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上掲記事②でキム・ドゥギュ又石大学教養学部教授が訴える「風水を利用した日本制圧法」
(1) 智異山のふもとに実相寺に参拝し、鐘を撞こう! パラグラフ【5】
(2) 安重根が伊藤を射殺した10月26日を記念し、大統領や閣僚がこの地にある安重根の銅像を参拝する パラグラフ【7】
安重根像と風水の相関不明
上記(2)の文言を、上掲②記事の丸コピーとしたのには、理由がある。上記(2)の安重根の象がある「この地」がどこか、判然としなかったから。その前のパラグラフ【6】でソウル京城神社跡地に建てた安重根像について縷々述べており、パラグラフ【7】もそれを受けているから、「この地」は「京城神社跡」と考えるのが至当だが、直前に登場する伊藤博文暗殺の地・ハルピンである可能性も考えられる。
だが、まあ、韓国の首相閣僚が日付指定で参拝する事もあるし、ここはやはり地元・ソウルの京城神社跡地の安重根像を指している、と考えよう。
だが、上記(1)と比べた時に、上記(2)京城神社跡地安重根像参拝の推奨と言うのは、少々妙な事になる。と言うのも、上記(1)実相寺については上記1〉~3〉の通り伝聞ながら「実相寺に参拝する事で、日本に対する風水的制圧策となる理由」を述べているのに対し、上記(2)「京城神社跡安重根像」については、その風水的理由づけに、全く触れていないのである。
風水の「ふ」の字だって知らないし、知ろうとも思わない私(ZERO)が推測するに、これは、以下のいずれかの理由に寄ろう。
【Case1】 京城神社跡地が、「日本に流れる地の気を遮断する(※1)」絶好のポイントである事は、風水上自明であるから。
【Case2】 京城神社を安重根像で封じたからには、ここで「日本に流れる地の気を遮断する(※2)」事は明らかだから。
ところが…上記【Case1】にせよ【Case2】にせよ、「日本に風水上打撃を与える」と言う「風水上の判断・判定・卜占」が必要なのである。上記(1)「実相寺」については伝聞ばかりで自らの判断・判定・卜占を明らかにしようともしなかったキム・ドゥギュ又石大学教養学部教授は、上記(2)では「風水上の判断・判定・卜占」を実施し、断定している、筈だ。「京城神社跡地と言う地理的条件(【Case1】の場合)」ないし「京城神社を安重根像で封じた事(【Case2】の場合)」は、その風水上断定を可能とするぐらい、強力な根拠、の筈だ。
ハナッから風水占いなんざぁ信じない私(ZERO)であるが、「風水」だって「学」と呼ばれることがある以上は、ある程度の論理的整合性があってしかるべきだろう。而して、上掲記事②のキム・ドゥギュ又石大学教養学部教授殿の投稿を読む限り、「ある程度の論理的整合性」さえ失われ、少なくとも「学」とは呼べないレベルの「風水術」に堕して居る様だ。まあ、所詮は「占いの術」なのであるが。
4〉 ば安重根が伊藤を射殺した10月26日を記念し、大統領や閣僚がこの地にある安重根の銅像を参拝するのはどうだろう。
5〉日本の首相はどのような気分になるだろうか。
そりゃ良い気分にはならないだろうし、「韓国政府の抗議」を表明する一手段ではあろうが…それだけだ、と思うぞ。
<注釈>
(※1) かどうかは正直判らないが、兎も角、日本に風水上打撃を与える
(※2) かどうかは(くどいようだが)正直判らないが、日本に風水上打撃を与える