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 何度も繰り返しているが、「私の半島観  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33380239.html  」に縷々述べたとおり私(ZERO)はかつて半島の南半分=韓国の事がかなり好きだった。K-Popも韓流ドラマもまだ(多分(※1))上陸しない頃、キムチやビビンバや朝鮮漬とも関係なく。だがある処でその韓国が「韓国の原点は日帝支配時代だ」と妙な事を言い出した/言って居ると気付いた事から徐々に嫌いになり、今ではいくつもの記事(※2)にした通り「大嫌い」だ。
 半島の北半分=北朝鮮=朝鮮民主主義人民共和国(※3)は初めっから大嫌いだが、その「親分」にあたる中国共産党政権も似たようなものだ。

 無論、「嫌悪」と言うのは「差別」や「ステレオタイプ」の入り口たり得るし、「毛嫌い」と言うだけでも冷静な判断を妨げかねないから「誤判断の元」となりうる。従って十分警戒しなければならないのであるが、その「私の嫌いな二国」、即ち韓国と中国の報道が、この様では・・・なぁ。

<注釈>

(※1) なにしろ、今も昔も私(ZERO)は、芸能ネタに疎いのだ。K-PopもJ-Popも聞かなければ、ドラマどころかテレビも滅多に見ない。

(※2) 国を挙げての風評煽り 人非人=半島の弁明  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/38480144.html
 
(※3) 何度聞いても書いても失笑モノの国名だな。 



①【中央日報取材日記】安倍首相、まずは背を向けた韓中の心をつかめ

2013年09月18日08時50分
[中央日報/中央日報日本語版]   7日(現地時間)にアルゼンチンで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会の圧巻は、日本のプレゼンテーションだった。東京と競合したイスタンブールやマドリードの作品とは格が違った。

  秘訣は「メードイン日本」の繊細さだった。競合都市とは違い、東京のプレゼンテーションはすべてIOC公用語の英語やフランス語で進行された。皇族と首相、地震被害地域出身の障害者陸上選手、フェンシング国家代表、父がフランス人の女性アナウンサー、東京都知事らで構成されたメンバー構成もよく考えられていた。手の動作を指導する専門トレーナーが付き、メンバー全員が「日本の情熱を感じさせるべき」などの細部指針に忠実に従った。

  日本メディアは「“チーム日本”の“おもてなし”がIOC委員の心をつかんだ」と自評した。たとえ「汚染水の影響は原発港湾内部で完全にブロックされている」という発言が嘘だという批判を呼んだとはいえ、安倍晋三首相の情熱も大変なものだった。

  発言の順序を待ちながら、ずっと何かをつぶやき、汚染水関連答弁の練習を続けた。「オリンピック招致」という翼をつけて帰国したが、安倍首相には最近、「演説を練習するくらいなら韓国・中国に対する談話の練習をしてはどうか」という皮肉があふれている。隣国との葛藤は解決の兆しが見えず、首相が手放しにしているということだ。

  安倍首相がオールインしている集団的自衛権問題が代表例だ。同盟国が攻撃を受けた場合、自国に対する攻撃と見なし、相手国を攻撃できる権利だ。日本の歴代政府は「平和憲法を持つ日本は行使できない」という解釈を維持したが、安倍首相はその解釈を変えようとしている。改憲の代わりに憲法解釈の変更という簡単な方法で足かせを解こうとしているのだ。

  朝日新聞は17日付の社説で「憲法の根幹を政権が独断で変えてはならない」とし、正面から安倍首相を非難した(※1)。また「歴史認識が問われるなか、性急に解釈変更を進めれば、近隣国との一層の関係悪化を招きかねない」とし「粘り強い外交努力」を強調した。実際、安倍首相はその間、「韓国と中国は改憲推進の変数ではない(※2)」という態度を見せた。そのような安倍首相が先にすべきことは「集団的自衛権の行使を推進するのは変化した安保環境のためであり、軍国主義をよみがえらせるためではない」と周辺国に親切に説得することだ(※3)。実際、韓国政府内には「両国政府の緊密な協力の下で推進されれば日本の集団的自衛権行使は必ずしも悪いことではない」という主張もある。

  IOC委員の心をつかもうと演説を練習したその気持ちで、背を向けた隣国の心をつかむことから始めなければならない。

  ソ・スンウク東京特派員 .


<注釈>

(※1) 日本のマスコミは、良く首相を正面から非難するんだぜ。知らなかったのか?韓国は違うのか?? 

