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 以前記事にもした処だが、私(ZERO)は星占い何ぞ信じないし、占いなんてのは一般的に信じない。占いは、信じるものでは無く利用するもの」などと尤もらしい事を言う人もあるが、「信じていない占い」は、利用も活用もしようが無い。コイン投げの表裏(※1)で決めるか、サイコロでも振った方が。「まだマシだ」と思えるし、占いが古代には祭事・政治と一体化していた「まつりごと」であった史実も、そんな政(まつりごと)が我が国では比較的近代まで実施されていた事(※2)も認めるが、それらも「占いを信じ、これを判断材料にする」理由には全くならない。運命を司る「神」なるモノが存在するとしても、その「神意」が焼いた亀甲の割れ方や、筮竹の出る順番や、手相・人相に表れるとはとても思えない。況やニュートン力学とその結果であるケプラー三法則(の内二つ)に従う「惑星の動き」なんかに、表われようが無い。

 無論、私(ZERO)の様な「反占い主義」は世情少数派であるから、出版社は週刊誌から新聞に至るまで星占いだかなんだかの「占いコーナー」を設けているのだろう。逆に「占いが無い事には夜も日も明けぬ」と言う方もあるからこその「占いコーナー」だろう。半島の雑誌新聞はどうだか知らないが、少なくとも「風水」なる占い術に関する限り半島は、「日本の占いコーナー」以上の御盛況らしい。
  

<注釈>

(※1) 映画「RED SUN」のラスト近くで、チャールズ・ブロンソンが渋く決める。 

(※2) 一番最近は?と問われれば…「国家安康」と鐘に刻まれた文字を、「家康の二字を分離した呪詛である」と断じだ徳川家康の故事、だろうか。 



.①韓国の大学教授「風水で日本を制圧だ!」朝鮮日報に寄稿
2013.9.25 00:22 [韓国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130925/kor13092500240000-n1.htm
 【ソウル=加藤達也】「風水を利用し日本を制圧だ!」と主張する、韓国の大学教授による韓国紙への寄稿が話題になっている。

朝鮮日報が掲載した又石大の教授の寄稿によると、韓国南西部全羅南道の智異山麓にある実相寺は「日本に流れる地の気を遮断するために建立された」という。寺には日本地図を連想させる形がついた鐘があり、「一突きするごとに日本の(象徴である)富士山を一回殴ることになる」と訪問を推奨している。

韓国では国家や民族の運命が、自然環境(地勢)によって左右されるという「風水」説が広く浸透しており、現在の首都ソウルも14世紀末、李氏朝鮮時代に風水で定められたとされている。また日本の朝鮮半島統治時代に測量などのために打ち込まれたくいは「日本人が韓国の(優れた)地脈を絶ち大物が生まれないようにしようとした謀略だ(*1)」との認識が一般的だ。

教授はこの説を大まじめに論じた著書もある研究者として知られているが、韓国社会では違和感なく受け入れられている。一読した日本人の間からは、大学教授までもが風水を持ち出し日本たたきに精を出す“反日病”にため息が漏れている。



【注釈】

(*1) 有史以来、ウリナラ半万年で、世界史に登場するような大物が生まれていない半島ではないか。その理屈で言うと「日帝支配」以前には綺羅星の如く「大物が生まれて」居そうなものだが、誰か、居るかね? その「日帝支配」も、終戦で終わってもうすぐ70年。二世代以上になろうと言うのに未だ半島に世界史に名を残しそうな「大物が生まれない」のは、「日帝支配の風水呪術」が、未だに効いているのかね? ああ、一人だけいるか。世界史に名を残しそうなのが半島人が。北の金日成。あいつぐらいだが…、まず、残るのは、悪名だろうな。 

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②【朝鮮日報】 風水を利用して日本を制圧せよ
 記事入力 : 2013/09/21 08:39
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/21/2013092100046.html?ent_rank_news
   【】はZeroの振ったパラグラフ番号

