっと報じなかっただろう(*12)。
【12】 どちらが正しいのかは分からない。冷静な日本と直情的な韓国は、火星人と金星人ほどの違いがありそうだ(*13)。その中間程度ならばちょうど良いのにと思う。韓国は興奮し過ぎで、日本はあまりに静か過ぎる。
朴正薫（パク・チョンフン）デジタル担当副局長
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
<注釈>
(*1) 福島県産農水産物も、「徹底した放射能検査」を行っており、安全性には問題ないぞ。それをお前らは、「輸入禁止」にしやぁがったんだ。
(*2) 愚問だな。
(*3) で、それで何か良い事はあるのかね？
(*4) そりゃ、半島が非常識なんだろうが。(*5) いや、それ、自慢にならないって。寧ろ、恥ずべき事態だろう。
(*6) 半島みたいに騒いだら、事態が短期に収束したのかね?ならば半島は、大いに騒いでいるが宜しかろう。
(*7) 風は大陸・半島の方から太平洋方向に吹いている。海流も直接大陸・半島方向へは向かない。その「迷惑」とやらは、風評被害以外の何ものでもない。
(*8) なんなんだろうね。こう決めつけられる自信は。
(*9) 嘘こけ。
(*10) 大嘘。
(*11) へえ、「坊や」って表現が不適切だって、感覚はあるんだ。
(*12) 何かね、韓国のメディアは情報統制がナットランと、そう言いたいのかね。
(*13) 半島じゃぁ、火星や金星に人が居る事になっているのかね。鳩山夫人級だな。
馬鹿者。日本人でも騒ぎ過ぎだ。半島との中間なんざぁ、御免こうむる。
さて、如何だろうか。
なにしろ、「反日」だけを売り物にし、存在理由にさえしてしまいかねない奴バラだ。「日本の長所、良い所」は須らく癪の種になって、腹立たしい、らしい。日本／日本人の事を「島国根性」とか呼び、大陸的気宇壮大さに対比してのせこさ・せせこましさを蔑視する半島人が、この狭量さ、度量の無さ、ケツの穴の小ささは…まあ、いつもの事だが。
兎にも角にも、一頃よりは大分マシになったとはいえ、未だに「惨状を呈する」と私（ZERO)には思える(*1)「日本人の反原発アレルギー／放射能ヒステリー」が、朝鮮日報記者の目には、
1〉 ただただ日本政府による「放射能無検出」という発表を信じて見守っている。
2〉不平も抵抗もなく、政府の指図に従う日本人を見ていると、鳥肌が立つ。
3〉良く言えば恐ろしいほどに冷静で、悪く言えば嫌気がさすほどいらだたしい。【7】
2〉不平も抵抗もなく、政府の指図に従う日本人を見ていると、鳥肌が立つ。
3〉良く言えば恐ろしいほどに冷静で、悪く言えば嫌気がさすほどいらだたしい。【7】
と、映るんだそうな。(*2)
おかげで上掲コラムの〆は、
4〉 どちらが正しいのかは分からない。
5〉 冷静な日本と直情的な韓国は、火星人と金星人ほどの違いがありそうだ。
6〉 その中間程度ならばちょうど良いのにと思う。韓国は興奮し過ぎで、日本はあまりに静か過ぎる。
5〉 冷静な日本と直情的な韓国は、火星人と金星人ほどの違いがありそうだ。
6〉 その中間程度ならばちょうど良いのにと思う。韓国は興奮し過ぎで、日本はあまりに静か過ぎる。
と、あくまでも、「ウリナラも悪いが、日本も悪い」の「両成敗」になっている訳だ。
が・・・Negative／否定．
無論、責任者を吊し上げて反政府暴動を起こし（パラグラフ【4】【6】）挙句に事故発生以来3年にも満たない現時点でその「責任者」に「処罰」を下す（パラグラフ【5】）「ウリナラ」＝半島流は、単に「騒ぎ過ぎ」なばかりでなく。論外だ。また、そのウリナラ／半島流に近づけば、東電の対応が現状よりも改善向上して居たとも、全く思われない。「刑務所行きになり処罰される」責任者は、ほぼ間違いなく福島第一原発＝現場をよく知る者であり、彼らの知見は今後も長期にわたる福島第一原発廃炉工程には不可欠だ。刑務所に送るのも、強制労働させるのも、不合理と言うモノであろう(*3)。重要なのは、現存するリスクの安定・低減と、再発防止だ。そのためにも、「日本と韓国の中間程度」なんてのは、御免こうむる。
それにしても上掲記事パラグラフ【9】～【11】は酷い。
パラグラフ【9】では「日本人だって不安でないはずはない。」と断じるのはまだしも、「今の日本では、放射能の話をするのはタブーだ」と根拠不明な「日本における言論統制説」をぶち上げる。これは、我が国ジャーナリズムに対する重大な誹謗中傷だ(*4)。
かと思うとパラグラフ【10】～【11】では韓国・尹長官の「データ（放射能測定値）に問題がないのに、（日本産水産物に対する輸入禁止措置を）どうするのか」という発言を「言ってはならない事」と糾弾している…これでは、科学も論理も通じようが無い。「反日」の為には国際条約も法律も法理も史実も、無視して歪曲できてしまう半島は、物理も科学も論理も同様であるらしい。
而して、その論理性の欠如とセンセーショナリズムは…我が国の反原発アレルギー・放射能ヒステリーを髣髴とさせるものがある。
如何に、反原発アレルギー・放射能ヒステリー諸君
<注釈>
(*1) 「震災がれき処理受入反対」なんて非人道的な主張が大手を振って通ってしまうのだから、「惨状」と言わずして、何と言おうか。
(*2) 「恐ろしいほど冷静」と「嫌気がさすほどいらだたしい」が、「言い方一つで変わってしまう」と言うのは、奇妙な日本語だが、半島語ではそうなるのだろう。
(*3) 強制労働で働かされる者には、良い仕事も、完璧な仕事も、期待できない。
(*4) 日本のマスコミは私も嫌いだが、これは不当な中傷だ。