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大陸は支那の支那人ども、特に大陸を(まだ)牛耳っている中国共産党政権の支那人どもの厚顔無恥と図々しさは、今さら言うまでも無い事であるが、尖閣諸島沖合で繰り広げられた我らが海上保安庁と中国側海警船の「死闘」を報じた環球時報のこんな記事を読むと、新ためて再確認できて仕舞うな。
.釣魚島領海で中国と日本の船14隻が激しい駆逐戦、「中国を激怒させるのは必至」と海外メディア―中国紙
XINHUA.JP 9月11日(水)22時17分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000033-xinhua-cn
中国紙・環球時報は11日、中国と日本の執法船14隻が10日に釣魚島(日本名:尖閣諸島)海域で激しい駆逐戦を演じたと報じた。
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中国の海警船7隻からなる船隊が当日午前、釣魚島(尖閣諸島)から8カイリの海域に進入し、海上パトロールを実施していたところ、海上保安庁が7隻の執法船を送り込み、監視と阻止を行った。
日本側は中国船に対し、同海域から離れるよう警告したが、これを拒否された。中国海警船は日本側に向かって「ここは中国が管轄する海域だ。日本の船は中国の主権を侵害している」と叫んだ。
日本メディアはこうした動きを受け、「11日は日本が尖閣を国有化してからちょうど1周年だ」と指摘。中国国家海洋局は10日に釣魚島(尖閣諸島)周辺で大規模なパトロールを開始したと発表しているが、「中国側がこの敏感な時期に対日圧力を強化しようとしている」と警戒感を示した。
同じような力の対抗は外交当局の間でも繰り広げられた。齋木昭隆外務次官は10日、外務省に駐日中国大使を呼び、厳重に抗議した。菅義偉内閣官房長官も「極めて遺憾」と表明。「領土、領海、領空を守るため引き続き厳正に対応する」「絶対に譲歩しない」などと公然と述べている。
一方、中国外交部は「中国側の釣魚島の主権を守る決意と意志はゆるぎない。中国公船が中国の釣魚島領海でパトロールを行うのは管轄権を行使した正常な公務活動だ」と反論。「日本側は故意に挑発している」として、「それによりもたらされる結果を必ず負担しなければならない」と警告した。
一部の海外メディアはこうした日中の攻防について、「日本側の態度は昨年と変わらない。これでは中国側を激怒させるのは必至だ」との見解を示している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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.「日本側の挑発」?射撃管制レーダー照射以上の挑発と言うと、発砲ぐらいですが、何か?
さて、如何だろうか。
まあ、タイトルからしていきなり「違和感あり」だな。「駆逐戦」ってのは、中国語かね?「駆逐戦車」ならばJagd Panzerの訳だが、尖閣諸島をめぐって陸戦は(まだ)生起していない。「駆逐艦戦」と言うと「駆逐艦同士の戦い」に思えるが、昔なら「水雷戦」と言う処。「砲雷戦」とは現代でもいうモノの、上掲記事に登場する日本側は海上保安庁で、駆逐艦は装備していない(※1)。
何はともあれ、「釣魚島(尖閣諸島)から8カイリの海域」と言うから押しも押されもせぬ尖閣諸島の領海で、中国側海警船7隻に対し我らが海上保安庁の7隻が迎撃に出、「監視と阻止を行った。」と上掲記事で環球時報も認めている以上、この「駆逐戦」、例によって例の如く我らが海上保安庁の勝利に終わった、という事だ(※2)。
1〉 中国外交部は
2〉「中国側の釣魚島の主権を守る決意と意志はゆるぎない。
3〉中国公船が中国の釣魚島領海でパトロールを行うのは管轄権を行使した正常な公務活動だ」と反論。
4〉「日本側は故意に挑発している」として、
5〉「それによりもたらされる結果を必ず負担しなければならない」と警告した。
などと言う中国外交部の「反論と警告」も、常態化した感があるが、章題にもした通り「射撃管制レーダー照射」を上回る挑発は、最早「発砲」ぐらいしか残っていない。無論、我らが海上保安庁が今回の「駆逐戦」で「発砲した」なんて事実は無い。これで上記4〉「故意に挑発」と称し、上記5〉「それによりもたらされる結果を必ず負担しなければならない」などと恫喝するのだから、笑止だ。その論法で行けば、中華人民共和国は、「射撃管制レーダー照射によりもたらされる結果」を、どう「負担」する心算なのかね。
挙句の果ての上掲記事〆は、
6〉 一部の海外メディアはこうした日中の攻防について、
7〉「日本側の態度は昨年と変わらない。これでは中国側を激怒させるのは必至だ」
8〉との見解を示している。
などと、「一部海外メディア」を引用し、上記5〉恫喝の後押しを、「外圧に頼ろう」と言う意図だろう。まあ、それだけ上記5〉恫喝に自信が無いという事だ。その上環球時報自身の主張ですらなく「一部海外メディア」に代弁させることで「恫喝の責任」は免れる。大陸ってのは、豪放磊落気宇壮大が売り物じゃぁなかったのかね。ああ、「売り物なだけ」か。
とどのつまりはタイトルにした通り。「怒るとどうなる?(※3)」だ。また反日暴動でも扇動するのかね?或いはレアメタル禁輸かね?進出企業いじめは、もう実施中だな。前二者にしても、民主党政権時代でさえあの程度の効果しかなかった。なんだったら試して御覧な。
<注釈>
(※1) アメリカ沿岸警備隊だと、「カッター」と称しつつ、実質フリゲイトだたりするが。それでも「駆逐艦」じゃぁないよなぁ。(※2) 無論、ゆめゆめ油断も慢心もすべきではないが。(※3) 「兎とダンスでも踊るのか?」と続くのは、寺沢武市作「コブラ」のセリフだ。多分。