【1】 日本の首相による靖国神社参拝は、われわれに大きな怒りを呼び起こす行動だが、これといった対応策がないのも事実だ。現在の安倍首相は首相就任後、今のところ靖国神社を参拝していないが、今年8月に山口県萩市にある吉田松陰の墓を参り、松陰神社を参拝した。吉田松陰は安倍首相が最も尊敬する人物で、伊藤博文など朝鮮を侵略した張本人たちの直接の師匠だ。松陰は「朝鮮を奪ってから満州を取って中国を制圧せよ」「豊臣秀吉の遺志を継ぐ以外に道はない」などと主張したことでも知られている。


【2】 風水の核心は「気」だ。風水で争うとすれば気の争いとなる。その気を争奪するための戦いはさまざまな形で表面化する。朝鮮王朝時代後期に頻発した墓訟(墓地をめぐる争い)の多くも風水の考えに基づくもので、言い換えれば気をめぐる争いだった。


【3】 香港の代表的な二つのビルの間に起こった「銃剣戦争」も有名だ。中国銀行タワービルが刀のような形をしているため、これによって気を抑込まれたHSBC(香港上海銀行)はビルの屋上に大砲の形をした造形物を設置し、これに対抗したという。


【4】 気を抑え込まれるケースは国と国との間でも起こる。これまで韓国の土地の
気脈を断ち切った加害者として三つのケースが良く知られている。その三つとは▲高麗王朝が済州島を完全に服属させるために中国人風水師の胡宗旦(高麗に帰化し高麗王の睿宗と仁宗に仕える)を派遣し脈を断ち切らせた▲壬辰倭乱(文禄・慶長の役)当時朝鮮に出征した明の李如松が全国の地脈を断ち切らせた▲日本統治時代に日本人が全国に杭を打ち込んだ-ことを指し、これらは済州島と朝鮮に大物が生まれないようにする鎮圧風水に基づく行為だったといわれている。

【5】 逆に韓国が他国の風水を制圧したケースも幾つかある。智異山のふもとに実相寺という寺がある。この寺には「日本が栄えれば実相寺が滅び、日本が滅びれば実相寺が栄える」という言葉が伝えられている。日本に流れる地の気を遮断するため、この地に寺を建てたという逸話もあり、鐘に刻まれた日本地図を連想させる模様を打つたびに、日本の富士山が1発殴られるそうだ(*1)。寺の敷地には秘宝や鎮圧寺院としての痕跡も残っているが、世俗の「成功した寺」などとは大きく違う。信徒や観光客が多いわけでもない。筆者が現地を訪れたのは8月31日だが、この日は土曜日にもかかわらず人影はほとんどなかった(*2)。


【6】 また日本を鎮圧するための風水の現場も残っている。ソウル市中心部南山のふもとにある崇義女子大学の校庭に安重根(アン・ジュングン)の銅像が設置されている。この銅像は1959年に建立されたもので、67年と73年に一時別の場所に移されたが、2010年に本来あったこの場所に戻ってきた。かつてこの地は日本統治時代、朝鮮総督府の支援の下で日本人向けに神を祭っていた京城神社があった場所だ。今も大学の本館には京城神社の昔の写真が刻まれた石碑があり、歴史の現場であることを忘れないようにしている。京城神社の痕跡を考証し、安重根の銅像を本来の場所に移した大学の配慮をうかがい知ることができる。


【7】 安重根の銅像が立つ場所から真っすぐ進んだ先にはかつて日本の統監府(現在はソウル・アニメーションセンター)があった。これはいうまでもなく1906年に伊藤博文が初代統監となった場所だ。それから3年後の1909年10月26日、伊藤は安重根によって中国のハルビンで射殺された。伊藤博文が日本人にとっての英雄ならば、安重根はわれわれにとっての英雄だ。鎮圧風水が効果を発揮するには、われわれにも具体的な行動や発言などが必要だ。例えば安重根が伊藤を射殺した10月26日を記念し、大統領や閣僚がこの地にある安重根の銅像を参拝するのはどうだろう。日本の首相はどのような気分になるだろうか。