(※2) 当たり前だ。我が国の憲法を変えるのに、隣国なんざぁ二の次だろう。 

(※3) 「説得される」様な隣国ならば、それも良かろうさ。そんな玉かよ。 



②西側メディアの愛国教育批判に反論 中国機関紙「おかしな理屈」
2013.9.18 13:19 [中国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130918/chn13091813200003-n1.htm

 18日付の中国共産党機関紙、人民日報は「歴史を忘れるのは裏切りだ」とする評論記事を掲載し、愛国主義教育が中国の世界観をゆがめているなどと指摘する西側メディアの見方を批判した。

記事は、柳条湖事件に始まった抗日戦争に勝利した中国人の「意志と気迫」を「世界各国が尊敬すべきだ」と主張。「中国が前に進むためには国の恥と苦しみの記憶を捨てるべきだ」とする西側メディアの見方は「おかしな理屈」と切り捨てた。

その上で、沖縄県・尖閣諸島の問題をめぐる日本との対立について、ロシアの専門家を引用する形で「過去数十年で、中国は政治経済、軍事の面で長足の進歩を遂げた。東アジアのパワーバランスは既に変化した」と指摘、日本側にくぎを刺した。(共同)

「俺を尊敬しろ」なんて言う奴が、尊敬されるかよ


 さて如何だろうか。

 言うまでも無かろうが、上掲①は中央日報の「取材日記」と銘打たれたコラム(多分)の引用。これに対し上掲②は「人民日報の評論記事」を伝える共同通信の記事。後者は間接的だが「中国共産党の宣伝機関の評論記事」だから、正しく中国共産党の意見表明であるのに対し、前者は直接的情報源だが中央日報は「韓国政府の代理人」ではない(一応)。従って、上掲①②とも「中国共産党政権ないし韓国政府の意見を直接記事にしたものでは無い」という事は認めないといけない。上掲②は「共同通信の誤解・誤報」と言う可能性があるし、上掲①は「一民間企業紙の意見」でしかない。

 とは言え、上掲①、②では・・・

①1〉 (安倍首相は)IOC委員の心をつかもうと演説を練習したその気持ちで、
①2〉背を向けた隣国の心をつかむことから始めなければならない。

②1〉 柳条湖事件に始まった抗日戦争に勝利した中国人の「意志と気迫」を「世界各国が尊敬すべきだ」と主張。

・・・上記①1〉~①2〉は、良く言えば「隣国の歓心を買え」であり、「隣国」とは「韓国及び中国」なのであろうから、「韓国自身」を含んででいよう(※1)。中央日報は韓国の一民間企業紙ではあるが、早い話が「ウリたちの歓心を買え」と要求している訳だが…なんなのだろうね。この図々しさ厚かましさ厚顔無恥は。
 「旭日旗は戦犯旗」と言いがかりをつけてスポーツ競技で反日政治パフォーマンスを繰り返し、少なくとも相当怪しげな「従軍慰安(※2)婦問題」を唱えて第三国にまで「慰安婦少女の象」を乱立させ、東京五輪招致をさんざん妨害した挙句に国を挙げての風評煽りを東日本大震災被災地にくらわす人非人ぶりなどを仮に置くとしても、だ。「歓心を買えと要求する」とは「媚を売れと要求する」事だ。そりゃ状況によってはそんな要求に応じて売られる媚もあろう(※3)が、普通は「何甘えてんだ、このタコ」で御仕舞いだろう。

 上掲②は「共同通信の誤解・誤報」でない限り、中国共産党御用達の人民日報評論記事だから、押しも押されもせぬ中国共産党の主張になる訳だが、こちらは「尊敬を強要」しようと言うのだから、また凄まじい厚かましさだ。
 一寸考えればわかる事だが、尊敬なんてものは強要や強制で得られるものでは無い。「尊敬するふり」ならば、最敬礼だの叩頭だの五体投地だのと言った形で強要も強制も出来る可能性はある。だが、「尊敬する」のは内面的な行為なのだから、少なくとも洗脳などの特別な手段を用いない限り強制・強要しようがない。

 第一、「抗日戦争に勝利したと、中国共産党が主張するのだから、片腹痛いと言うべきだ。大日本帝国が一時は世界最強を誇った空母機動部隊を消耗し、国土の相当部分は爆撃で灰燼に帰し、原爆による核攻撃まで喰らっている間に、中国共産党が為した事は大陸でのゲリラ戦と、精々が米軍機に対する飛行場提供だけ。一体どのあたりが、「抗日戦争に勝利した中国人の「意志と気迫」」なのかね。飛行場工事が大変だったのかな。

 とどのつまりは章題にした通り。「”尊敬しろ”と要求する者が、最も軽蔑される」とは、確か、曽野綾子のエッセイにあった処。「最も軽蔑される」か否かに議論の余地はあろうが、「間違いなく軽蔑される」のは、間違いなさそうだぞ。

 それとも、大陸では違うのかね?半島ではどうかね?


<注釈>

(※1) 他に解釈があるか?ああ、北朝鮮をここで言う「安倍首相が歓心を買う可き隣国」と考えるかは、議論の余地があるな。 

(※2) 実態は「高給取りの売春婦」以外の何ものでもない。売春婦は今でも韓国の輸出品だが、「従軍慰安婦」時代の方が「高給取り」だったかも知れない。 

(※3) 例えば、絶世の美女が艶めかしく「ねぇ、こっち向いてよぉ。かまってぇ。」と迫って来る場合。