キム・ドゥギュ教授=又石大学教養学部



【注釈】

(*1) 「その意気や良し!」と評するべきなのかも知れないが…富士山を撞木で殴るのと、罰として海を鞭打つのと、どちらが虚しいかは、良い勝負だろう。

(*2) そりゃつまり、「日本が繁栄しているために実相寺は滅びかかっている」という事か? ああ。逆か。「日本を滅ぼすために実相寺に参拝し、鐘を打とう!」と言う訴えか。訴える奴も訴える奴だが、これに応じて実相寺に参拝する奴も、大概だよなぁ。
 

.風水で日本制圧?やれるものなら、やって御覧

 さて、如何だろうか。

 何回も述べる通り、私(ZERO)は理系の人間であり、知性と理性こそは人類最強の
武器と信じている。だが、その私(ZERO)とて、「人知の及ばぬモノは幾らでもある」事は承知している。神だか悪魔だか占いだかなどが、活躍だ暗躍だか殊更「頼りになる」のは、そんな「人知の及ばぬ領域」であろう事を想像する事も出来る。だが、上掲②「風水を利用して日本を制圧せよ」を寄稿したキム・ドゥギュ又石大学教養学部教授 なる結構な肩書のお方が、「日本国首相の靖国神社参拝に対する対応策」=「風水を利用した日本制圧法」として提言しているのは、同目を凝らしても・・・

(1) 智異山のふもとに実相寺に参拝し、鐘を撞こう! パラグラフ【5】

(2) 安重根が伊藤を射殺した10月26日を記念し、大統領や閣僚がこの地にある安重根の銅像を参拝する パラグラフ【7】

上記(1)、(2)の二つだけ。全部で7つあるパラグラフの大半は、「風水が如何に実績があるか」と言う宣伝だが…この人は「又石大学教養学部 教授」となっているが、本職は風水師=占い師なのだろうか(※1)。

 上記(1)「実相寺」の方は上掲①パラグラフ【5】に縷々説明がある。曰く、

1〉日本に流れる地の気を遮断するため、この地に寺を建てたという逸話があり
2〉この寺には「日本が栄えれば実相寺が滅び、日本が滅びれば実相寺が栄える」という言葉が伝えられている。

3〉鐘に刻まれた日本地図を連想させる模様を打つたびに、日本の富士山が1発殴られるそうだ。

などと書いている処からすると、どうやらキム・ドゥギュ又石大学教養学部教授殿は、風水師=占い師ではない(※2)らしい何故ならば(※3) 、上記1〉~3〉「実相寺を参拝する事で日本に対する風圧的対処法になる理由」全て伝聞・伝承・他人の言であるから。キム・ドゥギュ教授殿が自ら風水師であるならば、「実相寺の立地条件が、日本に流れる地の気を遮断する」か否かぐらいは、自分で判断出来る筈だ。自分で判断判定できるならば、根拠を「他人の言」にする必要は無かろう。

 まあ、占いなんざ星占いでも信じない私(ZERO)からすれば、上記1〉「日本に流れる地の気を遮断(※4)だろうが上記3〉「鐘を撞いて富士山を殴るだろうが、御勝手御随意に、なのだが、より酷いのは上記(2)「安重根像参拝」である。
 
 


<注釈>


(※1) あるいは、実相寺宣伝係、か。

(※2) あるいは、二流三流のインチキ風水師か。無論、「インチキでない風水師」なんて者がこの世に居るとして、の話だが。 

(※3) ひょっとすると、(多分)韓国語から日本語に翻訳したときに情報が抜け落ちた可能性は残るモノの。 

(※4) ああ、参拝客も信者もまばらという事は、その「地の気の遮断」さえ、成功してはいないようだが。